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長期インターンで、好きこそ物の上手なれ、の先をいく話

はじめまして!慶應義塾大学3年の岩﨑です。
JBAで、インターン生として携わり始めてから約半年が過ぎました。
今回は私が好きなことの延長線で飛び込んだJBAという世界で、どんなふうに自分が変わっていったのか、変わった先で現在携わっている、編集というお仕事領域の話も含めてお話ししたいと思います。


JBAに飛び込む動機

そもそも、私がJBAに興味を持って入社を考えたきっかけは、大学のサークル活動で従事していた「フリーマガジンの制作」でした。

JBAの説明会で聞いた「社内報ビジネス」。
初めに業務内容を聞いたときはフリーマガジン制作と通じるものを感じ、
興味を持ち始めました。

サークル活動を通じて冊子コンテンツを作るのが好きだったので、
「そういった時間をもっとたくさん持てるなら」
と徐々に入社意欲を高めていきました。

極めつけは宣伝メッセージの中で見つけた
「JBAは伝えるのプロ集団」というフレーズです。
大学での発信活動だけでは出会えない、
レベルの高い人たちが何人も集う場所で「伝える」を追求したいと思い、
入社したのでした。

いざ飛び込んで…

JBAに在籍してから今まで約半年が過ぎ、自分の考えが180度変わるという経験を何度もしてきましたが、特に大きく変わったなと感じるのが「伝える」に対する意識の変化です。

JBAに入社する前の私は、
「伝える=自分の伝えたいことを伝えたいように表現する」
と捉えていて、フリーマガジンをはじめ冊子というのはまさに自己を表現する場所だと思っていました。

しかし、JBAに入社してからは、
「伝える=徹底的な相手視点に立った元で、何をなぜどのように伝えたいのか考える」
だと考えるようになりました。つまり、伝えるだけではなく「伝わる」ものにすることを追求し始めたのです。


世界がガラッと変わったわけ

なぜここまで考え方が変わったのか、理由としては2つあります。

一つ目は、リアルビジネスだからこその「お客さん」の存在。

JBAで関わらせていただく全てのお仕事には、明確に相対するお客さんがいます。

私たちの伝えたいこと以前に、お客さんは何を伝えたいのか?
以前藤堂さんが記事の中で「某大手物流企業」のWebライティングを紹介していましたが、JBAがおつきあいさせていただいているのは超一流の大手企業ばかり。
何千人、何万人、何十万人と社員を抱える大企業の方々と日々お仕事をしています。

伝えたいことを伝わるようにする

お客さんは抱えているたくさんの「伝えたい」という思いを持って、JBAの元へ相談してくださいます。
それを、お客さんが抱える何千人、何万人、何十万人の社員さんへ着実に「伝わる」ものに実現するのがJBAの役割だと言えます。

二つ目は、相手のことを想うことで生まれる強い責任感。

日々私たちが、日本トップレベルの企業の方々とお仕事をさせていただいていることを先ほど説明しました。

だからこそ、当然全てのことにおいて責任が発生します。
フリーマガジンを作っていた時のような、「誰かの心に留まればそれでいいや」では駄目なのです。

きちんとお客さんのもとへ、社員さんへ届くまで、そして届けたその後も責任を持つ必要があります。

では、その責任は誰が持つのでしょうか?

インターン生と言っても自分、学生だしな…やっぱり最後は社員さん?
いえいえ、自分です。

インターン生という属性こそあれ、JBAではインターン生(学生)と社員さんという垣根を作らずにお客さんとお仕事をさせていただけることが最大の魅力です。
そしてそれは、同時にお客さんへ提供するものの責任を背負うことも意味します。

学生なのに責任取らされるんだ…
そんなネガティブな捉え方をしていませんか?

私が言いたいのは、「自分の一挙手一投足がお客さんの未来を変える」ということです。

ここで一点注意しておきたいのは、自分に裁量権があるから頑張れる、というロジックではない点です。
裁量権と責任を伴ってやっているその先には、相対するお客さんの姿があるのです。

自分の仕事の先には当然お客様がいて、お客さまからの反応がある。
そう考えれば自分の一つ一つの行動に対して自ずと、

「本当にこの内容で、このクオリティでいいのか?」
「本当にこれでお客さんが満足するのか?」
振り返るようになります。

それが自分自身で責任を持つこと、自責だと考えています。


変わった先の世界で抱いた疑問

ここまで「伝える」を極めたいと意気込んだ私が、この半年間でその意識を大きく変化させた理由についてお話ししました。

前述の通り、発信活動に興味のあった私は「伝える」を追求するためJBAにやってきて、そこで「伝える」を「伝わる」にすることの重要性について、身をもって体感しました。

そこで私がぶち当たった壁は、

「伝える」はいかにして「伝わる」になるのか?

ということです。しかも、伝える相手はトップレベルにいる大手企業。

伝えたいだけじゃなくて相手にしっかりと伝わるものにする必要がある!そう気づいたからといって、すぐに実行できるわけではありません。


解決の糸口と自分の目指す道

その折に出会ったのが「編集」というお仕事の領域でした。

編集とは簡単に言えば、お客さんの抱える「伝えたい!」「これが言いたい!」を伝わる形に落とし込む段階です。

お客様の伝えたいことに関して、

なんのためにそれを伝えたいのか(目的)
どういった経緯で「伝えたい」が生まれたのか(背景)
なぜそれを伝える必要があるのか(課題)
伝えた先でどう思ってほしいのか(期待効果)
を考え抜き、お客様の目的を達成するために、どんな伝え方をすればいいのか考える。

これが編集の仕事です。

媒体は紙の冊子がいいのかそれともWebサイト形式がいいのか、どのような紙面設計、レイアウトで伝えればいいのか、お客さまの目的や課題感を考えて、それら設計の全てを創りあげていきます。

お客様の「伝えたい」を「伝える」にする工程に一番ダイレクトにかかわれるのが編集の仕事だと思っています。お客さまの「伝えたい」の根本の目的にまで立ち返って、コンテンツ全体に関われるのは編集ならではの魅力です。

考えることはとにかく多いですが、その分やりがいもとても大きい仕事です!

この「編集」というお仕事領域を通して、お客さんが日々JBAに持ち込んでくださる、たくさんの「伝えたい!」という思いを叶える一手になりたい。
そういう思いを持ちながら現在編集という領域で従事させていただいています。

具体的に編集って何をするお仕事なの?

まだ編集の具体的な仕事のイメージがつきづらいと思うので、ここからは私が編集職として担当した案件の一つを紹介させていただきます。

その案件は、某交通業界大手のお客さまが発行する社内報の、特集企画を組み編集させていただくというもの。

特集企画は、二十数ページある社内報の見開き数ページ分。
お客さんが事業をしているエリアで新しく施設がオープンすることが決まり、その施設に関して、社内報の企画として大々的に特集が組まれることになりました。
その施設の紹介企画を任せていただくことになったのです。

仕事をいただいた時は、完成誌面のイメージが全く決まっておらず、それどころかどんな企画を誌面に載せるのかも乗っていない状態でした。編集である私がどんな企画を掲載するかを考えるところからのスタートだったのです。

完成誌面のイメージが全然決まってないとは困ったな…企画の目的とかどうやって考えればいいんだ…掲載する情報は自分で調べて探してこなくてはいけないのか…大変だ…と様々な悩みを持ちましたが、まずは基本に立ち返ろうと、先ほど述べた目的、背景、課題、期待効果を考えることにしました。

まずは、なぜプロデュースしている施設を取り上げたいのか?という目的の部分を考えました。
その企画がお客さんの社内報で扱われる意味や、なぜこの時期・タイミングにその企画を社内報で取り扱う理由を追求していくと、施設のあるエリアで営業していることによるお客さんの企業価値を向上させたいという目的に辿り着きます。

次に、編集するにあたってどういう情報が必要なのか?
施設内部の紹介はもちろん、エリアとの関係性の情報も必要ですよね。

そして、社内報を読んだ読者、その企画を目にした読者にどう思ってもらいたいのか?
読むのは一般の人ではなく、本社や現場で動く社員さんです。営業エリア内で施設をプロデュースしたみたいに、社員さんたちが新しく何かを始める時の着想になってほしい、ヒントを得られる企画にしたい。
そう考えれば、プロデュースを担当した営業エリアに関係する社員さんが、その施設に関してどう歩んできたのか、どんな苦労があったのか、そういった情報があったら他に社員さんへの気づきとなりますよね。

では、考え出した情報を社内報の誌面の中でどのような展開にすれば、目的を達成した企画になるのか?いきなりプロデュースを担当した社員さんが話しては、状況がわからないですよね。まずは施設の全貌を紹介して概要を掴まないといけません。

そのような思考を経て、まずは施設の全貌を紹介し、その後に、その施設のオープンまでの社員さんの苦労、施設内部の詳細やエリアとの関係性の紹介を行う、というような企画の構成が固まりました。

この段階を固めた後に、ようやくページのレイアウトやデザインといった見せ方・見え方の部分を考えます。ここまでが編集の仕事です。

後はデザイナー、ライターに依頼して、一つ一つの記事やデザインを作成し、それを集めることで社内報が完成します。

こんな風に、編集の仕事では、企業の伝えたいことがどうやったら正しく「伝わる」のかとにかく考えつくします。その思考の結果を、企画や媒体、誌面の構成などの伝え方に落とし込んでいくのです。

このプロジェクトでは、お客さまの目的や背景をうまく把握することができ、その目的に沿う形で企画を提案させていただいたため、お客さまからも好評をいただくことができました。


お客様の「伝えたい」を実現できる最高の仕事

いかがだったでしょうか?

JBAの編集職は、お客様の「伝えたい!」想いを「伝わる」カタチに実現する仕事。お客様の「伝えたい」想いをくみ取って、読者へとそれを届けるとても素敵な仕事です。学生のうちからこんなにやりがいあって、「伝える」ことに精通することができる仕事に関われる環境はなかなかないと思います。

また、ここまでの話は、当たり前ですが全て私が日々JBAで経験した事実・感じたことから書いています。これは、決して、大学のサークル活動でフリーマガジンを制作していた私では到達することのできなかった領域です。

リアルビジネスの場に身を置いているからこそ、
自分の一個一個のアクションの先に明確に相対するお客さんがいるからこそ、
自分で実行力、責任を伴って行動することができるからこそ、
話せる経験、感じることなのです。

JBAはリアルなビジネスの場で、「伝える」に全力で向き合い、編集という立場でそれに取り組むことができる会社です。この記事を読んで編集の仕事に興味がわいた方は、ぜひこの環境に飛び込んできてほしいです。

私のように「伝えたい!」というとよい想いを持つ皆さんと一緒にお仕事できることを楽しみにしています!


JBAの編集職についてさらに詳しく知りたい!という方は、こちらの記事もぜひお読みください!

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