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さすらおう

Twitterの四国の写真に心ひかれた。大好きな角田光代の新しい本は香川を舞台にした話だった。

そうか、私は四国に行きたいのだと気づいた。

もうすぐゴールデンウイーク。寝台列車に乗って香川へ行くプランを立てた。

28日、会社帰りに電車に乗る。ああ、寝台列車で非日常感あふれるひと時を味わうなんて素敵!

というわけで、予約日初日の今日、ミドリの窓口に行った。しかし、チケットは完売。結果として寝台列車には乗れないがワクワクとした高揚感が味わえたのでよしとしよう。

寝台列車には乗れなくても、28日は会社帰りに新幹線でとりあえず岡山まで行くことにした。切符買った。夜、3時間新幹線に乗って知らない土地に行くのもまた非日常。よいではないか!!

コロナの世の中は毎日が日常。仕事もとても大変。気分がワクワクすることが少ない。お友達と思う存分話したい。リモート飲み会の微妙な間を感じることなく話したり笑ったりしたい。でもできない。

色々な制限とストレスが多い中で、旅行に行こうと決めたら開放感(解放感??)が半端ない。

ガイドブックを読む。香川が舞台の小説を読む。行きの新幹線と帰りの飛行機のチケットを予約する。岡山に住むお友達に会えるかどうか、あえてきれいなハガキに一筆書いて尋ねてみる。すべてが楽しい!!テンション上がる!!

一気に非日常感があふれて、仕事の嫌さ、日常の退屈さを忘れた。

幸福度が一気に上がった!!

奥田民生じゃないけど、「さすらいもしないでこのまましなねーぞ」って感じ。

さすらわない人が多い中で私はやっぱりさすらいたい。あと1か月、早くこないかな。


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