見出し画像

3月の購入本紹介

今月もまた本を買った。

今回は、予定が夕方には終わった日に勢いで書店に寄って、以前貰った図書カードを使って購入した。

やっぱり一度に二冊買うことになる。
本命と挑戦という意識なのだろうか。

この頃、電子書籍でフランス語から翻訳された作品を読んでいたので、次は一度日本の作品に戻ってこようと思い、二冊とも日本で出版された翻訳を介していない本を選んだ。(フランスの本の話はまたどこかで。)

このnoteがあなたの選択の参考や共感の種になってくれるなら嬉しい。

一冊目

さんかく/千早茜/祥伝社

ずっとずっと気になっていた一冊だ。

恋はもういらないというデザイナーの夕香。かつて夕香の職場でバイトをしていた正和。恋人の正和よりも研究一筋の、大学院生の華。偶然再会した夕香と正和は度々食事を共にするうちに、夕香の暮らす京町家で同居することに。理由は食の趣味が合うから。ただそれだけ。なのに正和は華に打ち明けられなくて…。揺れ動く、三角関係未満の女、男、女の物語。

さんかく/千早茜/祥伝社 背表紙より

食に関する「三角食べ」という言葉、恋愛における「三角」関係…。
タイトルの「さんかく」がどのような意味を持っていくのか。

購入したのは3日ほど前だが、既に読み始めており、始めの数ページで千早茜さんの文章が好きなことをまた自覚させられた。

あらすじに書いていた主人公の考えと自分の考えが似ていたこと、この頃体重の増減がいつもより激しくて食に対して向き合わないといけないと思っていたころだったことから購入を決めた。

これを書いている間も早く読みたくて仕方ない。
どんな結末が待っているのだろうか。

二冊目

革命前夜/須賀しのぶ/文藝春秋

これも年明けから気になっていた一冊だ。
なによりもタイトルがその要因だが、その詳細はあえて伏せておく。

バブル期に日本を離れ、東ドイツに音楽留学したピアニストの眞山。個性溢れる才能たちの中、自分の音を求めてあがく眞山は、ある時、教会で啓示のようなバッハに出会う。演奏者は美貌のオルガン奏者。彼女は国家保安局(シユターン)の監視対象だった…。冷戦下のドイツを舞台に青年音楽家の成長を描く歴史エンターテインメント。 ―解説・朝井リョウ

革命前夜/須賀しのぶ/文藝春秋 背表紙より

このようなあらすじだ。

ちなみにだが、私もピアノを習っていたことがある。
また、最近ドイツに行く機会もあった。
そんな中でこの本を読んだら、いつも以上に得られるものがあるのではないかと思った。

最後に

今日から少し時間に余裕がある。
この二冊をどこまで読み進められるか楽しみだ。

では、また。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?