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児童相談所と子どもいる場所

何かしらの理由で親が子どもを育てられない状況になった時の場合、児童相談所や児童養護施設、お役所関係が関わって来ることになる。

虐待
入院
精神疾患
死別

などなど

表で見ている
いわゆる一般家庭、子育て中のご家族
その「当たり前」の風景と同じ数の家族がどうしようもない状況になってしまっているのも
自分がこうなって初めて知る。
いや、きっと
「当たり前」に「幸せ」そうな家族もみんななにかしら抱えて頑張って生きている。

預けられることになって
夫ともちろん色々調べたが、
実際自分の子どもがどういうところでどういう環境で生活しているかを細かく教えてはくれない。
必ず児童相談所を通して、乳児院や保護施設と連絡を取る。

きちんとご飯を食べているか?
体調はどうか?
寝られているか?
どんな気持ちの様子か?

それは聞いたら教えてくれるけど、
どうやって寝ているか
どんな子と一緒に生活しているかなどは知ることはできない。

さまざまな環境から来る子どもたちも一緒に生活する。

うちの場合
下が10ヶ月なので上の2歳の子と違う施設だ。
そしてまだ自分で全て出来ないほど幼い。

歯を磨いているか
きちんと食べているか
夜泣きしているか
ミルク飲んでいるか

などなど
小中高の子どもたちとは違うが
(もっと上だとそこから学校に通うことや宿題、などなどまた違う状況の生活がある)

とにかく1番びっくりしたことは
預けにいくとき
着の身着のままでいいということ。
オムツも着替えもなにもいらない。
母子手帳と保険証と子ども自身だけ。

着替えやおむつなどはすべて施設で用意している。

いろんな状況で子どもがそこに行かざるを得ないから、
着の身着のままでも対応するということ。

ただこれだけは言えるけど
その施設で子どもを見てくださっている方たちは仕事であって子どもをみるプロであるということ。
虐待などで強制的に連れていかれてしまう子どもに会うのは時間がかかるし難しい状況らしいけれども、
あくまで子どもを守るための制度で環境であるということが分かる。

私の場合は
「母親の心身の休養」
ということなので
比較的子どもに面会しやすい立場だけど、
ちょっと遅かったら他人事じゃなかったと思う。

だから、しんどくなったら

「しんどいです、助けてください」

と言える強さが必要。

#助けを求める #弱さではなく強さ #子育て #うつ #児童相談所

I draw what I saw and want to see. イラストレーター&芸術教育者 只今育児中、心療内科に通うサバイバー