教科書というものに目を通さなくても良くなって、テストていう最大苦イベントも無くなって早、数年。

書店へ行くと、参考書のコーナーに行かずとも、「学び直し系」の本がたくさん目に入ってくる。

もっと勉強しとけばよかった。という後悔はもちろんあるのだが、それ以前にもっとみになる勉強をしたかった。と先生に怒りを向ける悪い大人子供が私です。

「学び直し」系の本にはついつい惹かれてしまう。

特に、高校も途中でやめて、大学も途中でやめた身分なので、勉強はちゃんと基礎からやらなければ、、、と毎日頭の片隅に置きながらおいしいご飯を食べたり、ネットフリックスをみたりして結局、このありさまです。

そんな自分に呆れて学び直し系の本や、こんなグータラな私でも読めそうな本を、、、、とセレクトして大人の学習本を買うのですが、買ったはいいものの、最後まで読んで、実践した経験があまりない私。

実は、今回の「東大の先生！文系の私に超わかりやすく数学を教えてください！」も、中身を1ページも読まずして、ずっと本棚に眠らせていたのです。

部屋の片付けついでに開いてみると、、

目に優しい大きな文字！
文章じゃなく、会話形式！
しかも全部の会話に顔イラスト付き！
縦ではなく横書き！

なんだ！この本！！！

よくある参考書のように、一方的な講義ではなく、「対話形式」になっているのです。

それも、できる人とできる人の対話ではなく、ド文系と数学のすんごい人の対話。

だから、一言一言に「わからない人ならでばの視点」が盛り込まれている。

本来、「頑張って読む」ものであるはずの学習本。

しかし、この本はがんばらなくても、気軽に読めて、すんなり理解できる。

「なア〜んだ！数学ってこんなに面白かったの？！数学の色はいつも青系だったし、いつもみんなから嫌われていて、クールを装ってきた数学。こんなに奥深くて面白い奴とは知らなかった！私、理系の大学行けたじゃん！」

この本読むとこんな気持ちになります。

あと、「この先生から数学を教わりたかった！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

この気持ちに100％なります。

数学の先生なのに、ことばでとってもわかりやすく説明してくれる。
しかも、大事な部分のみ！

ちなみに、この本の中で中学1年生分の数学は10分くらいで終わってます。（はやい。これなら学校行く。）

あんなにクールで冷たい数学が、この本を読み終えた後は満面の微笑みで私に寄り添ってくれるようになる。そんな本です。

あの時、何日も、何週間も悩んだ問題が、この先生の講義のおかげですんなり解けるようになります。

この本の説明欄

〈R16指定〉
中学生は決して読まないでください! ! 5〜6時間で中学3年分の数学がほぼ終わってしまう
「禁断の書」ついに発刊! 本書は、中学・高校で数学に挫折してしまった大人のための
「最速・最短で数学のやり直しができる本」です。誰にでも必要な数学知識の基礎になる中学数学。
時間がない社会人のために、
3年分で学ぶ内容を、ぎゅっと凝縮しました。本書のために、つくられた「3つのゴール」を目指して問題を解くと、
中学数学で習う最重要の単元がほぼすべて学べます。東大人気教授の数学教室、開校です!

【目次】 はじめに
1日め 僕たちは、なぜ数学を勉強するのか?
2日め 中学数学を最速・最短で学ぶ
3日め いきなり! 中学数学の頂点「二次方程式」をマスターする‼
4日め サクッと理解! 中学数学の「関数」をマスターする‼
5日め 余裕で! 中学数学の「図形」をマスターする‼
6日め 〈特別授業〉数学の最高峰「微分積分」を体験してみる!!
おわりに

こう書いてあります　が、　私が中学生の頃にタイムスリップするなら百均コスメとともにこの本も持っていきます。そして誇らしげにクラスメイトにこの授業をしたい。