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Dark Side Of The Welfare2「Welfare Eater」 ~福祉の暗黒面2~

前回に引き続きこの内容です。
某団体の件で急遽弁護団揃い踏みみたいな感じになっていますし、相手の言い分を反証なくデマだの誹謗中傷だのと言って、取材にきた(招待された)新聞などもほぼそのままの状態の報道です。
それを報道といって良いのかどうか、そういう記者会見があったが実際どうなのかを同等の量と姿勢で報道する両論表記が基本と言うジャーナリズムの本質部分はどうなるんだと言う話になっては来ますが、今回はそういう部分もちょっとだけ含めて、書いてみようかなと思います。

それは50年以上前の事……

大体私が生まれる頃に前後して、現状の福祉を変えていこうと言う動きがあったようでして、その中には今やたら話題となっている農福一体や林福一体なんてのも考えて行動する人達もいたそうです。

現在有名どころのこころみ学園などは、初期の段階には死んだ親父の友人関係も関わってた様でその当時の苦労話などは母親も聞いているようですね。

また、林業や農業をやると言う事する場合にも後継者の不足してきていた林業や農業への解決策としての道を期待する向きも多かったようです。
我が峠工房もこの横浜の片田舎つうかもう超田舎のエリアを選んだのは農業による自立というのを、父親の構想の中にはあったからと言うのがあるようです。

この新しい福祉、障害者や障害児、老人、高齢者などのための生活と仕事、勉強の場、自立したそれぞれのための個人として生きる場所の確保、社会に居場所を作るための事業ということで、当時の福祉畑の人は模索していたそうです。

そのために、いろんな苦労があってウチの場合には当初予定していた私有地が近隣の有力者が障害者が来る(当時でいえばカタワが来ると言って)と言う事で使えなくなるなどの苦労がありました。
あの時代の普通は、知恵遅れ、身体障害、キチガイは閉じ込めておけ!な意識がまだまだ根強い時代でしたから拒否されるのもわかるんですけれどもね。
そんな土地も今じゃあ、放課後デイやらなにやら林立してますけどね!!←
そういう無理解などによる問題は多々あったのですし、また新規の福祉ということで利権構造への打撃なんて面も言われた時代でした。

金に群がる方々

新しいことを始める場合には、当然金が必要です。
どんなに金を集めていても、新規事業であればあるほど金は必要になりますし、その金を集める事が大事になります。

峠工房の場合には、父親が教師だった事から退職金ありでしたが融資も受けています。
また、寄付や募金などをも受け付けていましたがまあ、そうそう簡単に金は集まりません。
これは現在でも同様で2005年頃に、自殺防止とメンタル疾患対応のカウンセリングNPOを立ち上げて運用するときに手伝っても簡単には行きません。
立ち上げました、ほい寄付しますなんてのは夢のまた夢で数年内で軌道に乗るってが珍しい。
言い方悪いですが客寄せパンダがいないかぎり数年で潤沢な資金なんてありえないのですよね。

そういう状況ですが、峠工房発足当時にいわゆる左翼革新系の方々がきて手伝う、資金集めは任せてくださいと言って動き、峠工房の名で金を集めたそうですが(融資などのいわゆる借金ではないらしい)、手数料だのなんだのと言ってだいぶ持っていかれた、なんて話を聞いています。
事実、その頃のウチは貧乏で今もその影響はでかいようですがこれはまた別の話かな、と。
その方々を紹介したのがどうも当時の社会党系の議員様だそうで?
なんで、今も母親が左派系を信頼してるのかよくわからんですw

また林業をやると言う人の場合、まず福祉系の方々(当然左派革新系の一団)から反対だ危険だ、障害者を使って金儲けしようとしてるなどの声があがり、かなりの抗議や非難がきたそうですが、とうとう嫌がらせの度が過ぎて断念したとも聞いています。
この断念してからしばらくしてから後、その団体さんやらそれらが支援しているまたはそれらを支援している政治家の方面から、同じ様な企画がでて事を始めたそうですね。

折しも林業が衰退してきた時期なんですから長続きはしなかったとか。
もともとのプランだと、おそらくはものすごく早い時点での環境保護や自然維持の活動になってそれが利益を生む形だったように聞いています。
ただ金になりそうだ、金にするなどの魂胆で数十年前の可能性などを潰したと言う事だけはどうも事実の様です。

同様に農業もこの利権に関わる感じで潰されたようですね。
同じ農業をやってきてるこころみ学園は発足時のメンバーに大蔵省の役人がいた事や、開始する場所の選定がたまたまそういう利権主義左派(とでも言うべきか)の目につきにくい、言ってしまえば不便な土地、無名の地域だったことが幸いした、なんて話も聞かないではないですしどこで金儲けを考えているかをその様な輩が考えているか?と言うことでの分かれ道と言うのはあるのではないか、と思います。

林業がまだ基幹産業もしくはそれに近い位置に居たから目をつけられた、お役人が居た上にマイナーエリアだから近寄って来なかったなんてことを考えてみると、様々な面で福祉は金を不正に得る場所として利用されていた、と言うことは言えると思います。

不正資金、マネーロンダリングは…

不正な資金を得るとなると、最近で与党自民党しかしないと言う風に思う人も多いと思いますし、年を経た人が野党の不正がでてきたら同情的になる姿をみてダブスタひどい!と怒った若い人もいるかと思います。
ただ、この手の問題は長い間にマスコミがイメージ付けたと言うことも言えますし、自民党(ひいてはアメリカ)憎しの為に殊更にひどい部分を誇張しているなんて面は否定できないと思うのですね。

その結果、不正な資金の確保やマネーロンダリングと言う面では福祉方面、それも野党や革新、リベラル系、左派系等に多かったと言うことも言えなくもありません。
この手の政党や政治家、代議士などは与党と違って地元の福祉に強いなんて言う話は聞き及ぶと思いますが、反面「口利きをして利益を分配させる」ということの旨味を知ってしまう人達でもあります。
与党に比べてというか自民党の政治家に比べて資産の無いもしくは、寄付等の少ない野党代議士はこの口利きをして、福祉事業者や事業所、法人との関係を深くしていき、そこから自身の政治資金を貯めていくなんて方法をとる人も居ます。

福祉法人との関係を掴んだら離さないようにして、事あるごとに顔を出すと言う代議士は野党の人に多く、そして熱心と言う印象をもっている人の多いでしょうが、実際には顔をだしていく中で、利益もしくは利用価値が薄いと思うと切り捨てる人は今も絶えません。
近年でも、そういう人や政党の問題は聞きますし、実際にそれが元での査察と返還(これも億のかねの返還だったと聞きます)を処分された団体もいる、と言うのはあるそうです。

もともと、厳しい状態の親の会なんかが母体の団体を発足するときに政治家が絡むと言うことになると、法人化の際に理事もしくは役員の一人か顧問にいたりしますし、給与がでないことになっているのも活動実費で支払うなっている場合もあったりします。

また、代議士の多くには弁護士や税理士、会計士の資格を持っている人もいて自分の事務所を会計事務の委託先とする場合も多々あるとか。
そうなると、費用を捻出の為に会計や報告をごまかすことを始めて行くに都合が良い訳ですね。
それが積み重なると、二年もすると立派に不正会計慣れ(なれるなよとは思うが)して行き、数千万から億単位での不正会計をやってしまうってなります。

良いことをしてるのだから!てのは某団体関係でも聞きますが、過去からもそういう擁護はありまして、社会のためにやっているから!と言う代議士や支援政治家、もしくは知識人の声などで役所が穏便に済ませるというのもあったりはした様ですが、だいたいはそのへんは繋がっていて金のやり取りや相応の返礼があると言う問題は過去からあるようですね。
実際、政治家や政党の支持者や支援者が当人や政党が望んでいないのにそういう返礼や謝礼、またお礼の為に手伝いなさいと言うことを言ってくる事例もあったりしますし、断った場合の嫌がらせ(犯罪にならないレベルで)と言うHPを削られる事態も起こらないではないのですね。

福祉につながると言うことは……

政治家や政党にしてみれば、労せずして支持者や支持母体、また資金源を得ることを指していると言っても過言ではないかもしれません。
政治的クリーンを謳う政党ほどそういう所に接触しますけれども、その接触が元で何が起こるか?何をしているかを考えるとちょっと空恐ろしいものがありますね。

政党や政治家と関係が強い、繋りが強いというだけで相手、特に役所を相手にする時は勝手に気を使ってもらえるなんてありますし、与党ではなく野党でもメディア受けの良い政党であるならば、役所や行政の窓口はいらぬスキャンダルや問題を恐れてぬるい対応をするなんてこともあります。
多分これは今でも変わっていないでしょうし、また某団体代表とつながりの強さを指摘されている防政党だったりすると、周囲の市民の動きを恐れてしまうなんてのも無い訳ではなかった、と言うのはおそらく役所の人と仲良くなると聞くことができると思います。

その流れで聞くと分かるのは、その政党や政治家、市民団体などとの関係が切れた時に、逆に事業者や法人への対応がひどいことになる、なんて面も。
それまで、数年(場合によっては数十年)の間政党や政治家などの威光を使っていたわけですから、担当の代替わりがあっても通達はされます。
その中で、政党との繋りで威張ってるだけが独り歩きすると、過去を知らない新人は、政党の加護が無いのだからと通常もしくは今まで分の不正、ぬるい部分の改善をも含めて必要以上に厳しくなるてのもある場合も。

変に政党や政治家が近寄ってきてそれに対してうっかり乗ってしまうと金や支持者、人を得た後にそうやって潰すよ?なんて話も過去にはあったようですから、不正の無い政党、ダークな面の無い政党や政治家なんてのは存在しないと思い、やつらはエナジードレインを使うモンスターだと理解して付き合うのが本当とも言えなくもないのですね。

もちろん、そんなことはない、某党なら大丈夫だ!なんて思う人、信じる人も居るかと思いますが、しかしそう簡単には世の中まいりません。

いつの世でも、悪代官と越後屋は健全なのですよ…。



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