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もう少しだけ「踏ん張れ」と言われた父からの言葉。

あと5年足らずで定年を迎える父。

昔ながらの考えをもつ、いわゆる『終身雇用制度』『実力主義』『縦社会』。
そんな言葉たちを耳にタコができるほど聞きながら汗水垂らして社畜のように働いてきた父。

昔から国内、海外問わず出張で飛び回ってきたからこそ、何度も命をとられるような事件や災害に巻き込まれてきた経験がある。

一つの会社に十数年以上も身を捧げ、家族のために働いてきた父。
世間で言えば、もう良い年と言われる年代だ。そんな父は今もなお国内や海外を飛び回っている。

「少しくらい休んだらいいんじゃ...」と心配する母をよそに心は20代の頃と変わらないままバリバリ働こうとする父。

いつか倒れてしまうんじゃないか...と私自身も毎日ココロの中で不安を抱えているのは事実だ。

そんな父とは真逆の人生を生きている私。何度も転職を重ね、いまだに自分には何の仕事が向いているのかさえ、確信できていない状態だ。

年金やら増税やら保険と、たまにふと生きていることに対して嫌気がさし、大きなため息をつくことがある。

そんなときに、父から送られてきた一通のLINE。

「父ちゃん、まだまだ現役で働くで!だから、〇〇も、もう少し踏ん張れ!」

この一言が、「もう少し頑張ろう」という気持ちにさせてくれた。

親の言葉は偉大だ。父ちゃんって本当にすげぇ存在。

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