ネイティブ並みの英語力では十分ではない

昨年のことだが、一念発起し、20年ぶりに英語をプロに学ぶことにした。

外資系で幹部として欧米アジアの同僚やエグゼクティブ達と、あるいは戦略コンサルファームでグローバル各地の同僚やグローバル大手企業のクライアントとのコミュニケーションには不自由することは無くなる水準まで自分の英語でのコミュニケーション能力は上がったが、それでは十分ではないという壁にぶち当たった。

「ネイティブ並み」ではダメなのだ。

たとえば日本語をとても巧みに操る外国人がいたとする。そういう人々を直接間接に多く知っているが、彼ら彼女らのほぼ全員は「外国人にしては」日本語がうまい、のだ。しかしたとえば最も気になるのは助詞の不自然使い方など「日本語ネイティブ」であれば決して使わないミスが我々日本語ネイティブには明らかだったりする。

その視点で自分の英語力を客観的に評価すると(オンライン英会話のレベル診断テストでも評価されたが)やはり「ダメ」なのである。

一方で、決してネイティブではないがグローバルに大成功を収めている人の中にはその圧倒的な英語のプレゼンテーションに並外れた英語コミュニケーション能力を見ることができる。

発音、発声、文法、ボキャブラリー、ロジック、ユーモア、いずれをとっても問題ないどころか非凡である。

負ける訳にはいかない。

譲れない。

勝つのだ。

コミュニケーション力は知性そのものだ。

伝えられなければゼロだ。

そして舞台はグローバルなのだ。

上海でも北京でもジャカルタでもホーチミンでもバンコクでもNYでもシカゴでもシアトルでもフランクフルトでもミュンヘンでもノンネイティブが自由自在に苦もなくビジネスコミュニケーションをしている様をこの目で見この耳で聴いてきた。

日本人よ。TOEICの点数など何の意味もないことを自覚して欲しい。

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小林創

ビジネス・アーキテクト/戦略コンサルタント/ピアニスト。ジェミニストラテジーグループ株式会社パートナー。新規事業、成長戦略、ヘルスケア、テクノロジー、グローバル人材、仕事術、アライアンス・マネジメントの講師。MBA、公認PMP、国連英検特A級
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