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【まじか。その考え方があったか!!】:『逆転の発想術』

就活や自己分析、勉強などで僕の中にものすごく心に残った本がある。それが、『逆転の発想術』(メンタリストDaiGoさん)だ。この本がどれだけ価値のある本なのか。

まとめと感想をここで書いていきたいと思う。

心理学をちょっと入りたいと思った人にはいい本だと思う。この発想術は僕はお気に入り。この本はそこまで暑くない割にめちゃくちゃ内容が濃い。なので、全部のことに対するまとめはできないけど、自分がいいなと思った場所だけ、まとめる。

目次

メンタリストDaiGoさん

はじめに

「この本は「柔軟な考え方」のススメ本」と書いてある。
通常の発想とは逆、または違う視点から見てみるという考え方を教えてくれる本で、このはじめにだけを読んでも正直なところ、「ふーん」て感じだった。

プロローグ

プロローグを読んで最初に思ったのは、意外と著書を書いている人は、「いじめられっ子」が多いなと。でもその分、それを乗り越えた経験とHow toを知っているからこそ書けるし、伝えられることがあるんだなと思う。別にいじめが人を強くするみたいな思想はないけど、率直に意外といるなって思った。

簡潔にまとめると、DaiGoさんは小学生から中学2年の時まで虐められていて、その内容も結構なものだったらしい。でも、中学2年の時に工作室での授業時に鉈をいじめグループに投げつけたところ、次の日からいじめは一切なくなったという。その時に、

「自分が動けば、周りに見えている世界hあこんなに簡単に変わるじゃないか」

と思ったらしい。それを気づかせてくれた先生やいじめっ子に感謝していると書いてあるが、これは正直、乗り越えられたからこその言葉で最中は感謝なんて1ミリもないよな。

でもこのことこそ一個の逆転の発想なんじゃないかと思う。

自分のあり方を逆にすれば、自分の見えている景色が変わるんじゃないか
と閃いたらしい。


発見した「逆転の法則」、その方法とは?
いきなり方法を書くか、と。でもこれはあくまでエピソードだった。
「過去の自分」と「未来の自分」を逆転の発想でイメージしてそのために努力をするという、中学生ながらにしては本当に賢い方法を導き出すのはすごいなって。
でもこれが、DaiGoさんにとって重要で、形づくられたものなんだなと思った。

第1章 新しい自分になるための「逆転の発想術」

欠点は先に相手に伝えてしまえ

これはなんとなく聞いたことがあった。欠点を一番最初に伝えることでメリットがある。
・信用が得られる
・長所との対比ができるのでプレゼンしやすくなる
たしかにそうだなと。でもこれは正直、難易度高そうに思う。でもこれが逆転の発想によって簡単とは言わないでも難易度は下がるのではないか。

長所と短所を同時に知っておき、短所を伝えて、「誠実」「正直者」というイメージを得て、その上でそれを利用した長所をさらっと入れるとものすごく印象がよくなる


集中力は簡単に鍛えられる!

無理なんだよなぁ。僕は集中力はマジでない。でも「慣れ」って聞いてなるほどって思った。これを見てから、10分という短い時間から集中を初めて見た。でも意外と伸びて、そこそこ行けるようになった。まだまだ足りないけどね。
視界にものを置かない。と書いてあったので、これを読んだ当時大学一年生の僕は物凄い頻度でカフェに行くようになった。カフェに行区ことで必要最低限のものしかない状態で、ワークする。今も、本とパソコンと青い蛍光ペンしかない。

ジンクスとトリガー


「ジンクス」と「トリガー」は僕にとって本当に大きなことだった。僕にとっては、人生を変えた。高校生の頃まで、特にルーティンのような物もなく、やる気もあまりなかった。でも、大学に入って、自分で勉強をするようにする時、「カフェに行く」ということをトリガーとし、それに「コーヒー代をかけるという」付加をつけることによって、いわゆる「やる気」を出した。また、カフェへ行ったら「なにかしらの作業をする」という自分なりのジンクスを作り上げ、コード打ったり、勉強したり、本を読んだり、何かしら自分のための時間を作った。これをし続けていたら、高校生まで、50冊も読まない人間が、たった4年で、50冊を超え、論文なども読むようになり、「活字に対する抵抗を無くす」ことに成功した。
僕はこれを読んでよかったと思った。

目標を達成する

パブリック・コミットメントが良い。「人に自分の野望や目標を言う」と言うことである。僕は高校生までは、「〇〇したい」みたいな言葉は言いたかったがなさすぎて言えなかった。でも、大学に入って、自分で自分のために裏切らない知識などを付けていくうちにアイデアと呼ばれるものが思いつくようになり、今では夢みがちと思われるくらい「〇〇したい」と言えるようになった。夢みがちになることも多いが。言えるようになっただけでも僕は、自分自身で成長したと思う。

第2章 心を強くするための「逆転の発想術」

変化に慣れること

日々の生活を変化させていく。全てを変えていく必要も全てを同じにする必要もないが、何かしらを細かく変えていくことで、「柔軟性」を身に付け、変化に慣れることができる。
最近は僕は勉強する場所を見つけてみたり、発見の旅に出てみたりする。

ストレスを解消するのではなく、原因を探す

この部分を読んで、思ったのは、僕はストレスが多分人より少ない。少ないと言うより、あまり感じないのもあるかもしれない。(ノー天気だなぁ)ただ、僕は一番ストレスが来るのは自分に対して不満がある時が一番多いということ。一度、ストレスを書き出したことがある。それは全部、自分の弱いところでもあった。
自分を変えない限り、ストレスは解消しない。でも変えるだけで解消される。自分は「〇〇ができるようになった」「〇〇をとりあえずやるだけやった」というように経験をわざわざすることによって、ストレス解消になった。満たされていない欲求を満たすのだ。

時間経過とともに消える怒り
僕はあまり怒ることはない。怒るよりテンションが下がる。
昔は結構切れていた。でもある時思ったのは

「怒るのが疲れる。疲れるのにストレスがたまる」

だから怒るのをやめた。人は人だと、面倒くがった。要は怒りという感情のコントロールに成功した。怒りを「文字」「感情」に分ける。これを脳内でできるようになった。この本で。この本には、紙に書くとあるが、それもめんどくさいので、脳の中で自分の声として再生するようにした。意外と行ける笑
感情的にはたぶん瞬間的に思っていることを頭の中で羅列することによって、感情を抑えられるようになった。

マイルールを作る

僕にはマイルールがそこまで多くない。でも、ちょっとストイックに改めてこの本を読んでやってみようと思う。優柔不断を解消したい...
人間関係にもマイルールは必要らしく、それを考えると、僕は下の記事を書いたのはマイルールだなと。


第3章 ピンチをチャンスに変えるための「逆転の発想術」

僕はこれができない。
最終的には、「あたかも集団の中で出た意見をまとめたように見せて、自分の意見に終着させる、着陸させる」ことができるようになってみたい。

そのための、率先するという形は重要となってきて、一番最初に道を作る人になるように次から行動してみようと思う。同調性の原理を活用しまくりたい。

空気を読まないということは日本では難しいことではあるが、空気を作り出すという逆転の発想には完敗した。

自分の流れに話を引き込む

「バックトラッキング」というものがある。相手の言った言葉をそのまま言い返す手法のこと。すなわち、鸚鵡返し要約返しプラスした話をするなどをして相手に同調をして、その上で道をこっちにずらすことや影響を与えるような人の引用をしていきたいと思う。

普段聞かないBGMをかけてみるとアイデアが浮かぶ

音楽だけでなく、照明などの環境を変えるとアイデアが浮かぶというのは、本当だなと思って、何かしらの会議を行った後に、開放感に満ちた状態で外を歩いてみると意外と良さげなアイデアが思いついてしまうのはよく経験する。

第4章 コミュニケーション力を高めるための「逆転の発想術」

第一印象について

最初の7秒、あとの3分で全てが決まる。3分から7分で内面までみられてしまうらしい。第一印象をよくしたところでどうしたいかを考えなければいけない。そのために相手のことを知っておく必要がある。相手のニーズを先に調査しておくことで、自分の自己満足では無い、需要のある第一印象を作り上げることができる。

ギャップを作り出す

僕は第一印象が悪くなることが多い気がする。結構衝撃的なはつげんをすることがあることや馬鹿みたいなこと言うので。でも、その次に何か努力とか誠実を見せることによって、本当は〇〇なんだなと言うふうに思わせる。僕はよくこれを使う。

完成させない

サイガニック効果と言うものがあるらしく、ドラマのような途中で切ることによって、次が気になってしまう心理を利用する。そうすることで、また次にあった時に聞きたいともうすでに次会うことを相手の中で勝手に完結させてしまう。

スペシャリストになる

ジェネラリストという全体を広く浅いという印象ではなく、スペシャリストという狭く深いようなことに絞るとそのほかのことも相乗効果として上がっていくことを利用する。

相手のニーズを引き出す

交渉や悩み相談の時に「聞く」ことに徹底すると相手がこちらに対して何を求めているかがわかる。これをすることによって、どう対応できるかと言うと、相手のニーズに応じた言葉選びができると言うことである。それをすることによって、解決方法や交渉成立の確率がアップする。


第5章 自己嫌悪から抜け出すための「逆転の発想術」

ダイエットの続かない原因は続かない原因を考えないから

ダイエットは僕も続かない。というかしてる意識もあまりない。僕で言うと筋トレが続かない。でもその一つの原因はわかってる最初からきつすぎる。
この本では、逆にしてみることや発信してみることが挙げられている。
それでもやっぱり恥ずかしさみたいなものはある。
ここで僕は、改めてこの本を読んで、将来の自分を書き出すことにした。そうしてそのための健康づくりをしようと思っている。それを少し実行してみようと思う。

「失敗」を「幸運」に変える

これはよく聞く。失敗することによって学ぶことが多い。など。
まぁ実際にそうだけど、失敗はやっぱり怖い。でもその失敗をしないための独力も必要でPDCAはやっぱり最高のサイクル出し、それとともに中身の見直しをしっかりしなければならないと思う。


感想

この本で僕は、自己分析の仕方なども然りだが、共通して、逆転の発想からいろんなことを得られたと思う。一番思うのは、

逆転での発想は、簡単なようで難しい。

だ。「逆転の発想をしてね」と言われたらできるかもしれないが、それはそれで難しい。だからこそ、普段から「逆転の発想」をし続ける訓練をしなければならないと思う。

ちょっとずつちょっとずつ自分に刷り込みたい。



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