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今秋でもっともさむいあさ:室温をどれだけ維持できたか検証して陽あたりのよさにほっとする


はじめに

 そろそろ来るかなとかまえていたらやってきた寒波。かなりつよいらしい。昨夜は念のため掛け敷ふとんをあたたかくなるように準備して寝た。それでもめざめるころには首をすくめてふとんのなかにもぐりこんでいた。ふとんが恋しい季節の到来。暖地のはずのこのあたりでも早朝はひとけたの気温。さて室温はいかほどか。

きょうはそんな話。

寒波の到来

 どうやら今秋いちばんの寒波が南下したらしい。さすがに暖地のこのあたりでもその余波が。昨夜はそれを察知して敷ふとんの下には厚手の布シートを、羽毛掛ふとんの上には毛布をかけてそなえて寝た。

そのかいあってしっかりねむれたが、めざめると首をすくめてふとんにもぐりこんでいた。肩や首すじに冷気をかんじる。きのうまでと室内でも空気のつめたさがちがう。ふとんのなかが恋しくあわてて首をすくめる。こうして風邪をひくのかと納得。

起きたはいいがあまりこのさむさに衣替えが追いついていないと気づく。ねぼけパジャマのままあたたかいセーター類を衣装ケースからみつけだす。こんなこともあろうとケースをクローゼットの手前に置きなおしておいたのは賢明だった。一度は着てみたが午前中にでかけることを思いだし装備がじゅうぶんでなさそうと再度えらびなおす。中程度の防寒の衣類にきりかえ。

さて、室内

 いちばんさむい時間帯の朝6時をまわった。室内の空気は安定している。そんなに新しくはない賃貸マンションだが13~15℃と、屋外との気温差は4~7℃。そこそこ保てているとかんじる。まえに住んでいた木造平屋の家は外とそれほどかわらないぐらいまで下がった。

建てるときに断熱材を多めにいれてもらったがそれほど効果なかった。やはり窓が多すぎて熱がここから出入りしてしまうらしい。床下も板1枚をへだてただけのつくりで、つめたい空気がたたみのすきまからひんやりはいるのをかんじるぐらい。30年ちかくまえの建築当時は二重窓や断熱窓はいまほどすすんでいなかったし、断熱のとらえかたもじゅうぶんではなかった。

もちろんわたしは暑さのほうを気にして風通しをよくしようと窓へのこだわりがつよかった。いまくらしている賃貸と建築年月はかわらないのにこのちがい。やはりかべまわりがコンクリートでおおわれ、しかも最上階のため屋根裏は直射日光であたたまり夜半過ぎてもさめにくい。それを承知でここをえらんだ。冬のさむさのほうが心配と早朝にさがりにくいことを期待して。

まあ納得

 それはほぼ予想どおりだった。内見時に陽あたりのよさを確認できたのはさいわい。もっと家賃を出せれば、断熱窓をそなえた賃貸マンションもあった。あたたかなこの地でさえ断熱の考えかたにもとづきエネルギーの消費をおさえるためのくふうが建築時にほどこされる。これは道理。

おそらくいま家をたてるならばそうするだろうし、長い目で見ればこのほうがコスパもいい。クニも推奨しており、いくつかえらべて建築や改修時にとりいれると補助がある。

これからの時代はじぶんまわりのエネルギー事情はできる範囲で技術をとりいれ、エネルギーの「質」や消費をミニマムにしつつ、環境への負荷を軽減する方向がのぞましいのはまちがいない。

おわりに

 このくらい室内温度を維持できるならばなんとかこの場所で冬をのりきれるとほっとした。もちろん転居にあたり断熱カーテンをとりつける、カーペットを床に敷くなどそれなりにできることをした。これらで最低限の暖房ですみそう。

いまのしごとしだいでつぎに住み場所の検討がはじまる。ここはあくまでも仮ぐらしの場所。くらすうえでだいじなポイントのひとつを今回の経験からとらえられたと思う。


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