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にんじんの種まきに適した時期と季節の変化との関係はよくできたものだと納得した


はじめに

 これも7年まえのやさいづくりをさかんやっていたなかでの気づき。こうした季節の変わりめに数日おきに雨のやってくる時期に種まき(この場合、はたけへのじかまき)をする。

これを知ってから数日間の天気予報と山の天気の変化を注意深くみつめるようになり、よぶんな水まきのてまいらずで発芽率が向上。そのようすをnoteにのこしておく。

きょうはそんな話。

にんじんの種まき

 畑Bに朝7時に上がるとまだ地面がわずかに凍っていた。だんどりよく農作業をすすめるには夜のあける6時まえにはたけにむかい、午前中に終え、夕方の学習サポートにそなえるのがわたしの理想。1日のうちでいちばん寒い時にはたけの土は凍りがち。くわの刃がたたない。しかたなく陽がのぼればとけるだろうと待つしかない。作業小屋をかたづけるなどしていると陽なたの方から溶けてきた。

ようやく畝の表面をほぐしてからにんじんを種まき。春・夏まき兼用の5寸にんじん。晩抽性のもの。どうもこれが四季をつうじてにんじんを3~4度まくここでいちばんつかいやすく味もよい。

これを竹で畝の表面にすじをつけてから、そのすじの部分に約5㎝ずつあけてひとつぶずつまいた。たっぷりすじまきしてもよいのだが、間引きの手間をへらすため。かるくおさえたあと、じょうろで水やりをしてしばらく土を落ちつかせて、そのうえにビニールをかけて周囲を重しでおさえておいた。

すこし寒いので発芽までしばらくかかるはず。

さといものようす

 そのほかの作業としては畑Bのさといもを収穫しおえた。このぶんは種いもになる。葉は最近まで青みが残っていた。葉をとりのぞいて霜でやられないよう作業小屋の奥に入れた。まだ畑Dにはそのまま15株ほどのこる。寒波を2,3度経験したので上の葉は枯れてしまった。

こちらも収穫して種いもを確保しておく。もうしばらくすると植えつけをはじめる。いつものことだがもしかしたらそのまま畑に植わった状態で芽を出すのではと思うことがある。いつも元肥をほどこしにくいのでそうしないし、連作障害がきっとでる。さといもはその最たる作物。

じゃがいもの準備

 縁側で浴光催芽を行うじゃがいもの芽がまだ出ない。あと2週間ぐらいはかかりそう。それまでに畝にたい肥を入れたりほかの準備をしたりしよう。

にんじん、さといも、じゃがいもは例年このはたけでもっとも安定した収穫ができるもの。それが後者ふたつはこのところ動物害がひどい。ほとんど口にできないままの年も。

ことしはたまたまこのはたけににおいのあるローズマリーや刺激のあるとうがらしを密に植えておいたせいか動物たちはあまり近づいてこなかった。例年たくさんある足あとがほとんどなかった。

このあたりに収穫間近のすいかやみかんを持っていってしまう輩が出没するとうわさを聞いた。みかんならば動物ではない。ハサミを使ったのだろう。わたしも収穫しようとしたかぼちゃをごっそり持っていかれたことがある。なにか対策はないか、せめてカメラを稼働させようか。

おわりに

 直まきでは雨の時期にちょうどタイミングが合えば、手間はそれほどいらずに発芽してくれる。とくににんじんは発芽しにくい作物。それだけに芽がでてくれれば半分ほっとする。あとはまびき、追肥にかるく土を寄せるぐらい。慣れてしまえばほんとうに手間いらず。

その土地と気候に合っているものをみつけるまでがたいせつなんだなと最近つくづく思う。

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