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【退職エントリ】適切な退職方法と、忙しい時ほどゆったり行動すべき、という話し。

今は、年度末退職だけでなく中途退職だとしても、新しい職場を見つける可能性が高くなりました。

それ自体は良いことですが、いつ辞めても良いということは、「自分で辞め時を見定める」必要があるということです。

私は、30代で学習塾塾長を辞めるときは、「3月末で退職」という形でした。

そこで私が気をつけたことであり、多くの方に当てはまる重要なことは、「後ろ足で砂をかける」というような退職はしてはいけない、ということです。

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つまり、具体的にはどういうことかといいますと

①会社に対しては、自身の業務や身辺整理をきちんと終了させ、もしくは、引継ぎを行う。

②同僚等に対して、今までの感謝等を伝える挨拶を行う。


ということは最低限しなくてはいけません。

人によっては、「もう退職するのだから、どういった形で辞めても良いのでは?」と考え、適当に退職する方もいらっしゃいますが、それは一番やってはいけないことです。

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何故なら、現在の仕事をしていると結構起こっていることなのですが、どこで前職場関連の方に会うか分からないからです。(意外に世の中は狭いです)

プライベートで出会う程度ならそれほど問題は無いのですが、もしも次の職場の業務関連で会ってしまった場合には、「どのように退職したか」が、その後の業務に大きな影響を及ぼします。

折角、新しい職場で心機一転頑張ろうとしているのに、前職場での振る舞いが足を引っ張ってしまうなんてことは、誰も望んではいないはずです。

少なくとも、「前職場の方に嫌われない退職」が必要です。

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また、行うことは難しいかもしれませんが、

③退職間近ほど、ゆったりした(時間に余裕を持った)行動を取るべきです。


ここからは私の実体験になります。

「塾業界での退職は、生徒の受験が一段落してから行う」ということが塾業界としては当たり前なので、三月に入ってから約2~3週間という短期間で、様々な自分の身の回りの整理をしなくてはいけません。

引っ越し準備が間に合わなさそうだった私は、昼休みに一度帰宅し、ある程度作業してから午後の塾長業務に取り掛かる、という毎日を過ごしていました。

一週間ほどたったある日、家での作業で手間取ってしまい、いつもとは違う通勤経路を70キロ程度で急いで校舎に向かっていたところ、途中で、交通取り締まり(通称ネズミ捕り)に引っ掛かってしまいました。

もちろん私が全面的に悪いのですが、そのせいで

午後の業務に遅れ、引っ越し費用等で厳しかったにも関わらず罰金を払い、ゴールド免許もはく奪され、保険料が高くなる。

という、かなりの精神的・金銭的ダメージを、たった数十分での行動で受けてしまいました。

もう少し早く家での作業を切り上げれば…
もう少し時間に余裕を持って校舎へ向かっていれば…

と、後悔しましたが後の祭りでした。

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上記のことは特殊なことであり、皆さんも同じようになってしまう可能性は低いと思いますが、

忙しい時ほどいつも通りにゆったりとした生活をする、それが余計な仕事を増やさない・次につながる生活を送ることが出来ることにつながる

と思います。



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画像は【yu【ボードゲームファシリテーター】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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