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ネガティブをポジティブに変える薬

一部の人々は、自分の心の中で実行している負のバックグラウンドミュージックを持っていることを知りません。

私もその一人でした。20歳を超えるまで、自分がネガティブなセルフトークを行っていることを知りませんでした。

私はある本を読んだ時、ほかの誰かの否定的な思考を観た時に初めて、自分がネガティブな人間であることに気が付きました。

自分が自分に対して、ネガティブな話し方をしていたことに気がつかなかったんです。

「なんてこった、俺は否定的なことを自分に言っていたんだ」と衝撃を受けたのを覚えています。

もしかしたら、あなたは自分自身に一日中ひどいことを言っているのにもかかわらず、それがどれだけ悪影響を及ぼしているのか理解していないかもしれません。

しかし、このように考えてみてください。

「正しいやり方は絶対に身につかない」

「お前は負け犬だ。誰もがお前を負け犬だと知っている」

「お前はダメなんだ これからもずっと」

これを、他人に言われ続けたらどうなるでしょう。

何度も何度も同じ話をされて信じない人がいるでしょうか?

私だったら信じてしまって「自分はどうしようもない人間だ」と思ってしまいます。

つまり、あなたが否定的な人間であれば、自分の心の中で同じことをしていることになります。

このように考えてみると、否定的な考えが、どれだけ、自分に悪影響を及ぼしているか分かるのではないでしょうか?

もしかしたら、あなたの心のバックグラウンドミュージックはこのような否定的な意見に基づいて行われているかもしれません。

私たちは、その結果悲惨なことになることが多いです。

自分の心に身を任せ、自由に行動していたとしても、結果的に最悪な考えに巻き戻り、また何もできなくなってしまうこともあります。

私自身もそうで、自分に責任を持って行動をしようと奮闘しようとしても、ネガティブな考えに戻ってしまって、何もできなくなってしまうことが多々あります。

そこで、私は考えるための方法をいくつか紹介したいと思います。特にどのようにあなたの思考を変えるかの方法です。

それは、自分の心をポジティブにする方法に関わっています。

あなたの心が病んでいる理由


あなたの地域の水を供給するための貯水池に20年間、毎日毒が10回投与されていることを想像してみてください。すると、その毒は合計で73000回分の毒が投与されていることになります。

これは心の働きの例えです。あなたは過去20年間ネガティブなことを考えてきた場合、自分の心の貯水池を毒してきたことになります。あなたが1日に10回否定的なことを言っている場合は、73000回も自分の心を毒していたことになるということです。

こう考えてみると、あなたの心が否定的な意見で埋め尽くされているのは当然に思えます。

なぜなら、少しずつでも、あなたは心に毒を注入し続けていました。その結果、気が付いたら心を病み、否定的なことを言うのが日常になってしまったということです。

私の場合はこれが大きかったと思います。

私は子供のころから自分の心に否定的でした。何をやろうとしても「自分にはできない」と考えてしまうところがありました。

そうして毒を注入し続けた結果、20歳のころに心を病み、精神科に通うことになってしまいました。

解毒剤を注入する

私は現在22歳になりますが、治療や自分のメンタルのケアのおかげで、否定的になることは少なくなっています。それどころか、ポジティブな意見が増えてきたように感じます。

つまり、ネガティブな意見を止めることで最終的にはあなたの心を浄化することができるということです。

それはどうやって行うのかというのが今回の本題です。

それは目的意識のある、肯定的な思考を行うということにあると思います。


自分が否定的なことを言っているときに気づいて、それをやめる


どんな問題でも対処するための、最初のステップは、問題があることに気づくことです。

あなたが私のようにしている場合は、たぶんあなたも否定的なことに従事していることに気づかなかったのではないでしょうか?

または、それが大したことのないものだと思っていたのではないでしょうか?

自分や他人、世界に対してネガティブな考えを持っていると気付いたら、それをやめましょう。

あなたがそのような考えを持っていると気付くたびに、思考を停止します。

最初のうちはそれしかできないかもしれません。

私はこの思考をしているうちに、頻繁に否定的な思考をしているということに気が付きました。

そうしてやめていくようになって、劇的に物事は変化しました。


否定的な考えを置き換えてみる


一度、あなたの思考や信念がなんであるか理解したら、その後、否定的な考えを変える必要があります。

私の場合は自分がいかに「何もやっていないか」に焦点を当てて考える傾向がありました。

私は、どんなことをしていても、足りないと考えてしまうことが多くあったということです。

どんなに、勉強をしても足りないと考えてしまったり、課題をこなしたとしても完璧にできているか気になってしまうことがありました。

私はこのように考えてしまうと気付いたときに、否定的な考えを置き換えようとしてみました。

最初は、「何をやるにしても多すぎる」にしてみました。

「足りていない」の対照的な考えにしてみたわけです。

しかし、これは全く上手くいきませんでした。

「多すぎる」にするとなぜか物事のやる気がなくなってしまいました。

よく考えれば当然ですが、「多すぎる」というのは、自分は何もしなくても十分なものを持っているという意味です。

そうゆうわけで、この考えに置き換えた時は何もしなくなってしまいました。

つまり、何か言葉を置き換えるときは適切な言葉に置き換えなければいけません。

最終的に落ち着いたのは「何をするにしてもちょうどいい量」という言葉に置き換えた時でした。

この言葉を思いついたときは、いつも自分に言い聞かせていました。

物事が、大きくなったり、拡大してしまったときに私は自分自身に言いました「今ちょうどいい量できている」と。

それは本当に私のためによく働いてくれました。

時には私は意識的な思考を持っていませんでしたが、多くやりすぎそうになると、この思考が小さくしてくれました。

要するに、自分が否定的な発言をしていると気付いたときは、適切な言葉を選び、変える必要があります。

他にも、私は自分のせいにしたくなるタイプです。相手が悪いと分かっていても、自分に責任があったと思わずにはいられないことがよくあります。

例えば、誰かが舌打ちをしたとしましょう。それは自分のせいではないはずです。何か不機嫌になるようなことがあったのでしょう。しかし、それを自分のせいかもしれないと考えてしまいます。「眼があったかな」とかいろいろ考えてしまいます。

そんなときには私は「自分の思考が必ずしも真実ではない」と唱えます。

私が何かを考えているからと言って、それが真実だとは限りません。

私は自分のせいにしたがるタイプなので、私は他人と自分をむずびつけたがります。

そういう思考が、めちゃくちゃなんだと今は理解しています。

このように、自分に当てはまる負の思考が思い浮かんだ時に適切な言葉を選び、言い換えると、自分の思考がはっきりしてきて、それを治すことができるようになります。

最後に

無料で読めるのはここまでになります。無料の記事の部分では、自分がネガティブな脳内会議をしてしまうことに気づいたときに、それをどのようにポジティブな発言に変えるのかに注目して話させてもらいました。

それに引き続き有料の部分では、具体的にどのようにネガティブなセルフトークを減らしていき、ポジティブな思考に置き換えるか書いていきたいと思います。

そこで重要なのは、いかにポジティブな発言を繰り返し言うことができるかだと思っています。

たとえ、一回だけポジティブな発言をしたとしてもそれはほとんど意味がありません。なぜなら、それ以上にネガティブな発言は繰り返し行われているからです。

要するに、有料の部分ではいかにポジティブな発言を繰り返し、ネガティブな発言を圧倒することができるかに注目していきます。

興味のある方は購入してみてください。

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