見出し画像

“ミギ”、しあわせなクジラ、そしてヨガ


神経解剖学者として脳の研究をされているジル先生が、自身が脳卒中を体験するなかで気づいたこと。

“私の魂はクジラのように自由にとび
しずかな幸福の海を すべるように進みました
天国を、わたしは天国をみつけたのです…”

すごく素敵なお話↑ ぜひ✨


バンコクで働いていたころのことです。とにかく忙しくて毎日仕事に追われていたころ、友人に勧められてわたしは初めてヨガ教室に参加しました。

仕事終わりの疲れはてた体を引きずって、私はその日の最後のクラスに、なんとか滑り込みました。ヨガ教室では最後に「シャバーサナ(仰向けに寝るポーズ)」を行うのですが、シャバーサナのあと目を開け、ゆっくりと起き上がったとき、私の体はものすごいエネルギーでみちていました。

もう歩けないくらい、あんなに疲れていたのに!

ものすごい衝撃でした。おなかの底からむくむくと力が噴水のように湧きあがり、気持ちも晴れやかで、家に走って帰れそうなくらい(!)生き生きとした力で満ちあふれていました。あの疲れはなんだったんだろう? このエネルギーはどこからくるの? 体と心のつながりがすごく不思議で、そして体を通して感じることがすごくたのしくて、それからわたしは足繁くヨガスタジオに通うようになりました(もちろんそのころはまだ、自分がその後ヨガの先生になるとは夢にも思っていませんでしたが)。

おそらく、ジル先生で言うところの「右脳」側の世界へ、わたしは一気に入ったのだとおもいます。ずっと「左脳」ばかりつかい、その世界のなかでしか生きていなかったわたしの世界が、その初めてのヨガのクラスを通して、一気に開けたのかもしれません。

“今、ここで、この瞬間
私は右脳の意識へと近づくことができます。
そこでは私は、宇宙の生命力そのものです。
わたしをつくりあげる50兆もの美しい分子が一体となった、
生命力のかたまりです。”(ジル先生、同上)

あれから10年以上が経ち、わたしはヨガを教える立場になりましたが、ヨガをただただ純粋にたのしんでいたころは、もっと体の感覚から自然と入ってくるものを大事にしていたなと最近反省する出来事がありました。ついつい、もっと多くの情報を!と、左脳重視になってしまっていたのです。

理論とか、科学的な効能とか云々よりも、純粋に心地いいと感じる瞬間や、からだとつながる喜び、自然と一体になるような感覚、そういうものの方がずっとずっと大事なような気がします。もちろん、そのうえでいろんな情報や知識もバランスよくあるのがいいのかなとはおもいますが。「バランスをとる」って、何事においてもほんとうに奥が深くてむずかしい。

そして、ジル先生が最後に語ってくれた言葉がとくに胸に響きます。

“わたしたちがより多くの時間を、
右脳にある深い内的平安の回路で生きることを選択すれば
世界には もっと 平和がひろがり
わたしたちの地球も、もっと平和な場所になると信じています。”(同上)

ジル先生のお話を聞いてお絵描き😁✏️
心に響くときって、絵を描きたくなったり、おどりたくなったりします。笑


わたしのヨガ教室の時間も、そんな時間であったらいいな。
内的平安から、平和がうずまき、
共鳴し、広がっていく。
そんな機会と時間になれば、すごく嬉しい。😌


【おまけ】

一気に「みぎ」側の世界にひきこまれる景色✨

ぼんぼりのようなおひさま😶✨
ピッカーン✨
モミジバフウさんのトンネル🍁✨
うずまいてたよ
すてきなひかりが🤭♡