見出し画像

相談したくない上司、相談したい上司

久しぶりにソーシャルスタイルと、16タイプ性格診断をやりました。
ソーシャルスタイルは「ドライバー」、16タイプは「ENTJ」でした。
メンバーを巻き込んでグイグイ引っ張るカリスマ性を持ち、あらゆる事象に自信と成功の確信を持って立ち向かう挑戦者としての一面を持っています。
らしいです(笑)
私も人の子ですので、上司には頼りたい、相談したいですし、良き関係性でありたいという部分はあります。仕事においては感情は一切挟まないでいるつもりですが、やはり好き嫌いだとか苦手とかの感覚はあるものです。

今日は、相談したくない上司と、相談したくなる上司について書いていきます。
※あくまでも個人的な感覚です。


相談したくない上司

こちらの案件についてなのですが、こういう課題があるため、こういったアプローチを考えています。以前同様のケースが発生した場合、どのように対処しましたか?
例えば、こんな質問をしたとします。

感謝のない人

  • 相談してくれてありがとう。以前は・・・だったよ。今回は・・・だから・・・がいいんじゃないかな。

  • 相談してくれてありがとう。以前は・・・でした。今回そう進めようと考えているのはどうして?

まずは「ありがとう」を言うべきです。
自分のチームとして業務をしてくれていること、自分を頼って質問してくれること、積極的に課題に取り組んで行動しようとしてくれていることに感謝すべきです。

そもそも話を聞いていない

  • そんなことより・・・は終わったの?

  • その進め方でいいんじゃない?それより他のクライアントの・・・はどうなってるの?

質問に対して反応もなく、むしろ自分の関わっている課題にのみフォーカスした返答が多い人です。
この人と話してもなにも生まれないわ、と思われても仕方ありません

課題の所在を見極めようとしない人

  • いつまでその案件に時間かけてるの?早く次に進んだら?

  • やってないから終わってないだけじゃないの?

部下はあなたが思っているよりかなり考えて、やり込んでから質問に来ています。
例えば結果(契約など)に繋がっておらずとも、活動量の目標は達成しているとか、プロセスも全く見ないまま、つまり問題がどこにあるのか見当もせず決めつけてくる人がいます。
これは本当に、頭悪いな、と思われても仕方がないと思います。

報告を読んでいない人

おそらくみなさん、日報、週報、月報などの形式で日々の進捗を上司やチームと共有していることでしょう。
中にはこんな人もいます。

週次で活動量や契約数のKPIを設定し、報告していました。さらに、報告には今週の達成、未達の要因も記載して送っています。しかし、月次の報告で、なぜ未達だったのか詰められました。

毎週の報告を読んでいれば、プロセスの中でここが課題だよねとか、次月の取り組みはこうしたらいいんじゃないとかの話になるのではないでしょうか?
なぜ未達だったか責めても仕方ないのです。もう終わったのだから。
それよりも、次にどうすればメンバーが目標を達成し、チームが目標達成できるかを考える方が生産的ですし、メンバーのモチベーションもあがります。
報告する意味ないじゃん、ですね。

相談したくなる上司

では、相談したくなる上司ってどんな人でしょう?
ここまでの事例を踏まえて書いていきます。
※こちらもあくまで個人の感覚です

部下が「考える余地」を残してくれる人

すべて自分の指示通りに動く部下は便利かもしれませんが、囲いの中までしか育ちませんし、人間だれしも人から命令されたくはないものです。

  • 〇〇さんがそう思うのはどうして?

  • この案件をこうしたい背景はなに?

など、相談にきた、打ち合わせをしている相手が「なぜそのような対処をしようと考えたのか」にフォーカスしてくれることは、部下やメンバーにとって非常にありがたいことです。
「この人は自分がどうやってこの答えに辿り着いたかまで考えてくれるんだ」と思えると、モチベーションもあがります。

失敗した人ではなく、失敗自体を考えてくれる人

  • 今回結果はこうだったけど、成功(失敗)したのはなぜ?

  • ミスがことは理解できました。じゃあ次にすべきは、なぜ失敗が起きたか、どうすれば今後起きないようにすればいいかじゃない?

罪を憎んで人を憎まずという言葉があるように、誰でも失敗します。
ですが、失敗を責めたところで本人も反省していますし、過ぎ去ったことはどうしようもありません。
その失敗にお客様など相手がある場合も、今後はこのように再発防止に努めます、という進め方になるかと思います。
これは部下やメンバーに対しても同じだと思います。
ミスや失敗は起きるもの、最小限にするにはどうしたらいいかを、ヒントを出しながらメンバーが導き出せるようにリードできると最高ですね。

気を配ってくれる人

お茶出しをしてくれるとか、飯をよくおごってくれるとか、毎朝元気かと言ってくれるとかそういうことではありません。円滑なコミュニケーションはもちろん仕事において重要ですが、プライベートまで踏み込まれるのは嫌だという人もいます。
ここでいう気配りとは、会話や報告のメール、LINE、電話などの中でのちょっとしたことを気にかけてくれる、ということです。
前述の「報告を読まない人」の真逆です。
日々のやり取りの中であがってきた内容を頭においておけること、相談があったり、定期的な会議でその内容を引き合いに出してフィードバックができること。
「そういえばあの時こう言ってたよね」とか言われるだけで、部下としてはかなり嬉しいものです。
日々の報告や会話も意識してくれてるんだなという安心感と信頼感が生まれます。

まとめ

長々と書きましたが、

  • 細かい報告や会話を覚えていてくれて

  • 次を(今後を)見据えた解決策を

  • こちらが考えることができるようにヒントをくれる

ということが、良いチーム、良い部下を持ち、良き上司であると思います。
部下としてもまた同じことが言えます。
お互いに気配りができて、同じベクトルで前に進んでいこうというチーム、組織作りをしていきたいですね。


本日もお付き合いいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?