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憧れの女性から見た「空間」とは

2019年 年末にとある主催イベントをしたのですが
結果大成功でした

インテリアコーディネーターとして
「インテリア」をもっと盛り上げたい

そういう想いが募りイベントを企画
その時のレポートを書きたいと思います

1.きっかけは自身の体験から

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20代前半の頃、実は精神疾患になり半年以上

・仕事もできない
・ご飯も1週間にパン2つ
・体重は38キロまで減
・笑うことができない


この状態で心がどっかに行ってしまったまま過ごしてました

自分でも「このままじゃいけない」
そう思っていても中々体が動かない

そんな日々が約9ヶ月ほど続くなか

当時付き合っていた彼氏が支えてくれ
外出した時にとあるファッション雑誌を手にとったのが「インテリア」に興味を持ったきっかけです

私の大好きな梨花さんが表紙の雑誌

ページをめくると梨花さんのお部屋が数ページ掲載され


「いいなぁ」

そう思ったのを今でも鮮明に覚えています

「梨花さんにはなれないけれど、インテリアだったら真似できるよな〜」


そう思って何もやる気が出なかった私が
インターネットで家具を集め、模様替えを

模様替えをしただけなのに
どっか行っていた心が少し戻ってきたんです(笑)

そこから「インテリア」に興味をもち
軽い気持ちで勉強したいな〜と思い
アルバイトをして専門学校へ


自身の経験から
「インテリア」って何か変わるキッカケになるんだな

そう強く思いました


2.私が声をあげても届かない


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お仕事用にインスタグラムを更新していたですが

ぽっと出のフリーランスインテリアコーディネーターの声に耳を傾ける人はいないんですよ

「インテリア」は変われるキッカケになれる

そう強く思って発信しても
母数が少なければ届くものも届かない

1000人いたら1人に届けば良い方なのかな?

どこで発信したら多くの人に1mmでも
インテリアの楽しさとか、
家に帰るのが楽しくなるとか

そういうワクワクを届けることが出来るのか


実は2年ほど前から考えてたんです

当時は行動力もないので
ただのチキンだったのですが

2019年はとにかくやってみる!ことを
大事にしていたので


女性が憧れる女性にとって
インテリア・空間の存在意義とは




これを軸にイベントを考え始めました


3.準備期間は3ヶ月/目標50人

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私が2019年始めから数人で集まって
フリーランスのインテリアコーディネーターになりたい!


そういった人に向けて小さなセミナーを開催してました。

そのセミナー名を「Switch」

VISION
ー空間が変われば人は変われるー

MISSION
ー変わりたい人の背中を「インテリア」でプッシュするー

この2つを軸にして活動を開始


ありがたいことに
この私の考えに賛同してくれた4名
(Risa / Natsuki / Rie / Yuko)

全員インテリア関係のお仕事をしています。


みんなが手伝ってくれ計5名で3ヶ月間毎日動き続けたのですが

正直

イベント企画なめてました(笑)

全員が経験したことのないことなので
手探りで0から始め

集客に到るまでの準備や
会場のセッティング
(入った瞬間「気持ちの温度」が上がる会場じゃないと意味がない)

こんなにもお金がかかるのか!と。

やらなかったら分からないことだらけで
日々勉強しつつ1つずつクリアに...

トークゲストとは私が一緒にトークセッションをするので
来場者のみなさんが「何を聞きたいのか」

これをスムーズに聞き出すことが私の使命!

かなり緊張して前日は寝れませんでした。



4.遂に当日!トークゲストはフォロワー数4万越えの女性

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私たちがトークゲストとしてオファーさせて貰ったのが
フリーのウエディングプランナー 黒沢祐子さん
Instagram


フォローしてる方はご存知かと思いますが
人を惹きつけるオーラや
毎日を楽しんでいる感じ
飾らない笑顔!!(これ超重要)
抜群のセンス!!
あげたらキリがないのですが...!!!


OKをいただいたときは
飛び上がるほど嬉しかったです。本当に嬉しかった。



祐子さんをトークゲストとして迎えたイベントは
和やかな雰囲気の中進められ(私はめっちゃ緊張してた)



■祐子さんの仕事に対する想い
■その行動力はどこからきているのか
■ライフスタイルでのテーマ
■下の世代に伝えたいこと
■インテリアの存在とは



このメインの質問を元に
トークセッションをしたのですが

会場の皆さんは真剣に耳を傾け
大きく頷き
時には、大きな笑いごえも会場に響き渡りました



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憧れの祐子さんの声を直接聞けること

「変わりたい」そう思っている自分に
何かここから吸収できるものはあるのか

当日質問コーナーを設けたので
直接悩みや解決策を聞き出せるチャンスもあり

多くの女性が手をあげてくれました


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「転職活動中で...」
「人と比べてしまう...」
「どうやったら祐子さんみたいに...??」


主催者の私も大きく納得する部分が多くなって
こんな女性に改めてなりたいと心から思い

最後の質問
「祐子さんにとってインテリア・空間の存在とは」

これが多くの人に伝わってくれたらいいなと思った答えです



5.『居心地のいい空間が全てに繋がる』


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「好きなものに囲まれて、自分が無になれる空間って全部に繋がる」

仕事から疲れて帰ってきても、居心地のいい空間に身を置くと
1日のリセットにもなる

自分が居心地のいい空間に身を置くことで心に余裕が生まれ
その心の余裕が外見にも現れる

少しの時間でも掃除をすること。
居心地が悪いと心身(特に肌)にも現れる

長く使い続けたいと思うインテリアで揃える。それが居心地のいいお部屋に


インテリア・空間って
皆さんが思っているよりも私たちの生活・体にとても影響があるんです

賃貸って何も個性もない、全部同じのカプセルホテルみたい
(最近のカプセルホテルはセンス抜群)

そこにどう自分らしさを入れることで
居心地を良くするのか

アートを飾ったり
フラワーベースにお花をいけて見たり
ヴィンテージのテーブルを買ってみたり


たったそれだけでもあなたの気持ちの温度は
簡単にあげることができる



外見から見繕う時代が
内面から見繕う人が多くなってきたら


インテリア・空間にもう少しは興味を持ってくれるのでしょうか。


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「心の余裕」があるかないか
これがとても大きなキーワードになると私は思います



何をしてもどこか余裕がなく
せかせかしているといらないミスをしたり
何かがおろそかになったり

それって他人から見るとかなり分かるんですよね


私はこの余裕を「余白」と言い換えをしてます

全部「余白」が大事

人間関係も
インテリアも
心の在り方も

「余白」を少し意識すると
なんか上手くいくんですよね

そしてこの「余白」を生み出すのが「自宅」



6.インテリアはキッカケにすぎない


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なぜ海外と比べて日本はこんなにも住空間に
興味がないんでしょう??





以前テレビ番組で「なりたい職業ランキング」
(男子中学生)で以下の結果に。


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日本では考えられない!アメリカの4位に
デザイナー枠(しかもインテリアの文字)


ここからもインテリアがどのくらい盛り上がっているのか

どのくらい重要なのか

どのくらい需要があるのかの差が垣間見れます

(ちなみに給料も日本とは比べ物にならないくらい高い)




少し大きなことをいってしまいますが
日本人の自殺率って群を抜いて多いです

年間3万人もの人が様々な理由で命をたってます


正直私もあの時あのキッカケがなかったら...
その可能性も皆無とは言えないくらい弱ってました



(私は超ラッキーだな)


今、うつ病の人たちはまず部屋を片付けよう
そういう風潮も目立ってきてます

何か日々バタバタしたり
心に余白がないと部屋に現れると言いますが



そこから手をつけて部屋を片付けるだけじゃなく

さらにもう一歩
自分の居心地のいい空間にする




ここまでたどり着いたら
3万人の中の1人は1℃でも気持ちの温度が
上がると思ってます



そこで何かにトライする気持ちになったり
外に出てみようと思ってみたり
私みたいに雑誌を手に取ることもあるかもしれない



部屋がお気に入りの空間
居心地のいい空間になることで人生変わる

0とは言い切れませんよね




値段なんてなんでもいいんです。
安くても気に入っていればいいんです。



そこからインテリアの楽しさ
デコレーションの楽しさ
照明の楽しさ
椅子の楽しさ
壁紙・カーテンの楽しさ

それらに興味を持ってくれる人が増えると
インテリア業界も盛り上がる

インテリア業界が盛り上がると
デザイナーの価値も上がる

デザイナーの価値が上がれば
もっといろんなテイストのインテリアショップが
街中に増えるかもしれない



なんて私の頭の中は
いつもそんな妄想でいっぱいです





インテリアを通して
少しでも多くの人が「変わる」キッカケを見つけてくれたら
とても嬉しいです。


7.最後に

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12/14 Switch 1st Eventは
76名の方々のおかげでとても素敵な時間になりました

有料にも関わらず
ここまで多くの人に集まってもらって
本当に本当に嬉しいです。

そして祐子さんがどれだけの女性に
勇気と元気を与えているかも分かりました


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来場者の方へプチギフトとして
用意したタグ+タッセル

可愛い文字を担当してくれた decalgift
タイトなスケジュールにも関わらずありがとうございます!

そして何と言っても
快くオファーを受けてくださった黒沢祐子さん

イベントの時間を通して
どのくらいの女性が背中をプッシュされたでしょうか

本当に来れなかった方は勿体無い!
というくらいお話の内容が濃く

そして私たちが目指している空間の在り方も
汲み取ってお話ししてくださり

感謝してもしきれないほどです。


来場者様の中には涙を流してくれる方も。。。泣


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このイベントをやって一切後悔もなく
やってよかった。この一言につきます

牛歩でもいいから
少しでもこのようなイベントやワークショップを
続けていけたらと思います。



これからもインテリアについて
私なりに自由気ままに発信していきたいと思うので

どうぞよろしくお願いいたします:))


長文乱文ですが
ここまで読んで下さってありがとうございました



AOI

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