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【コラム】ジャニー喜多川さん訃報に接して【#MeToo】

 今回は、俗に言う「呼ばれてないけど ジャジャジャジャーン 関係なくても ジャジャジャジャーン」というのをやろう思うというか、ここ数ヶ月?下手したら1年くらい?ずっと考えてはいたものの本当は書くつもりのなかった話をしようと思います。いやなんかこうセンシティブな話だし、当事者なり専門家なりで議論していただけるならそれに越したことはないしで。
 んでまあ、業界に自浄作用みたいなものがあるならそれでいいと考えていたものの、まったくそういう流れが感じられないというか、美談でしかない報道で溢れてて日本どうした?となった的な。とか思ってたらBBCがぜんぶ書いてくれてた。良心的すぎてありがとう🙏

・無責任ヒーロー

 例の如く余談of余談から入るけど、一部の方々には言わずもがな、「呼ばれてないけど ジャジャジャジャーン 関係なくても ジャジャジャジャーン」の出典は関ジャニ∞無責任ヒーロー』だったりするわけです。
 この曲の存在をわりと近年になってから知った身としては、えっと...良きサマリア人の法的な意味で....?とかなったわけだけど、ヒーローの責任に関する議論は『アベンジャーズ 』とかそのへんを用いると無限にできそうっすよね(自らする予定はない)。という雑談。
 ちな、良きサマリア人の法については↓

アメリカやカナダでは、急病になった人を救うために、無償で善意の行動をとった場合、できる限りのことを誠実にしたのなら、たとえ失敗しても、その結果について責任を問わないという趣旨の『良きサマリア人(びと)の法』が立法化されています。聖書のエピソードがもとになっています。

・#ジャニーさんありがとう

 というハッシュタグが流行っているらしいので、とりあえず乗ってみようと思うんですが、その前に、ご冥福をお祈りしておこうと思います。
 この世を去ったすべての人の冥福を祈るような気持ちで生きる瞬間がなきにしもあらずなんですが、うまく言えないけど今回もそういう気持ち。子どもみたいなこと言うけど、やっぱ人間って死んじゃうんだなぁ、と。身近な親族が亡くなるとか、ペットが亡くなるとかも経験してるけど、改めて、しみじみそう思ってしまった。

 そんでまあ、 #ジャニーさんありがとう 。ジャニーズには周辺の言説込みで興味を持ったという塩梅なので、特段ファンというわけではないとは思うんですが、一時期のめちゃくちゃ面白かった『関ジャニ∞クロニクル』においての(自由奔放すぎる)関ジャニ∞がジャニーさんの教育なりなんなりの成果ということであればこれはもう恩恵に預かりすぎて感謝するっきゃない。「一時期の『関ジャニ∞クロニクル』はテレビ史に残るレベルで素晴らしい」とか言ったことあるけど、あれまじで同じ内容何十回もループしてるし、ループしすぎて局地的に知識が豊富な状態になっているという。テレビがあんな感じだったらもっとテレビ観るのに、みたいな。

 またそれのみならず、Hey! Say! JUMP(※センチュリーゴシック)というグループ名にもとてもお世話になっておりました。Hey! Say! JUMPというグループ名を考えてくれたからこそ、「平成ジャンプ」なる概念が誕生できたと思うので、感謝。
 ちなみにこの(※センチュリーゴシック)、最近知ったけど、どうやら事務所?の指定らしい。

Hey! Say! JUMP (※センチュリーゴシック)

・#MeToo

 謎にうまいことハッシュタグ続きになったけど、じつは内心(勝手に)#MeTooの文脈で注視していたジャニーズのみなさん。
 ジャニー喜多川さんへの告発があったのは#MeTooという言葉が生まれるずっと前のことだし、告発された方のなかにはすでにお亡くなりの方もいらっしゃるので当事者ベースになるかはともかく、強姦罪→強制性交等罪の法改正で性犯罪の被害者は女性に限らないというコンセンサスがあることも確認できた状態で、過去の性被害を告発する#MeTooが盛んになってきて、思い起こさないほうが難しい案件でした。個人的には。

 むろん芸能に限らず著名人というのはあることないこと言われるものだと思うので都市伝説なんかはまったく気にしてないんですが、実際に告発した方が(複数人)いるという事実に鑑みて調査とかしないんかなぁ、とか。でもまあここは日本だからなぁ....。うーん、うん。

 海外メディアはナチュナルに疑惑のことも報じてるっぽいけど(wiki情報だと「中国語の新聞としてはシンガポールで最大の発行部数を誇る新聞。朝日新聞の特約メディアの一つ。シンガポール国営のメディア企業シンガポール・プレス・ホールディングズにより発行されている」らしいけど:中国語も第4?外国語として履修はしたもののニュース記事とか読めるレベルではまったくないのでGoogle翻訳を頼った顔)、日本は今のところいわゆるまとめブログとごくごく一部のゴシップ系?がこれを機にアクセス数を稼ぎにきてる感があるのみ。いつも思うけど、これ系の方々は本当に仕事が早い。
 もちろんね、みんな大好きカール・レーフラーみたいにそもそもの根拠の部分が捏造だってんなら、それはそれであかんというか、告発や疑惑が事実でないということであれば著しく名誉が毀損されているので当事者がいるうちにきちんと検証しておくべきなのでは、みたいなことを考えてしまう。というか、本来であれば双方の当事者がご存命のうちに第三者委員会なりなんなりを立てて検証すべき事案だったので、散々疑惑が取り沙汰された結果ドキュメンタリーまで制作されたマイケル・ジャクソンさん化してしまうのでは、みたいな心配をひとり勝手にしております。どっちに転んでも悪いことではない、と言うとよくないかもしれないけれど、告白が事実であったなら(今後同じような構造、被害が生まれないよう)検証すべきだし、事実でないなら尚更検証しておいたほうがいいのでは、みたいな。い、今こそ検証しないとジャニーさんの名誉が....(空気が読めてない顔)

 それにしてもカール・レーフラーの件。研究者としては完全アウトだけど、ネタとしてはめちゃくちゃ面白いし萌えるのもわかる。非常にわかる。

 という、カール・レーフラーの話をしたいが故にもしも告発が事実がじゃなかったら、みたいな流れにしただけで、個人的には疑ったりしてないですすみません。とはいえ、何冊か出ている告発を含んだ本(つまり一次資料)を直接読んだことがないので、深入りできないのも事実。だからそれこそレーフラーの件がそうであったように、専門家にお任せしたいしするべきって立場なんですが。

・「“重力”のように逆らえない魅力」

 そうは言ってもどっこい、ジャニーさんはみんなから慕われてるじゃないか、という見方もあるかもしれない。それについては、ちょうどマイケル・ジャクソンさんの記事でグルーミングについて言及されていたので引用したいと思います。

「グルーミング(性的虐待者が被害者を説得・洗脳し手なづけること)のプロセスは長期間にわたって、マイケルはこちらの家族に入り込み、家族の一員になる」
「信頼を築くまでには時間がかかる。あっという間にできることじゃない」

 それから、マイケル・ジャクソンさんのドキュメンタリーについて書かれた、非常に興味深い記事も。

「興味ないわ」。友人はすぐに返事を寄こし、そう切り捨てた。「マイケルをそっとしておいて。彼は亡くなったの。終わりにして」
彼女の態度は、マイケルによる児童への性的虐待疑惑がかつてもち上がったとき、わたしたちの大半が見せた反応と何ら変わらなかった。

 こうした態度を「誰も彼女を責められないだろう。そんなつもりはまったくない」と書いていますが、俺自身もわりとそれに近い立場で、誰かと戦いたくてこれを書いているわけではない、というのは明言しておきたい。

“重力”のように逆らえない魅力
これが、かつてのキング・オブ・ポップの力だ。名声を極めたマイケル・ジャクソンは人を引きつける存在だったが、死してなお、相手を魅了する力は一層増している。月並みな言い方をすれば、みんな彼のそばを離れたがらなかったし、彼と一心同体になりたがっていた。しかし、そんな表現では彼の偉大さは言い表せない。マイケル・ジャクソンは、“重力”そのものだった。

 そして、ジャニーさんを追悼する文章をちらちら読んでいると、まさにこの「“重力”のように逆らえない魅力」があったのだろうと感じるわけですが、そういう意味では、これまで告発されてきた内容が事実だとしても、魅力や才能があり、且つしてはならないことをしてしまった、ということで、魅力や才能それ自体を否定する趣旨はこのnoteにはない、ということも(読めばふつーにわかるだろうけど)。

しかし、「ふたりの少年」にとっては、この抗うことができない彼のもつ不思議な力が、よくない結果を生んだ。この歌手がもつ裏の顔には、邪悪な影が差していたと、ふたりは話している。

 むろん、あらゆる性被害がそうであるように、実際にそうしたことがあったのかは当事者にしかわからないことだし(そこが難しいところなんですが)、かといって、被害者が名乗り出たり被害を訴えることを強要はできない、というスタンスでもあります。それは冷静にセカンドレイプすぎる。

・テレビでセカンドレイプ?

 てかセカンドレイプで思い出したけど(また脱線)。『関ジャニ∞クロニクル』の渋谷すばるさん最終回の「いきなりドッジ」(※突然部屋にボールが出てきてドッジボールが始まるという企画)で、大倉忠義さんが「これ当てられたら 誰かと鼻キスしながら 褒め合い山手線ゲーム」と書いてあるボールを手にしたとき、丸山隆平さんに「すばるくんとしたいやろ?」と聞いたりしてて(ここで、「[性格ポイント]丸山は 自他共に認める渋谷ファン」とテロップ)、「お前だってシャワールームで×××、すばるくんの」と、渋谷さんが丸山さんからテレビでは言えないことをされた話をしてしまって、「テレビでリベンジポルノ?」というテロップが出てたけど、リベンジポルノじゃなくてセカンドレイプじゃね?となった。

リベンジポルノ
別れた配偶者や恋人に対する嫌がらせ行為の一種。親密であったときに自ら撮影したり、相手からもらうなどして所持していた相手の下着姿や裸などのプライベートな写真や動画を、インターネット上に公開することや、公開されたデータそのものをさす。報復や仕返しを意味するリベンジと、ポルノグラフィーを組み合わせた造語である。

 という話をですね、ずっとどこかでしたかったんだけれども機会がなくて今になってしまった。
 以前「丸山隆平さんまじ尊敬of尊敬」とか言ったことあるけど、テレビでネタにしてるだけで同意があるなら構わないけど、もしも同意がなかったのであれば、そうした行為については尊敬できないなぁとは思ってます。さすがに。

 めっちゃ有名な動画だからご覧になったことのある方ばかりかもしれませんが、性的同意についての個人的な理解やスタンスについては紅茶の話↑参照で。

・丸腰宿無し ジャジャジャジャーン

 なんとなくいちおう話を戻すけれども、日本の芸能界ではハリウッドほど#MeTooが盛り上がっていないというのも事実で、まあ、ハラスメントなんて一切ないから話が出てこないだけ、ならたいへん喜ばしいことではあるんですが、どうやらそうでもなさそうだし、そもそもやっぱり(海外でも多少なりとあるみたいだけど)被害者への風当たりが強すぎたり、告発どころじゃねぇぞって状況ではあるのかなと思いながら外野から眺めてきたんですが、これはもう単純に#MeTooの戦略として、ミソジニーが激しい環境でなにを言っても女性から男性への告発という構造そのものによって掻き消されてしまうなら、男性から男性へ、それも小児性愛となれば被害者に「無謬性」みたいなものが求められることもないのかなぁ(そもそも非の打ち所がない被害者でなければならないという発想自体がどうよ、とは思いますが:殺人などがそうであるように、いかなる状況においても加害行為は加害行為であって許されるべきではない)とずっと考えていて。

――先日、警察や医療関係者向けの性犯罪に関する講演を聞きました。その中で海外での研修ビデオが流れたのですが、まず「被害者はウソをついているのではありません」と説明が入ったのが印象的でした。被害者はPTSDによって記憶が混乱したり部分的に記憶を失ったりしてしまうこともあります。時系列で話せないこともある。それを取り調べる人が「本当か?」と疑ってしまう。被害者が被害内容をうまく話せないこともある一方で、加害者が“マジック”を使って自分の正当性を第三者に信じ込ませるのは怖いことだなと思います。
斉藤:現在信じられている、性犯罪の被害者像もとても偏っていると思います。未だに派手な化粧をしていた、露出の多い服を着ていたとか、過去に水商売をしていたとか思っている人もいますが、加害者は「大人しそうで被害を訴えなさそうな人」を選びます。そこにある社会の認識も変えていかないといけません。

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 ちなみにあれね。センシティブな話をするときに長文かつボールドなしで読みづらい感じにゴニョゴニョっと書いて、中心的話題でも検索除けにわりとタグ外しがちなのは、なんだかんだ俺がチキンだからです。ざっくり調べてみて他の人が書いてなかったら、本当は誰かに書いて欲しかったけど誰もいないならしょうがないと思って話題にすることも多いので、そういうときはわりとこういうノリ↓

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(ポケモン、着せ替えが充実していて楽しそうなときは女性主人公で、それ以外のときは男性主人公にするのが個人的デフォです:たぶんだけどオタクあるある。)

・ジャニーズ事務所の世界観

 そしてミソジニーで思い出したけど(常々なにか思い出しすぎ)ジャニーズWESTの方がミソジニー&ルッキズム発言で炎上したらしいですね。

 中間のコメントが問題となったのは、『レコメン!』パーソナリティを務めるお笑いトリオのオテンキ・のりプレゼンツの「バカ男・タワ女レポート」コーナー。「たわけが!」と言いたくなってしまうような“タワ女”の例を紹介する際、のりが「すぐに『女性だから私は不利』だとか言う割に、得意なものが一つもない」と、特徴を挙げた。すると、ここで桐山が「これでも、よう多いよなぁ! 女性と、その『差別をなくそう!』って言うけど」と不満げに切り出し、中間も「それさぁ、じゃあ映画館のレディースデーとかなくせって思うしさ。あのさ、学校の体力測定とかも男子と同じ条件でやれって思わへん? なんか都合のいいことだけ言わへんな」と、持論を展開。
 桐山は「そう!」「これはもう言わせていただこう!」と中間の意見に同調し、のりが「(女の子は)可愛いからいいじゃない、そんな……」となだめたところ、中間は「可愛い子はええで!」と、断言した。現場が笑いに包まれる中、のりは「一番最低だよ、本当に!」と中間を責めつつも、「いつかね、おっぱい見せてくれるかもしれないからさ、我慢しようよ!」と、下ネタを投下。桐山&中間は「ゲスい」「ゲスすぎる」と、ツッコんでいたのだった。

 事務所としてコンプライアンス研修をしていないのか、しても効果がなかったのかはわからんけど、これをラジオで言っていいと思ってるその価値観がすごすぎる\(^o^)/というか、ざっくり調べてみて、この中間さんは関西学院大学社会学部のご出身というお噂を拝見したんですが、いったい社会学部でなにを学んだのか感が半端ない(すみません)。社会学って....一番そういうところ強いじゃん.....ジェンダーとか.....。

 まあ関ジャニ∞の『奇跡の人』の件もあったし(個人的エピソードとして描かれているのであればまだしも一般化したような表現がどうにも苦手で、この曲だけはシャッフルから外してる)、そういやクロニクルも炎上したりしたし、そういう方々の多く集まるところなのかもしれないですけれども(もしかしたら番組スタッフがすべての元凶、という可能性自体は否定しないけれども)。

番組の内容を肯定する意見もあるのですが、一方で、今回の深夜に女性にインタビューする企画には批判の声も上がっています。今回、批判されている点をいくつか紹介すると
・深夜の女性だけをターゲットにインタビューをするところ
・大きなロケ車が突然止まり、複数の男性が突然現れてインタビューする内容が恐怖感を煽る
・インタビューを断った女性を強引に走って追いかけてインタビューを続けようとする強引さ
・「綺麗な人や」と言って追いかけるなど、容姿の良し悪しでインタビューする女性を選ぶ発言
・年齢、彼氏がいるのか、結婚はしているのかなど、ぶしつけな質問を女性にしたこと
などがあげられます。

 というか、自分がなぜジャニーズやその周辺の言説に興味を持ったかって話にもなるけど、女性がメインターゲットでありながら女性にエンカレッジではなく、さらに、そうした点に目を瞑るなり受け入れるなりする女性がいるというのが大変興味深いと思って拝見している、みたいなところがあったりします。人様に道徳を説こうとは思わないけれども、ビジネス的にもコンプライアンスしっかりしてガチガチでないにしろリベラル寄りのほうがいいんじゃね?というのがずっとあって、まあでもこれはこれである種の共犯関係にあるというか、「昔ながら」の価値観を受け入れる人々がいるからこそ需要と供給が成り立つんだろうなぁとかいろいろ。
 単純に、自分が野郎とばかりつるんでるほぼ男子校の民=クソ寄りの野郎だから女友達が少なすぎた結果なのか、友人に一人もジャニオタなる方がおらず(動員数考えると逆にすごくね?)実態が謎に包まれているから、みたいなところもあるのかもわからんけど。と書いてみて思ったけど、偏見があるから言い出せない?人もいる、みたいな可能性はありますね。ただまあ自分がジャニーズの人の話をしたときに(お稽古事で一緒の女子中学生とかに)すさまじいdisをかまされることはあっても乗ってくる人はいないからなぁ(なので、いくら関ジャニ∞に詳しくなってもnoteくらいしか話すところがない:一時期のクロニクルだけは見たことある人がいたけど、面白いバラエティ番組としてのあれだった)。

 そして話を戻すけれども、そんななかで活動してるSexy Zoneマリウス葉さんすげぇって思ってます。フェミニズムとかかじったことすらなさそうだけれども(俺自身かじったことしかないけど)ほどよく現代的な価値観を身に付けているうちの妹はマリウスさんのインタビューでの受け答えを絶賛して、マリウスさんが人気になればいいと思ってる的なことを言ってましたが、それはまじで俺も思う(なお妹も自分もハロオタです)。

 攻めてるマリウスさんまじカッコE٩( 'ω' )وカッコよすぎてカッコF案件。カッコFだけど、おそらく、いろいろ見聞きする範囲では残念ながらマリウスさんのような方は少数派だろうと判断せざるを得ないし、あんま無理しないでほしいなぁとか思いつつ、マリウスさんの思うような活動ができるようになればいいな、と。これまた戦略的にというか日本の土壌を考えたときに、芸能界が変わっていこうとか、芸能人がエンカレッジなメッセージを発信しようとかするより、海外で活躍して逆輸入してくるほうが手取り早...くはないけど定着するような気がするものの(ゴニョゴニョ)、まあそのへんはなるようにしかならない部分でもあるし、マリウスさんにしても、他にがんばってる方々にしても、よい仲間と一緒にご無理のない範囲でやっていただければ、と思ったりする。わけだけど、正直そんな仲間がいるなら俺が欲しいわ。当然ながら問題意識を共有している人はたくさんいるけど、普段わちゃわちゃしてる連中にはいないからなぁ。両立ってむずかしい。

・光が大きければ影も大きくなる?

 で、なんの話だっけ?みたいな状態になってるけど、とりあえず最後に冒頭のBBCの記事を引用しておきたいと思います。

男性が踊るのはみっともないとされた時代に、喜多川氏はあえて文化的規範に挑戦したと、共同通信は伝えた。
創業したジャニーズ事務所は国内で非常に大きい力をもつようになり、多大な利益を生む男性グループ市場をほぼ独占した。
ただし、喜多川氏の経歴は「無事故」ではなかった。
1999年には、喜多川氏が少年たちを事務所で性的に虐待していると告発する一連の記事を、週刊文春が掲載した。
喜多川氏は告発内容を全面否定し、週刊文春を名誉毀損で訴えた。裁判には勝訴したが、のちに判決の一部が覆された。同氏が犯罪に問われたことはなかった。

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ジャニー喜多川氏自身は常に舞台裏に控え、決して撮影も許可しなかったが、彼が世に送り出したJポップのグループは、世代を超えて日本人の心をとらえた。才能を見出す能力も評判だった。
一方で、物議をかもす人物でもあった。どれも証明されなかったが、パワハラと性的虐待の告発が繰り返された。
ジャニーズ事務所は業界であまりに圧倒的な存在だったため、ジャニー喜多川氏を批判することはほとんど不可能だった。強大なジャニーズ事務所を脅かそうと挑む人は、日本の主要メディアには皆無だった。

(画像:いらすとや)

 ほぼ雑談みたいになりつつ、追記が発生してます。

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