スクリーンショット_2019-10-18_3

N国党の立花氏辞職からの埼玉補選出馬についてウラヨミ

立花孝志氏の言動をウラヨミ

「NHKをぶっ壊す」で参議院議員になって、その後話題に事欠かない立花氏。過激な行動が多く、マツコさんを追ってTokyoMXで生放送されている「5時に夢中!」に押しかけたり、他にも様々な話題を呼び起こしました。その中で、中央区議員の二瓶氏が立花氏を訴えたことが大きな話題を呼び、「辞職」という文字が浮かび上がり、今回辞職することになりました。

立花氏の本当の狙いは、責任を取って辞職することではなく、埼玉補選に出馬することでした。立花氏は比例区で当選したので、辞職したことで、浜田氏が繰り上げ当選し、N国党は議席を減らすことなく、立花氏が当選したら、議席が増えるという構造です。

ウラヨミしてみると、立花氏は当選してから、様々な問題議員に近づき、結党したり、仲間を増やしていきました。そして、過激な行動によって注目を浴びていきましたが、訴訟問題にまで発展しました。しかし、これはおそらく今回の辞職と再出馬に対しての布石で、敢えてそうしていたのでは無いかと思います。

Youtubeでは、批判動画を挙げている方も多く、有名なところではメンタリストのDaiGoさんは、逐一立花氏の行動を解読し、その行動の裏を見抜いているようです。立花氏も、DaiGoさんには平伏するような態度を取っていますが、これはまさに「ザ・フール(愚者)」であることを演じているように、私には見えます。立花氏の言動は、一種の炎上商法だと思いますが、ちゃんと的を選んでいるように感じます。その辺りは、したたかに計算して立ち振る舞っているのではないでしょうか。

立花氏の正体は「リアルジョーカー」

個人的に立花氏は好きでは無いですが、彼は間違いなく「リアルジョーカー」の一人です。同じ「リアルジョーカー」として、秋元康氏を挙げていますが、秋元氏が嫌いでも、AKBや乃木坂、欅坂などは多くのファンがいます。そこに、秋元氏への好き嫌いは関係ないのです。名ではなく実を取れるのが「ジョーカー」という存在で、時には自分を囮にして思い通りに事を進める事ができます。その結果、結局自分に取っても美味しくなる、というものです。

Youtubeを見ている人は知っていると思いますが、立花氏は「ホリエモン」とも繋がりました。それは、ホリエモンもジョーカーの一人だからこそ、惹かれ、認め合ったからだと思っています。「ジョーカー」というものについては、『HUNTER×HUNTER』のコラムで特集しているので、こちらを見てみてください。

このように、一般人ではジョーカーを動かすことはできません。ジョーカーを動かすのはジョーカーだけなので、立花氏とホリエモンの絆は、「ジョーカー」だというのが私のウラヨミです。悔しいですが、立花氏は頭もいいし、一般人では思いも寄らない手を打ったり、結果的には思い通りに事を進めていけるタイプなので、彼を止めることは難しいでしょう。

立花氏に「欲望」を掴まれている

好きだからとか、嫌いだからでどうすることができないのも「ジョーカー」の特徴です。例えば、「NHKをぶっ壊す」というのも、元NHK職員で、腐敗を見たり不満があったことで、そのようになったんだと思いますが、立花氏の戦略として、政治家として万人を味方にしようとするのではなく、自分と同じ、NHKを嫌いな人や、受信料反対の人という明確なターゲットに絞りました。立花氏の本当の目的は皆目見当もつきませんが、少なくとも立花氏の人の「欲」を掴んだスタンスは、好かれようが嫌われようが、関係ないと思うんですよ。例え「善」であっても、役に立たなければ意味がないからです。この辺は、秋元康氏にも通じるものですが、例え秋元氏が嫌いでも、AKBや乃木坂を嫌いになるわけではなく、「あなたの番です」で盛り上がらされてしまう訳です。

つまり「ジョーカー」とは、人の欲をうまく利用し、心をつかむことができる存在だと言えます。これは、人間というものをよく知っていないとできないことでしょう。なぜなら、人の欲を掴んだ者こそ、人気を得るからです。なので、ジョーカー相手に、目的を知られて心を掴まれてしまったら、まず太刀打ちできません。

とは言え、ジョーカーの本性が見えたら、いくら欲を掴まれても、従うことはないでしょう。つまり、一時的に立花氏がうまくいっても、今のやり方でうまく行き続けることはないだろうと思います。それでも、一時的にでも立花氏のように注目を浴びて、仮初めの成功や承認欲求を見た得たいのであれば、立花氏を研究して真似するのもいいかもしれませんね。

立花氏は一種の教祖であり、独裁者のような存在

また、もう一つどうしても思ってしまうのは、「胡散臭い」ってことです。立花氏のパフォーマンスもそうだし、本音が見えず、本当と所、何を考えているかわからない。そして、言葉に重みを感じないのが、そう言う所でしょう。そして、さらに拍車をかけるのが、立花信者です。たまたまN国党所属の人のYoutubeを観たのですが、もうね、動画の入りとか話し方とかがそっくりなんですよ。「NHKをぉ、ぶっ壊ぁす」っていうあの独特な言い方とポーズ。撮影時の日時を言ってから始めるのも同じで、最近はホリエモンまで影響を受けて同じようなやり方になってしまったのですが、なんか、新興宗教の教祖みたいに見えて余計に胡散臭く見えるんですよね。

でも、お熱な人は、そういう姿に熱狂しているんだと思うんですが、「熱狂」している人は、その字の如く、熱くなって狂っているんですよ。そして、自分も尊敬して憧れる人に似せて、同じようになれて、嬉しそうにしてるのがまた気持ち悪く見えてしまうんですよね。本当のお前自身は何者なんだ?と。お前自身の意見は何なんだ?と私は思ってしまうのですよ。全てが立花氏の為になるように発言し行動している。その気持ちもわからなくはないですが、正直、立花氏もその取り巻きも、見ていて気持ち悪いです。そのパフォーマンスに踊らされていたいなら構いませんが、私はちょっと、ごめんなさい(^^;

今回私が彼の正体の一端を明かしてしまったので、それによって、彼へ対抗する方法や、攻略の糸口を掴む人がいるかもしれません。立花氏をどうにかしたい人は、ぜひこのコラムと『HUNTER×HUNTER』のコラムを読んで、対抗策を考えてみてください(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?