ルフィ名言特別編(Vol.44)「ナミの姉貴が泣いていた。命をかけるのにこれ以上の理由が要るのかい(ヨサクとジョニー)」
アーロンパークに討ち入りに来たルフィ達。そこには、村人を中に入れさせないよう、ゾロの子分のようなヨサクとジョニーが血だらけになって門の前で待ち構えていた。
そして、ルフィは門を吹き飛ばして入っていく。
「アーロンっての、どいつだ」
ルフィとアーロンが初めて相見える。
「てめェは何だ」
「海賊」
歩み寄るルフィを止めに魚人が止めにくるがルフィは躊躇なくぶちのめし、そして、アーロンをいきなり殴り飛ばす。
殴り飛ばしたルフィの脳裏には、「ルフィ・・・助けて・・・」と泣くナミを思い返しながら言った名セリフ。
「うちの航海士を泣かすなよ!!!!」 出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社
騒ぎ立てる魚人達を、遅れて来たゾロ達がぶっ飛ばし、麦わらの一味が揃う。
死んだはずのウソップも生きており、ゾロもいたことで状況を把握するアーロン。
アーロンを殴りとばすルフィを見ていた村人達とノジコは、その強さに驚いていた。ヨサクとジョニーは刀を交差し、
「この戦いにどうしても水を差したきゃ、あっしらを殺して行きな!!」
と引き止める。ゲンさんが、「どうしてそこまで・・・君らに戦う理由など・・・」と尋ねると、今回の名セリフ。
「ナミの姉貴が泣いていた。命を賭けるのにこれ以上の理由が要るのかい」 出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社
4人しかいない相手に高笑いするアーロン。そして、ゴサの町を潰した怪物を、タコの魚人ハチが呼び出すのだった。
まさかのヨサクとジョニーによる名セリフがノミネートされました(笑)ルフィの「うちの航海士を泣かすなよ」も、文句なしの名言なのですが、鼻の差でヨサクとジョニーが差しました(笑)
名セリフ二つとも、「ナミの涙」についてのセリフです。それぞれの立場でのセリフですが、ルフィは、ナミを仲間だと思い、仲間を泣かせたことに激怒しています。ヨサクとジョニーは、対して付き合いはないですが、自分が気に入り信頼している人が泣いていた。「ONE PIECE」は、「命を賭ける」ということをテーマにも描かれています。キャプテンクロとの戦いも、仲間ではない、凡人のウソップが命を賭けたから、ルフィ達も加勢しました。サンジも恩人の夢の為に命を賭けました。
そして、ルフィはナミの事情は全く聞かなかったものの、大切な仲間のナミが自分を傷つけ泣いていたこと。ヨサクとジョニーは事情を知って、信頼している人が泣いていたこと。ルフィは命を賭けているつもりはさらさらないでしょうが、強くはないヨサクとジョニーにとっては、命を賭けるに不足はなかったのです。
実際に命を賭けることはあまりないことではありますが、「真剣」という言葉に置き換えるならば、「真剣」に向き合わなければいけない時があります。時には逃げたり目を逸らすこともあると思いますが、絶対に引いてはいけない、目を逸らしてはいけない時があると思うので、一歩を踏み出せない時は、この名セリフを思い出して、向き合って行きたいものですね。
ー追記
この度、「道楽舎」を設立しました!
「道楽家」になってルフィのように自由に生き、道中の至る所で、感動を発見して、面白い人生にしていきたいと思います!
興味がある方はぜひのぞいてみてくださいね!
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