昨日、日本史上最高のプロ野球選手イチローが引退を表明されました。
約２８年間に渡る現役生活、本当にお疲れ様でした！そして、たくさんの感動をありがとうございました！！

実は、私はイチローさんと地元が一緒で、イチローさんが通った「愛工大名電高校」にも、受験して合格し、別の高校に通ったこともある、とても思い入れのある一人であります（笑）なので、今回のことで、語らずには入られませんでした。

イチローの原点

イチローさんのご実家は、地元では「イチロー御殿」と呼ばれ有名ではありますが、名古屋空港の近くにあります。車で１０分くらいのところに私は住んでいて、大学時代はイチロー御殿の近くに友人がいて、イチローさんが育った土地へ、よく行ったものです。会ってはいないですけど。

そして、イチローさんの原点であるバッティングセンターがあるのをご存知ですか？
国道４１号線にある「空港バッティングセンター」と言う、どこにでもあるような、綺麗とは言えない、映像パネルがあるハイテクでもないバッティングセンター。小学時代、野球部でキャプテンをしていた私は、たまにバッティングセンターに行くことがあり、大学時代にはよくこの「空港バッティングセンター」に通ったものです。

そこには、お父様と一緒に通った幼い頃のイチローさんの写真パネルが飾られていて、オリックスのユニフォームを着たイチローさんのパネルも飾られていました。メジャーリーグに渡ると、マリナーズのユニフォームを着たイチローさんのパネルが増えていました。プロ野球選手になって、このバッティングセンターに行ったのかはわかりませんが、間違いなくイチローさんの成長の証や軌跡を感じます。

このバッティングセンターは、ちょっと言いにくいですが、設備が古いからか、めちゃめちゃコントロールが悪いんですよ・・・。これでも結構打つ方なんですけど、高い球の次は低い球。バッティングセンターなのにバウンドしたり明らかなボール球があったりします。「おかしくね！？」と思ったものですが、ここにこそ、イチローの原点を感じました。

どんな球でも打ってヒットにしてしまう。あの「安打製造機」を生み出した原点は、実はこのバッティングセンターにあったのかもしれません。

イチローという人

昨年、序盤から試合に出られることができなくなり、ついに引退か？と言われましたが、試合に出られなくても現役を続けました。そして今年の開幕戦は日本で行われることになり、オープン戦から開幕戦までの４試合、日本でイチロー選手の勇姿を見ることができました。しかし、昨日の試合が、その最後の姿になってしまいましたが、会場にいたファンたちは、イチローの一挙手一投足に歓声と拍手を送り、途中交代をした時も拍手で見送り、試合後もリアルアンコールのように声援を送り続け、イチローがグラウンドに戻って、場内を一周して、それが日本での引退セレモニーのようになりました。

試合後の深夜、お疲れの中、約1時間半に渡って、引退会見と質疑応答が行われました。そこで、また新たなイチローさんの人間性を見たと思います。そして、一つの頂点を極めたと言えるイチローさんが言うからこそ、その全てが名言であり、説得力を感じるものでした。その中でも特に印象に残ったことをいくつか取りあげたいと思います。かなり長くなってしまったので、次回お送りしたいと思います。

もう一人のレジェンド、キング・カズ

日本にはもう一人、現役の最高齢を更新している選手「キング・カズ」という存在がいます。イチロー選手引退について、「喪失感がある」と発言していましたが、カズやイチロークラスになると、そこでしかわからないものがあると思います。イチロー選手にしても、カズ選手にしても、色々と言われているところもあります。「お荷物」だの「若者に道を譲れ」だの。特にカズ選手には、厳しい声があるのも事実です。イチロー選手が引退したことで、カズ選手への風当たりが強くなるかもしれませんが、もし文句を言う奴が言ったら、ぶっ飛ばしてやりたいと思います。

一言だけ言いたい

「ダンカン、バカヤロゥッ！！」

詳しくは、Yahoo!ニュースをご覧ください（笑）
人がどう思おうと、何を言おうと自由ですが、だったら私も言わせてもらいますよ。

「言っていいのは、言われる覚悟のある奴だけだ！」

と。

あんたが何を成し、そう言えるだけのものがあるのかは知らんけど、あんたがイチローを見ているように、あんたも誰かから見られていることは忘れんなよ！！

次回は、イチロー選手の引退会見で語られた、多くの名言や美学をお送りしていきます。