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若年妊娠の実話 in Ghana ①

私は西アフリカの国、ガーナ共和国在住。
ここで性教育を中心とした活動を行なっている。

これは私の友人に聞いた、本当にあった話。
というか、本当に“今”起きている話。

リアル『14才の母』

17年ほど前の話題作、『14才の母〜愛するために 生まれてきた〜』。

当時かなりの話題になったことは、私たち以上の年代なら知っているだろう。

当時の私は「すごい人生があるものだ」と、危機意識もなく他人事のように感じていたけれど、今ガーナでそのリアルを目の当たりにしている。

14歳の母が珍しいことではない

ここでは中高生の妊娠・出産が珍しいことではない。

1年間で中学校1校から3名の妊娠経験者が出るほど。

聞く話では、高校のスクールクリニックでの妊娠検査陽性率は50%にものぼるのだそう。

ちなみに、当たり前だが検査者は皆心当たりのある女子高生。

女はお金のため、男は性欲のため

親から満足にお金をもらえず、生理用品やペン、食べ物を買えない子どもたちがいる。

家庭自体がその日の生活費を稼ぐのに必死なため、それ以外に回せるお金がない。

特に、性教育に関するところで言うと、生理用品を買うために男性とセックスをする女子児童生徒がいる。

女はお金のために身を売り、男はお金を使い自身の性欲を満たす。

性的搾取が当たり前に起きている。

結果として、若年妊娠に繋がり、女の子たちが母になる。


続きは、「若年妊娠の実話 in Ghana②」へ。
次回は、赤ん坊を育てる女子中学生の話。

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