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通信制高校の選び方#1

通信制高校に進学する生徒が増えています。

そもそも、高校には全日制、定時制、通信制があり、どれも高校の種類だと考えて下さい。高校と名乗っている学校は、全て高校になります。どの種類の高校も高校ですから、卒業の資格に違いはありません。

で、通信制高校の話です。

通信制高校は、もともと、家で勉強しましょう、という高校でした。働きながら高校にも通いたいという人たちをターゲットにしていたため、高校に通学することが邪魔だったわけです。よって、高校に通学することを排除したのが通信制高校です。

しかし、時が流れ、働きながら高校に通う人はほぼいなくなりました。そのため、通信制高校は、全日制高校の代わりという立ち位置に変化しました。全日制高校に行けない人、全日制高校に合わない人をターゲットにし始めたのです。こうなると、高校に通学しないというのが必ずしもメリットでなくなるため、通わないという通信制高校の一番の特色が薄れる結果となりました。通学する通信制高校が生まれます。

今では、通信制高校は、全日制高校の2番手という位置づけから、全日制高校と同列という位置づけになろうとしています。こうなると、全日制高校ではマネできない、全日制高校以上に魅力有る高校を作ろうと、様々な取り組みをするようになります。

こうして、多種多様な通信制高校が誕生することになります。全日制高校と同じようなことをやろうとする学校もあり、マイペースで勉強できることをウリにする学校もあり、言い方は悪いですが、何でもありという雰囲気にもなっています。

いろいろな通信制高校があるので、高校進学の選択肢はグッと広くなりました。全日制高校を含めて、しっかりと選べば、自分に合う学校が見つかるようになっています。反面、自分に合わない学校に入学するリスクも高くなったとも言えます。

別の記事で、通信制高校の選び方を紹介します。

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