【質問】
ある女性の話です。
友人が彼女を口説いたところ、
「深入りしたいと思わせるエロスを感じさせなければダメなの」と断わられました。
彼女を好きになれそうですか？

【回答】
この場合、彼女が「深入りしたいと思わせるエロスを感じさせなければダメなの」と断わったということは、彼女が関係を持つ前提条件として、性的な魅力が重要であると考えている可能性があります。

しかし、彼女が「深入りしたいと思わせるエロスを感じさせなければダメなの」と言ったからといって、彼女自身が本当にそのような関係を望んでいるわけではありません。また、彼女には他にも様々な好みや価値観があるかもしれません。

そのため、彼女を好きになるかどうかは、単にこの一言だけで判断することはできません。彼女とのコミュニケーションを通じて、彼女自身の好みや価値観を知り、彼女がどのような人であるかを理解することが重要です。そうすれば、彼女を好きになるかどうかの判断材料となるでしょう。

【感想】
「好きになれそうか？」と聞かれて、困ると思ったのが第一印象。
「強気な女」という印象が今の時代に合わない。
もちろん「エロス」うんぬんにはいろんな「駆け引き」が含まれていると思う。
そういう男と女の「駆け引き」は嫌いではないけど。

「強気な女」には「強気な男」ということで思い出すのが、沢田研二さんが1979年にリリースした『カサブランカ・ダンディ』。

ききわけのない女の頬を
ひとつふたつ はりたおして
背中を向けて 煙草をすえば
それで何も いうことはない

昔はこういう「強気な男の時代」があった。
今も強気な男はいるかもしれないけど、昔はこういう歌がテレビで唄われていた。
そういう時代があった。
もっと過激な表現をするなら、
「札束で女の頬を張り倒すような時代」
があった。
そんな「強気な男たち」がいた。
そして、そんな男たちに張り合うように「強気な女たち」もいた。

というのが前フリで、
「深入りしたいと思わせるエロスを感じさせなければダメなの」というような強気な女がいたら、札束で女の頬を張り倒せばいいんだよ。
というのが昔の「強気な男たち」の結論になる。
あえて言うなら、「元気な日本」の時代の話。

現在の「元気のない日本」ではどうか？
間違いなく今は「札束で女の頬を張り倒すような時代」ではない。
もうそういう時代は来ないだろう。
ただまた「元気な日本」になって欲しい。
それがまた、どんな時代になるか、楽しみに思う。