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誰しもインターネットの世界で原石になれる

先日ひょんなことから日本でプロとして活躍しているサッカー選手の方々とお逢いしました。

まさかの向こうから逢いたいと言ってくださったので、恐縮ながら機会を設けて話をさせてもらったわけですが、そこでびっくりしたことが。

「本当にすごいですね、尊敬してます。」

プロのサッカーの世界で戦っている彼がこんなことを言ってくれました。無名のわたしにです。スペインで細々と活動している無名のわたしに。


まだ若い彼はあまり女性に対して尊敬という感覚を覚えたことがないらしく、その中で珍しく「尊敬できる女性」として捉えてくれていました。

純粋に嬉しかった。光栄でした。

テレビでも見かけるようなプロの選手、まして日本のトップで活躍している選手からのまさかの言葉。


立場やステータスなんて関係ない

わたしはFCバルセロナでホペイロをしているわけでもありませんし、プロのトップチームで活躍しているわけでもありません。

ただ日本を飛び出し、スペインでやりたいことをやっているだけ。思いのままに自分ができることを探しては、もがき苦しんでいるだけ。

無名です。

言うなればただのサッカーチームのマネージャー。

スペインのサッカーチームにいる用具係みたいなもんです。

まだ何か誇れるような実績があるわけではありませんが、こんなわたしでも誰かの心を動かすことができていました。まして輝いた世界にいる人を相手に。

立場やステータスなんて関係なく、人それぞれにできることはあるんだなと思わせてくれる出来事でした。


ただここに至るまでの過程において、なくてはならなかったもの。それは今こうして書いているnoteやツイッター(@Jope_Mayu)、ブログでの発信。

つまり数多くいる人たちの渦の中で「わたしはここにいるよ」と顔を出して、声をあげたこと。そして誰かに見つけてもらうために動くこと。

この想いなくして、スペインにいる日本人用具係の存在は日本のサッカー選手の元へ届かなかったかもしれません。


ちょっとした経験や知識が顔を出す種となる

わたしがネット世界の中で顔を出すモチベーションになっているもの、それは自分の持つ情報が少なからず誰かのためになるはずだということ。

サッカー選手へ偉そうにサッカーのことを教えることはできませんし、経営者へ経営ノウハウを教えることなんてできません。

でも、他の人よりもちょっとはスペインに詳しいです。

他の人よりもちょっとはスペイン語を話せます。

他の人よりもちょっとはバルセロナのサッカーチームを知っています。

スペインのビザの手続きを経験したこともあります。

他のヨーロッパの国々やモロッコへ旅したこともあります。


そんなちょっとした経験や知識が、それを知らない人にとっては宝なのです。これからチャレンジしようとしている人にとって、喉から手が出るほどほしい事前情報なのです。

どこかの誰かのためなら、誰でも先生になれる。失敗した人だって大丈夫。しくじり先生になれる。

あなたにとっての生徒はただ気づかないだけでそこらじゅうにいるはず。その生徒たちのために情報を言葉にして届ける。

それだけで今日のネット世界の中で声をあげることに繋がるのです。


誰かにとってのお兄ちゃんお姉ちゃんになろう

お兄ちゃんやお姉ちゃんのいる人ならわかるかもしれませんが、2番目の子や末っ子は幼少期をわりと要領よく過ごせませんか。それはお兄ちゃんお姉ちゃんがたどってきた道を見て歩んでいけるから。

ある程度こんな感じなんだ〜って、なんとなく掴めるから。

こうするといいよってお兄ちゃんお姉ちゃんが教えてくれるから。

わたしも2人の兄を持つ末っ子なのでわかりますが、教えてくれる人の存在ってすごく大きいんです。心強い。


情報発信の持つ意味というのは同じようなことなのです。自分と同じように歩もうとしている人、つまりあなたの一歩、二歩後ろにいる人たちへ道すじを示してあげること。

こうするといいよ、こんな方法があるよと発信していたら、気づけばあなたは誰かにとって心強い存在になるはずです。


自分はまだまだ教えられるほどではない、なんて謙虚にならず、どんどん声をあげてみましょう。

誰か思わぬ人から見つけてもらえるかもしれません。


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