笑顔のデフォルト化をおすすめしたい

「Mayuはいつも幸せそうだよね!」

先日友人と話していたらこんなことを言われた。

わたしはいつも笑っているかららしい。プラスのオーラを放っているとも言われる。最近こんな記事を書いたばかりなのに、なんだか恐縮だ。笑

でもなんでいつも笑っているんだろうか。毎日宝くじが当たっているわけでもない。

笑顔でいることがあたりまえになっていた

確かにわたしは笑っている時間がかなり多い。以前からチームの人にも、「Mayuはいつも笑っているな」「いつも楽しそうだな」と言われてきた。

べつに無理して笑っているわけでもなんでもない。人と話しているとなぜか、笑っている。笑ってしまう。

「いつも笑顔だ」と聞くと、なんだかいい風に聞こえるが、これは自慢しているわけでもなく、むしろたまに心配になることもある。

友だちが何かで辛くなって相談をしてきたとき。一生懸命相談にのる。なんとか解決できないかと考えあぐねたり、話を聞いて少しでも楽になるならと考えたりもする。でも友だちと別れたあとに「あれ、いま話している間、笑ってなかったよね…?大丈夫だったよね…」と不安になることがある。しかも1,2回なんかじゃなく、結構な頻度でこの心配は起こる。

お葬式なんかの重苦しい場面でもそうだ。不謹慎だし何かおかしいのはわかっているのだが、「ちゃんとわたし暗い顔してたよね…」と頭によぎることもある。(泣くときは思いっきり泣くんだけども)


おそらく、自分の中で笑顔がデフォルト化してしまっている。

これが自分の中であたりまえになりすぎて、いつもムッとしている人を見ると大丈夫かと心配になってしまう。スペイン女子なんてわりとズバズバ言う、かつ不機嫌さを常に前面に出す人が多いので、たびたび「まあまあ落ち着こうよ…」と衝撃を受ける。


おもしろいことへのアンテナ

笑いのツボが浅いなあと言われることもあるが、わたしはそうは思っていない。笑いのツボが浅いというより、おもしろいことを見つける天才だと勝手に思っている。

中学生の頃、毎朝近所に住む親友と30分ほど歩いて学校に通っていた。この親友はなかなかの笑いのセンスの持ち主で、中学生女子にしてはわりとハイレベルにおもしろい会話を繰り広げていたと思う。

彼女とはよく人間観察していた。見知らぬ人のおもしろい部分を拾っては、よくいじっていた。これがめちゃくちゃおもしろい。

普通の人からすると、たとえば近所のおじいちゃんが散歩している姿でも、おじいちゃんが身につけている洋服や動きなどを分析してみるとツッコミどころがたくさんあったりする。

これを幼い時期からやっていたものだから、自然と身の回りにあるおもしろい部分をいじることが習慣化してしまっている。ついつい物事を違った視点から見てしまうのだ。

イジリどころしかないラテン人と一緒に生活する今、おもしろいことの宝庫ともいえるからありがたい。先日街を歩いていたらリアルな心臓が4つ、4色に分かれてプリントされているTシャツを着ていた人がいた。こんなTシャツを見かけたらいじらずにはいられない。

「心臓かっけーー!と思って買ったんだろうか」

「初対面で出逢って4つの心臓抱えてたらもう真顔で会話とかできんな」

そんな風に考えてしまう。想像力が発揮されすぎなのか、笑わずにはいられない。

このおもしろいことに対するアンテナが常に立っているから、いつも笑顔なのかもしれない。


日本人特有の空気を読む、そしてサラリーマン経験が加速させる

こういった学生時代の変わった習慣に加え、日本人特有の空気を読む思考・相手を機嫌よくする(営業としての)サラリーマン経験が、さらに笑顔のデフォルト化を加速させた。

「この状況は明るい雰囲気に持っていくべきだな……」

「笑顔でいる方が相手も心地よくお話できるだろう」

誰かと会話をしていると、こういった考えが自然と頭に浮かんでしまう。相手がどんな風に思うか、喜んでもらうにはどう振る舞うべきか、自分の中でこれらを考えるのがあたりまえになってしまった。

「そんなこと毎回考えるなんてしんどそう……」

と思う人もいるかもしれない。現にスペインで外国人にこういったことを話すと「すごいな、大変そう」と言われてしまう。これは文化の違いが大きく反映しているのだろう。

ただ当の本人は特にしんどいとも思っていない。平和主義のわたしにとったら「みんな楽しい気分でいてほしい」という気持ち。特段辛いことでもないし、逆に何も考えない方がむずがゆい。忖度の精神をもつ日本人は比較的理解しやすいのではないだろうか。


笑顔のデフォルト化政策をぜひ進めたい

この笑顔のデフォルト化、たくさんのメリットがある。

まず自分が笑顔でいることで、相手の笑顔を見られる機会がぐっと増える。やはり笑顔の人をみると幸せな気持ちになるのはまちがいない。

そして相手から何か嬉しいことをしてもらえる可能性も格段に増える。相手の優しさを引き出す効果もあるので、いつもムッとしている人に比べて圧倒的に得られるものは多い。

言わずもがな良好な人間関係を築くのにも最適だ。第一印象が笑顔の人はやはり良い印象をもたれるし、良い人が寄ってくる可能性もぐんと高まる。

これらが総じて運の良さにも繋がっていくのだ。運というものは人から運ばれてくるものともいえる。常に笑顔な人で、運が悪い人はほとんど見かけたことがない。

そして単純に、笑顔の人がそこらじゅうにたくさんいたら。1人1人が笑顔になるだけで、ちょっとしたケンカや言い争いは減っていく。(笑顔でケンカは怖い)


ただこの笑顔を作り出すときに気をつけてほしいのが、無理して笑顔になる必要はないということ。常に笑顔でいることを心がけるのではなく、笑顔になれる考え方を心がける。表面だけ取り繕った、無理した笑顔ほどみにくいものはない。自分の心の健康を害してしまうだけだ。

そうではなく、身体の内側から笑顔を作り出していく。自然と笑ってしまう状況をみずから作り出す。これが笑顔のデフォルト化政策の第一歩だ。

スマイルは0円。出し惜しみなんてせず、たくさん笑おう!

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ほぺまゆ@バルセロナ

スペイン在住のホペイロ(エキップメント)⚽️×ブロガー。 大企業を辞めて単身スペインへ。スペイン語英語ゼロでバルセロナのサッカーチームに1人で乗り込み、マネジメント活動中。 ブログ:https://jopelog.com/

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