【発達障害という誤解/「2」:続タレント栗原類さんの幼少期に思う】

発達障害/2022.10.09 【発達障害という誤解/「2」:続タレント栗原類さんの幼少期に思う】

少し補足です。

我々、特に大人は、「普通」「らしく」という言葉で、相手に「物差し」をあてることが得意です。
タレント栗原類さんの幼少期の例で言うと、

「普通は、幼稚園の先生の指示通りに歌うよね」
「こどもらしく歌うよね」
「普通は、逃げ出さないよね」

ここでの「普通」は、「多数派」という意味です。
「正常」とか「正解」ではありません。

逃げ出した栗原類さん以外にも、
「逃げ出したいのを我慢している園児」
がいたのではないでしょうか?

ピアノやヴァイオリンを習っている園児もいるでしょう。
「となりの男子、大声張り上げてうるせえな。ほらほらそこは、B♭・・・」

「こどもらしく歌うよね」
栗原類さん、当時すでに、きれいに歌いたい子どもだったのかも知れません。

私の息子たちが小学校に通った20年前。
「多動」は、既に大きな問題となっていました。

私も子どものころ、教室が嫌でした。
「1」 席に座っていると、後ろの子に何されるか、常に不安
「2」 「この問題わかる人」「ハイハイハイ!」と、我先に叫ぶからうるさい
「3」 人口密度が高いので、息苦しい

近年、多動の原因は、
脳の機能異常により、脳内の神経伝達物質(ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン)に
偏りが生じていることが原因で起きるといわれています。

そのあたりも誤解があると思いますので、次回ご説明します。

「3」に続く

「1」に戻る


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