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『イラスト図解 世界史を変えた金属』を読みました。

本書は、長年製鉄会社に勤めていた著者が、金属と人類の歴史を緩く記した本です。

金属、とくに本書でメインとして取り上げられている「鉄」は、それこそ古代から現代にいたるまで人間の生活には欠かせないものです。ただ、あまりにも身近すぎて、私自身、鉄に対しては何か発想すること自体ありませんでした。だからこそ面白く、新鮮な情報の連続でした。

加えて、多少専門的な製鉄方法などの専門的な話もさることながら、歴史の中での話や理科の話、加えて生活の中で身近な「もののけ姫」「エンパイアステートビル」など知っているものとほどよく絡められています。本書は比較的厚く381ページありますが、飽きずに読み終えることができました。

今まで代替ビジネス書=自分に関係のあることに関する本を読んできましたが、たまにはこういった全くの畑違いの本を読むのも、また新鮮で楽しいですね。

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