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このブログは、
「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走るというクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。

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■ 最近、友人に紹介してもらい、次の本を読みました。

『ホワンの物語』 R.J.ペドロ 著

Amazonのレビューにもあるように、
何もかも失って路頭に迷った少年が絶望の淵から這い上がっていくストーリーで、ビジネス系のエッセンスが散りばめられた良い本でした。

この本の中で、主人公・ホワンはエクトルという老人から色々と教わり、
人として成長していきます。
エクトルは、ホワンに「チャンスはどこにでもある」と言い、
ホワンは自身の質の良いロバの見分ける才能を活かし、競売で良いロバを競り、農夫と取引を始めます。今でいうところの転売ヤーの仕事ですかね(違うかw)

物語はその競売をきっかけに紆余曲折していくわけですが、
ロバの質を見分ける才能も、転売の仕事も、
「世間のニーズが何か?」や「自分の資質が何に向いているか?」といったビジネスでいうところのSWOT分析や金のなる木といった冷静な分析を元に、判断したのではなく、
"窮地に至って、ダメ元でやってみて、たまたま見つかった"
というのが本当のところでしょう。

もちろん、お伽話の世界だし、それでうまくいくのが約束された話なのですが、「ダメ元でやってみる」というのは非常に大事な気がします。


■ 私たちは、多少なりとも追い込まれたり、お尻に火がついた状況でないと動き出しません。
マラソンで例えると、大会の開催日が近づいて「やばい」と思って走り出すのがその例です。
具体的な期日がないと、焦りもしないし、命の危機も感じないので、
物事に臨場感を感じないし、何も行動を起こさないんですよね。

別の例で言うと、
「1年後に死にます」と宣告されれば、一日一日大切に生きようとしますが、
「40年後に死にます」と言われても、「はて?」といった感じでしょう。

結果は同じ、「死」という結果なのですが、
一日一日の時間の使い方や密度は全く異なるものになるはずです。

この物語の主人公・ホワンのように、
今、お金がないと餓え死ぬという「今そこにある危機」がなければ、
必死にもならないし、チャンスを血眼になって探そうとしないでしょう。

■ 一般的に言って、会社員で働いていると最低限衣食住を賄える状況にあると思います。それが会社員の良いところでもあり、安定を与えてくれるものでもありますが、それだけではお金も十分になく、時間にも余裕がない、つまり中途半端に潤っている状況なので、やる気の消化不良を引き起こしているように思います。

(余談ですが、ホワンもある程度が稼げるようになって、生活に安定感が出てきたときに「なぜ働くのか?」と言う空虚感に取り憑かれる場面があります。詳しくは、本書を読んでいただき、そこからどのように打開していくかも、読んでいただければと思いますが)


■ 他方、毎週土曜日の朝にPDCAの会と銘打って、数名で集まってZoomミーティングをしているのですが、そこで集まるメンバーは具体的な目標を持った人もいれば、自分が注力できることを探している人もいます。
みなさん、それぞれにそれぞれの行動をしていますが、刺激になったりヒントをいただいたりで、良い場になっています。

僕自身、沖サバや動画撮影を当面の目標にしていますが、
物語の主人公・ホワンのように、お金を稼げるような種銭を見つけていません。まだまだ踠き、苦しみ、ジタバタする段階にあります。
PDCAのメンバーも言葉を憚らずに言えば、みなさんジタバタ期だと思うので、みなさん存分にジタバタしてチャンスを掴むことを祈っています。

赤ちゃんだって、寝返りをうとうとしてはバタバタしたり、
這うところから始まって立ちあがろうとしてはコケて、を繰り返します。

考えてみれば、僕ら人間はこの過程をほぼほぼ通って生きてきたわけです。
少なくともこの文章を読んでいる人は、過去にもうジタバタ期を経験してきたわけです。
大人になった今、過去にクリアしたジタバタ期をクリアできないわけがないわけです。

と言うわけで、
絶賛、ジタバタしていきましょう!笑


まとめ

  • チャンスはどこにでもある。
    チャンスを掴むためにはジタバタして、行動し続けるしかない。

  • ジタバタは赤子の頃にみなさん経験済み。
    大人になったからといって、やれないわけではない!

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今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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