ITARDA（イタルダ事故分析センター）によるペダル踏み間違い事故の分析によると、75歳以上の高齢ドライバーが圧倒的に多い結果となった。

①主な場所と運転操作
・駐車場などの複合的な操作が必要な場所。
・後退時には少なく発進、前進時に多い。

②原因
・焦り、慌てによる操作ミスでパニックを起こすこと。
・パニックになると前頭葉が萎縮して次の動作に切り替えることができなくなる。
・加齢による身体の柔軟性や関節の可動範囲が狭くなることも背景にある。

③応急対策
・オートマのクリープ現象（前に進もうとする動き）を利用し、動きを弱く滑らかにする。
・今の操作に集中し、一つ々の動作を丁寧に確認しながら行う。

④補足（私見）
・日頃の体調管理、簡単な柔軟体操を継続する。
・始動前の踏み替え反復練習（暖気体操）を行う。

「安全は
　　　日々一秒の
　　　　　　　積み重ね」

年齢、運転共に余裕のある方々は、高齢ドライバーの運転をせかしたり煽ったりせず、優しく見守ってあげることも大切だと感じます。

※画像はPixabayのJC_LiによるものにCanvaでテキストを加えました。