町の商店街にある
四川料理の名店

信頼している友人おススメの
お店で忘年会開催されるということで
参加してきました。

前から気になっていた中華料理のお店。

四川家庭料理 中洞。
中洞と書いて「なかほら」と読みます。
2018年8月オープン。

巣鴨駅降りて少し歩いた所にある
細い道沿いにありました。

ほっこりとしたたたずまい。

どこか優しさを感じる店内。
壁に描かれたパンダの壁画は
店主自ら描かれたもの

メニューのイラストも店主さんが
描かれたそうで。
手先の器用さがうかがえます。

店主の中洞新司さんは神楽坂芝蘭で
料理長を勤められた実力派。

今回は幹事さんが事前に注文して
くださっていた料理から今日のオススメなど
沢山いただきました。

それでは宴のスタートです！

ふぁ～！いきなりすごい
小皿料理が出てきました。

発酵漬物

爽やかな酸味

牛スネ肉、クワイ、カシューナッツ

上質なお肉とクワイのホクホク、
カシューナッツのカリカリ食感

茄子の黒酢煮

ぷりぷりのお茄子に
酸っぱ過ぎない黒酢が染み染み

落花生の紹興酒煮

奥深い味わい

鶏肉ジャーキー

鶏むね肉を2週間干したジャーキーは
旨味が凝縮

じゃがいも葱油和え

シャキシャキのじゃがいもに
葱油の旨味

金時人参砂肝油和え

人参が甘い！
それに砂肝油のコク

パクチー鶏皮揚げ乗せ

爽やかなパクチーと
かりかり鶏皮のハーモニー

鶏皮は塩水に浸けた後に
干して乾燥させてから揚げているので
手間暇かかってます。

レンコンのトマト醤和え

揚げた蓮根をトマト醤で和えたもの。
トマト醤とは、トマトと玉葱と赤唐辛子を
発酵熟成させたものなんだとか
(もちろん自家製)

見た目ほど味は強烈ではなく
ほどよい酸味と辛味

牡蠣の豆豉揚げ

揚げた立派な大ぶりの牡蠣に
豆豉のコク深い味わい

どれもうみゃい！！

スターターの料理だけで
大満足ですが
まだまだ続きます！

熟成塩豚山椒香り炒め

熟成塩豚の美味しいこと！
そこに花椒の華やかな刺激

回鍋肉

中華料理の定番回鍋肉も
中洞さんの手にかかればごちそうに！

イノシシ
間引き大根菜発酵炒め

猪の野趣あふれる香り
その旨味とを吸った発酵野菜と
酸味がたまらない・・

蝦夷鹿モモ肉
信州味噌、豆板醤炒め

マッシュルームと蝦夷鹿モモ肉
信州味噌と豆板醤のこってりとした味付け。
こってりしてるけれど
胃に響かないのはさすが中洞。
無化調と良質な油のの織りなす技！

鶏肉黒酢とろみ炒め

衣をつけて油通しをしてある
鶏肉がとろみのある餡と好相性！

麻婆豆腐

一見こってりしているようだけど
爽やかで奥深い味わい。

麻婆茄子

先ほどの麻婆豆腐とはまた微妙に違う味付け。
ほんのり酸味が感じられます。

冬白菜
上海カニ味噌塩味煮込み

これは一口食べて驚いた！
海だ！海の味がする！
カニミソの風味が海そのもの。
今までの人生で食べたことのない料理に驚き！
これはすごい！！

これらの料理に合わせた
お酒たちは・・

黒米酒(ヘイミージュ)

黒いお米の玄米で作られているという
お酒は、まるでワイン！

3黒米酒と書かれた地域で
作られているんだそう。
中国は場所によってつくられている
お酒が変わってくるのですね～

紹興酒ハイボール

紹興酒に果実をつけてソーダで割った
ほんのり甘くてすっきりしている
美味しいハイボール

この日はいちじくやリンゴで漬けた
紹興酒を使用していました。

4人で行ってこれだけ食べて飲んで一人
約7000円で済みました。
（一部お酒など幹事さん負担あり）

上質なのに良心的な価格に驚き！

どれも美味しかった～！
お腹いっぱいに食べたのに
すっきりとしているのは
無化調で質のいい油を
使用しているからでしょうか？

いくらでも食べられてしまいそうな
自分が怖かった・・

四川料理ってただ辛いだけな
イメージでしたが
それ以上の深みがあるこことを知り
概念が覆されました。

あまり話題になっていないお店ですが
ここは本当に素晴らしいと思います。

オススメ！

なんてことない小さな商店街に
素晴らしい四川料理の
名店があったよ
パンダのイラストがほっこり
癒してくれるけど
料理はどれも絶品
健康を気遣った無化調の料理は
体にもよし
ほらほら見た事か
一度は食べなきゃわからない
巣鴨駅より徒歩6分
四川家庭料理 中洞