身から出た錆を
キレイにはらいたい

先日試写会で見た
映画「メイドインバングラデシュ」は
バングラデシュを舞台にした
衣料品工場の過酷な労働環境と
低賃金に立ち向かう女性たちの姿を描いた
ヒューマンドラマ。

この映画に出てくる主人公が住む家は
ちょっと驚きの場所。
どこまでリアルなのかわかりませんが
こんな場所にバングラデシュ人は
住んでいるのか～と
驚かずにはいられませんでした。

というわけで今回は
こんな場所にレストランが！？
と言ったお店をご紹介します。

SABIHA HALAL RESTAURANT
2021年5月1日オープン。

じょいっこはnoteには書いていませんが
緊急事態宣言中に一度テイクアウトで
利用していて二度目の訪問になります。

大久保通りから一本入った細い道。
一階に焼き肉屋さん、
二階にソルマリが入った
賑やかなビルの中にありました。

以前リンカスハラルキッチンが
あった場所ですね。

最近は手前にまぜそばの店も出来て
カオス化が進みどこがバングラ料理店か
わからなくなってきましたが

「サビハハラルレストラン」と
書かれた扉を開けて入ります。

韓国料理店の風情の残るそこが
バングラデシュ料理店になってました。

半分が韓国料理店、
半分がバングラデシュ料理店。
キッチンも韓国とバングラデシュ
別々に分かれてるんだとか。

メニューを開くと魅力的な
バングラデシュ料理の数々

ビリヤニ各種から

おつまみまで。
フスカやハリムまであるのは
すごいですね。

ネパール料理のマトンセクワが
あるのには笑ってしまった。

ドリンクメニューには
お酒もあります。

目を引くのが
スペシャルボルタセット！

じょいっこの好物、
バングラデシュの家庭料理
ボルタの詰め合わせが800円で
食べられるなんて最高じゃない？

ガタイの良い、若めの
バングラデシュ人がオーダーを
取りに来てくれました。

いつものシェフとは違う
助っ人なんだそうですが
店の手前にあるまぜそばは
彼が数年間まぜそば屋で働いた
技術が踏襲されているらしい。
語学学校で勉強しただけあって
日本語が通じて心強い。

スペシャルボルタセットを
オーダーしところ
「フィッシュカレーを
付けるのがオススメ」とのことで
そちらもお願いすることにしました。

スペシャルボルタセット
800円

ふぁ～！
ごはんのまわりに小皿をきれいに
配置してくれました。

ごはん少な目でお願いしたのですが
多かったので少し減らして欲しい
と頼んだら

「まずは写真撮影して小皿に
よけてください」とのこと。

日本人の心わかってる・・

お言葉に甘えて食べられない分は
先に避けさせていただきました。

おかずは左からベグンボルタ
アルボルタ、ダルスープ、
ツナのボルタ、シュッキボルタ

ボルタはどれもオーソドックスな味わい。
最近、アレンジの効いたボルタを
食べることが多かったので
たまにはこんなシンプルな
ボルタもいいものだなと沁みます。

面白かったのがダル。
下の方に豆が沈んでいて、
卵や野菜が少し入って少々中華？韓国風？。
隣の韓国料理の影響なのか独特でした。

フィッシュカレー
500円

一度焼き揚げてあるお魚を
トマトが入ったグレイビーが
まとっています。

魚はバングラデシュの魚で
カトルフィッシュと言うらしいです。
身が締まっている白身魚。

コーラ

セットに付いてくるコーラ。
コーラはバングラデシュ料理に合いますね～

ドゥチャー
200円

ドゥチャーいりますか？
と聞かれていつもの清楚サービスか？
と思って張り切って
「はい！ありがとうございます！」と言ったら
後でしっかり200円取られました(笑)
濃い紅茶の味わいが美味しい～

レジ横には揚げ菓子が置かれていて
会計と同時にひょいと
買いたくなってしまう

最初はお客さんはいませんでしたが
出るころには同胞の方が集まってきて
バングラデシュ人に愛されている
お店なんだなと感じました。

ちなみに！
「雨の日はキチュリを作ると
聞いたのですが本当ですか？」
と聞いたら事前に雨だと分かっている
時は用意するんだそうです。

今日3月20日は
雨ではないですがブナキチュリを
作る予定とのこと。
ご興味ある人は行ってみてくださいね～
（もしやってなかったらすいません）

どんな災いも
元をただせば
誰のせいでもなく
自分に責任がある
普段から
愛を振りまいていれば
大体のことはオッケ～♪
身から出た錆を
キレイにハラって
大久保駅北口より徒歩2分
SABIHA HALAL RESTAURANT