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メンタル弱いのに、鍛えようとするのは危険!○○を要チェック!‐セルフケア体験談5‐

メンタルが弱くて、すぐ疲れちゃう。

大して頑張ってないくせに疲れて、情けない。

でも、私なりに頑張った…やけ食い・やけ酒して忘れよう。

起きたら体がめちゃくちゃ重たいし、気持ち的に辛い…。


ほんと、メンタル弱すぎ。
メンタル強くしなくちゃ…こんなんじゃやっていけない。
強くしなくちゃいけないけど、ポジティブに考えるなんてできないし、スルースキルだってなくて全部真に受けちゃう…。


強くするためには、どうやって鍛えたらいいの…?




って悩んでいる人にお伝えしたい!



メンタル弱い時に、メンタルを鍛えるのはとても危険だから辞めなさい!



イメージしてみてください。
健康な体で、筋トレするのは効きそうでしょ?
でも、がりがり&不健康な体で、筋トレするのってどう?



筋トレの前に食べろよ!ってなりますよね。



筋肉が明らかにない状態から、筋トレするは効果的とは言えない。
逆に、ケガをしちゃう可能性だってありますよね。


それと同様で、
メンタルが弱い状態から、スルースキルを身に着けようとしたり、ポジティブシンキングしようとしたら…?


スルーすべきなのに、スルーできない自分が情けなくなりますよね。

ポジティブに考えようと努力するのに、肝心のポジティブな考えが浮かばないのが苦しくなりますよね。


苦しくなるだけならまだしも、”できない”が積み重なると、いくらやってもダメな自分のイメージが完成してしまいます。

そして、そのイメージが完成してしまうと、
自責や自己卑下を当たり前のように繰り返してしまい、
うつ病・適応障害・自律神経失調症・対人恐怖など色々な疾病・障害を発症する引き金になる恐れがあります。


つまり、メンタルが貧弱な状態で、鍛えようとすると逆効果になるんです。




だからまず、メンタルが弱いなら、注目すべきは体なんです!



メンタルとカラダ。
メンタルを鍛えたいのに、体に注目するの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


想像してみてください。
睡眠不足になるとモヤモヤして集中力が鈍るし、
疲労困憊だと余裕がなくて何も考えられないし、
空腹状態だとイライラしますよね?


このように、体の状態で心の状態が変化するというのは、実は普段からよく起こっていることなんですよね。



そこで、今回は体のある部分に着目していこうと思います。



睡眠、栄養、運動、ストレッチ、呼吸…



ひとくちに体に着目するといっても、色々な項目がありますよね。



ちなみに、今回の内容は睡眠ではありません。
健康の王道ですし、以前も取り上げているので。



じゃあ、栄養でしょ!
と思われる方も多いと思いますが、惜しいっ!



栄養の結果に着目しようと思います。



「ん?栄養の結果?なんじゃそりゃ。」ですよね(笑)



今回は、”排便”について取り上げます!



栄養を気にして取り入れようとしても、気にしなくちゃいけないことが多すぎると思いません?


バランスよく。
たんぱく質を多く取る。
発酵食品をとる。
塩分は控えめ。
カロリーは○○まで。
1日の目標摂取量は○○まで…。


多すぎやろっ!
生活してたら、そんな気にしてらんないよ!


っていうのが本音じゃないでしょうか。





だから、現状の自分の体の状態を知って、
そこから逆算して必要な栄養を考えたり、取り過ぎているものを減量しようか考えたりするほうが、近道だし、優先的に行動できると思いませんか?



そこで役立つのが、便の性状なんです!



例えば、こんなことはありませんか?


・便秘になっているときを振り返ると、野菜をほとんど取れていなかった。
・便が固くて出にくいときは、休憩する時間なくて水分をとれてなかった。
・下痢した日の、前の晩は、食べ過ぎ&飲み過ぎだった。
・辛いものを食べた翌日は、おなかの調子が悪い。
・運動した日は、排便時のいきみが少ない。
・朝からお白湯を飲んだ日は、快便。



このように食べたものの内容や量、生活の内容しだいで便の状態は変わってきます。


正常な便の状態としては、バナナ状であったり、柔らかくても形が保たれている状態。


それ以外は、健康状態が乱れています。
健康状態の乱れに伴い、メンタルがどんより重かったり、キリキリと神経質になってしまったり、眠気が酷かったり、体が重くて何にしてもおっくうだったり。



だから、正常ではない、硬すぎる便、柔らかすぎる便の対策をそれぞれ立てて行動することで、体の状態が整い、メンタルの基盤が強くなっていくんです。


(※正常で、睡眠も十分なのにメンタルが弱いのなら、メンタルを鍛える方法に着手してOK※)



それではさっそく、具体的な原因や対策をお伝えしていきますね。


【硬すぎる便】
〇原因
 ・水分不足
 ・腸の動きが鈍い
 ・緊張状態が続いている
 ・排便を我慢するのが習慣になっている

〇対策
 ・水分不足
  →水分を一口ずつこまめにとる
  →飲むタイミングを決める(トイレの後、アラームを設定)
  →1日に必要な量をボトルに入れて管理する(1L×2本を飲む)

 ・腸の動きが鈍い
  →腸のマッサージをする(のの字を描くように押す)
  →体をひねるような運動をする(大股で歩く、ラジオ体操)
  →朝起きたらすぐに1杯の水を飲む

 ・緊張状態が続いている
  →深呼吸をする(3秒吸って、止めて、7秒吐くを5セット)
  →瞑想をする(何も考えない、何か浮かんだら再度体の反応に注目)
  →ヨガをする(伸びる心地よさ、酸素の出入りを感じる)
  →心のお守りを書き出す(頼れる人、安心するワード、安全基地)
  →マッサージを受ける(肩、足裏、頭、手のひら)
  →入浴(38~9度、15分間、ラベンダーの入浴剤使用)

 ・排便の我慢が習慣化
  →リズムを作る(食後は必ず行く、トイレに座ったらお腹のマッサージ、
   ウォシュレットで刺激する)
  →最寄りのトイレを探しておく
  →排便しやすい姿勢をとる
   (和式便座、足台を使って股関節より膝が高い位置にくるようにする)


【柔らかすぎる便】
〇原因
・暴飲暴食
・過度の飲酒
・香辛料の取り過ぎ
・過度なストレス
・感染や炎症性の疾患
・薬の副作用


〇対策
・暴飲暴食
 →飲み食い以外のご褒美やストレス発散を決める。
 →暴飲暴食後のストレス発散の程度を数値化する。
 →翌日の記録をする。(だるさ、浮腫み、睡眠の質、テンション)
 →安いからと大量購入しない。
 →食べ放題にはいかない。

・過度の飲酒
 →お酒以外のご褒美・ストレス発散方法を探す。
  (人に話を聞いてもらう、ストレスの根本的な解消方法を明文化する)
 →飲んでいい量を決めて、守る。
 →ストレス発散の程度を数値化、記録する。
 →家にお酒をストックしない。
 →飲み放題に行かない。

・香辛料の取り過ぎ
 →七味唐辛子、にんにく、マスタード、タバスコを控える。
 →生野菜を一緒に食べる。
 →タンパク質、抗酸化ビタミンを摂取する。
 (鶏むね肉、豚肉、大豆、苺、柿、オレンジ、鮭、カボチャ、アーモンド)

・過度なストレス
 →ストレスの原因から物理的に離れる。
 →なるべく考えない様に、別のことに意識を向ける。
 →とにかく睡眠時間と睡眠の質を優先する。

・感染、炎症性疾患
 →ウイルス性のもの、慢性のもの、急性のもの等、種々ありますので、まずは病院へ。

・薬の副作用
 →まずは病院へ。
 →お腹を温める。(カイロ、腹巻、毛布、暖かい飲み物)
 →消化のいいものを食べる。
 →刺激物を避ける。(油もの、香辛料、アルコール、カフェイン)




以上の原因と対策がありますので、メンタルが弱いな・体調が良くないなと思った時に、便の状態に着目して、必要な対策を講じてみましょう!




ちなみに、私はストレスがかかるとすぐに下痢するタイプです。

思い返せば、うつ病発症の少し前なんかは、特に下痢フィーバーだったと思います。


『頑張っていないのに、疲れて情けない…』
『とにかく寝よう』
『飲んで気を晴らして、ごまかそう』

そうやって、辛いことをぐるぐるぐるぐると考えて堂々巡り。
どん底行きの快速列車に乗っているようでした。


考えてみれば、その時はまさに、暴飲暴食+お酒飲みすぎ+水分不足が積み重なっていました。



ストレスフルで行動が悪くなり、体調不良から下痢になったのか。
体調不良から、生活習慣が悪化しストレスに対して脆弱になったのか。


まぁ、実際のところ、どちらが先かはわかりません。
そんな、卵が先かニワトリが先かは、重要なことではないんです。


重要なことは、辛い時に、どの行動なら選択して実行できるか。


しんどい時に、メンタル鍛えようなんで、無理なことはしなくていいんです。
しんどい時は、良く寝よう・栄養のあるもの食べよう・ストレスから離れようっていうシンプルな方法でいいんです。



排便の状態を知ることで、メンタル不調をいち早く気づいたり、しんどい時にしんどい方法を選らばずに、自分を労われるようになって欲しいと思います。


ストレスフルな時って、どうにもならないことを、いつまでも「どうしよう」って考えがち。
だから、必要以上に自分を責めて、自分で自分をズタズタにしてしまう。

どうか、その時に、
「あー、仕方ないか。だって、下痢だもん。体調悪いんだから、自分を労わろう!」って割り切るきっかけになればいいな。
そして、水分とって、美味しいもの食べて、マッサージで気持ちよくなって、元気になってくださいね。



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