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息子が生後3か月でセルフねんねするまでの流れとやったこと

つい先日5か月になった息子が、生後3か月ごろからベビーベッドで一人で眠れるようになるまでの流れと、早期にセルフねんねができるようになるためにやったことについて書いてみます。

赤ちゃんは勝手に寝るものだと思っていた

セルフねんねに向けて動き出したきっかけは、育児系YouTubeを見漁るのが日課だった産休中に、偶然「寝かしつけ」というものの存在を知ったことです。

不勉強なわたしは、それまで「赤ちゃんは寝るもの」だと思い込んでいたので、「寝かしつける」という行為が必要なことが衝撃でした。
しかも、最近は「乳幼児睡眠コンサルタント」という「寝かしつけのプロ」としての資格まであるようで、それだけ「ねんね」にまつわることで悩んでいる親御さんが多いのだと思います。

我が家は低月齢で保育園に入ることが決まっていたこともあり、セルフねんねができる子の親はラクだろうなあと、寝かしつけについて調べ始めました。
こうして、我が家の「セルフねんね」での道のりがはじまりました。

産前からねんねに適した環境づくり

本格的な「ねんねトレーニング(ねんトレ)」は、生後半年くらいから始めるのが推奨らしかったので、それ以前から無理なくできるねんトレの準備や環境づくりを中心に取り組みました。

産前から用意する寝具類については、ねんねに適した環境を意識して用意しました。
※我が子は11月生まれのため冬場のねんねに適した環境を意識しています

  • 手足がぶつかっても痛くなりにくいベビーベッド(ココネルエアー)を用意

  • 枕・掛け布団は窒息の恐れがあるため使用しない

  • 掛け布団のかわりにスワドルを使用

  • ガーゼ・タオル・ぬいぐるみ等は枕元に置かない

  • 室内を適温に保つためNature Remo で一定の室温を下回る・上回ることのないようにエアコン設定

  • 冬場なので加湿力が高い加湿空気清浄器を導入

  • リビングと寝室が隣接するので、音対策にホワイトノイズマシンを導入

  • 寝室は遮光性の高いカーテンに(もとからなっていた)

  • 寝ている間も見守れるようスマホで見れるベビーモニターを設置

掛け布団やまくらなどは、お店でもふつうに売っているので必要だと思ってしまっていましたが、冬場でもなくて問題なかったです。
むしろ、窒息などのリスクを心配せずに安心して寝かせることができました。

1~2か月ごろ:昼夜の区別をうながす


ねんトレの準備として、なるべく早期に昼夜の区別ができるように意識しました。
ただし、このころはまだ一人で寝ることをゴールにせず、抱っこゆらゆらでの寝かしつけが多かったです。

まだまだ1日中寝るのがメインの生活だったため、朝と夜の存在を知ってもらえればいいや~という感じでゆる~くやっていました。

  • 朝は決まった時間にカーテンを開けて日光を浴びる

  • お風呂の時間をなるべく固定する(当時は16時前後)

  • 日が落ちたら室内を間接照明に切り替えて薄暗くする

  • 夕方以降はテレビなどの液晶画面が息子の視界に入らないようにする

継続していたら2か月ごろから徐々に夜の寝付きがスムーズになり、昼夜の区別がついてきました。

2か月後半ごろ:ねんねルーティンで「眠たい」空気づくり

昼夜の区別はついてきたので、次のステップとして毎日決まった流れで就寝することを意識して、ゆるやかにねんねルーティンをはじめました。

初期のねんねルーティン

  1. お風呂

  2. スキンケア

  3. ミルク

  4. スワドルを着る

  5. 暗い寝室に行く

  6. オルゴールとホワイトノイズをかける

毎日同じ流れで眠りにつくことで、ルーティンに入ると自然と「そろそろ寝る時間だ」というモードになるそうです。

お風呂の時間はなるべく固定になるようにして、夕方18~20時のミルクの時間にあわせて入れていました。

とくにルーティンに入れてよかったなと思うのはオルゴールとホワイトノイズです。オルゴールはYouTubeで適当に見つけて流していたら息子が眠くなったので、流すようになりました。ホワイトノイズは、寝室とリビングが隣接しているためリビングからの生活音が気にならないようにかけています。

3か月ごろ:ベッドに「着地して眠る」経験を増やす

3か月に入るころには、ねんねルーティンが終わるころにはかなり眠い状態が作れるようになり、ベッドに着地して眠れることもありました。

次のステップとして、「ベッドに着地して眠る」をデフォルトにできるよう、着地後に泣いてしまった時の対応を以下のようにしました。

ベッドに置く→泣く→2分ほど見守る→泣き止まなければ抱っこで落ち着かせる→寝落ちる前に置く→泣く→2分ほど見守る...を2~3回繰り返す
※泣いている原因が空腹やオムツなどの生理的要因でないことは確認します

とくに記録をつけていたわけではないので正確なことは忘れてしまったのですが、1か月も経たないうちにほぼ100%着地での就寝ができるようになりました。

はじめのうちは、着地後に泣いている息子を抱き上げながら、「置いたらどうせまた泣くんだろう」と思っていたのですが、3回目くらいの着地で泣かずに「スッ」と眠りにつくことがあったんです。

それが、だんだんと2回目に眠れるようになり、いつのまにかベッドに入るだけで自然と眠れるようになりました。

習慣の力ってすごい

息子は現在5か月になり、はじめは夜だけだったセルフねんねを、朝昼晩といつでもできるようになりました。

セルフねんねにむけた練習をしていて思ったのは、「習慣の力ってすごいんだな」ということ。

いきなり一人で寝かせようとしたらおそらく挫折していたと思いますが、少しずつ習慣をつけられたことで「ベッドは寝る場所」と頭と体で覚えてくれたようでした。

もしかすると今後またセルフねんねができなくなってしまうこともあるのかもしれませんが、そのときは焦らず、少しずつ新しい習慣を身に着けていくことを心がけたいです。

お読みいただきありがとうございました!

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