見出し画像

白馬三山(猿倉〜白馬鑓温泉〜白馬鑓〜杓子〜白馬〜栂池)トレイルランニング

身長148㎝で月200時間働くOLが、10月頭の北アルプス・白馬三山をトレランで縦走してみた山行記録

画像1

都心近郊の低山に比べると、エスケープも限られるアルプスでのトレイルランニング。

どうコースを設定すればいいか、どれくらい時間がかかるものなのか、参考にしていただければと思います。


アルプスのトレイルランニングを計画するうえで、一番面倒なのが車の回送。もしくは下山後の公共交通機関での帰路です。

その点、白馬エリアは夏~秋までバスが運行されており、公共交通機関のみの場合は白馬駅起点、車の場合は白馬八方バスターミナル起点でコースを組みやすいです。


今回は朝なるべく早く行動開始したかったので、車で白馬八方バスターミナルへ。朝6:00初の猿倉行始発バスに間に合うように到着。

9月のシルバーウィークの時は、朝5時には猿倉の駐車場がいっぱいになっていたこともあり、早めの5時にバスターミナル前の駐車場に到着。

あまりバス使って縦走する人がいないのか、まだ7割位しか車は停まっていない。シルバーウィークの時と違い、停留所にも人は並んでいませんでした。(シルバーウィークの時は臨時バスが出る位の行列ができてました)

インフォメーションセンター内の券売機で950円支払い、猿倉までの切符を購入。一時間ほどで猿倉に到着。

快晴の天気の中、いざ出発!白馬大雪渓は渋滞するので、白馬鑓温泉経由のルートをチョイス。パワーウォークで歩いたほうが速いっていうスピードのジョグで走り出します。走るか悩む微妙な斜度の登りが続きます。

画像2

40分ほどジョグで登っていくと、視界が開けてきます。


画像3

さらに走ると杓子沢が見えてきます。この辺からは登りがマイルドになり、トラバース気味になるので走りやすいです。

画像6

杓子沢渡渉ポイント。冷たい沢の水を見ると飲まずにはいられない、不思議な性分があるので、北アルプスの美味しい水を堪能。

こちらのルートは人気が少なく、下りてくる方と数組すれ違う程度。

画像4

猿倉から1時間40分で白馬鑓温泉に到着。流れている沢の水が適温の温泉だ!!!

画像5

男性用のお風呂は上から丸見えですね。

白馬鑓温泉小屋は10/3が小屋終いでした。事前に調べてなかったのでコーラ買えませんでした…残念。

画像7

鎖場を数カ所通過し、急登を上ります。今日の行程で一番の登り。以前友人とここを走った時に、友人は高山病か脱水症状で頭痛を訴えてました。紅葉が見えてくると、登りはあと少し!

画像8

ここまで来ると急登はひと段落。ここまで3時間弱。稜線を北上し、いよいよ白馬三山へ取りかかります。

画像9

まずは白馬鑓。ここから杓子までは脆いザレが続くので、走って石を人に落とさないよう慎重に…。

画像10

次は杓子。杓子からの眺めは絶景です。

画像11

白馬頂上宿舎見えてきました!

頂上宿舎まで行けば500円でコーラが飲めます。600円で甘酒もオーダー。塩昆布がついてきてすごいよかった。

画像12

頂上宿舎でがっつり30分休憩&トイレを済まし、いざ白馬山頂へ。宿舎から10分で山頂。

画像13

小蓮華方面へ向かいます。三国境から気持ちのよさそうな縦走路が見えます。

画像14

白馬大池が見えてきました!

画像15

小蓮華山頂には立派なモニュメントがあります。

画像16

白馬大池山荘手前が赤い絨毯になっていました。

画像17

写真では伝わりにくいですが、池の周りが紅葉していました。ここから栂池までは大岩がゴロゴロで皆さん大いに苦戦されていました。

画像18

白馬乗鞍のピーク。ロープウェイが近くなってきたため、若者たち中心に賑わっていました。若い世代の登山人口が増えることは喜ばしいですね。

大岩の下りは渋滞が発生していました。余裕を持った時間設定が必要なセクションですね。

栂池山荘には13:40着。ロープウェイに乗る人の列が50mくらいできていましたが、10分間隔くらいで運転してくれていたのでそんなに待たずに乗れました。

ロープウェイ下山後、足湯に後ろ髪惹かれながらバス停へ。観光センターみたいなところで530円で八方バスターミナルまでの切符を購入。ここで事前に切符買っとけとのことでした。

画像19

ガーミンの記録。最終的にはちょうどよいランニング強度でしたが、高所に弱い方は心拍数管理も必要かもしれません。

バスは基本的に一時間に一本くらいなので、あまり時間に追われず、トライしやすいコースかとは思います。

ただ、エスケープは猿倉のみなので、20㎞2000mアップは無理なくできるほうが安心だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?