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能登半島地震 破壊され続けて② 自宅

2022年6月震度6弱

揺れた時のことは、もう忘れてしまったが、酷かったことだけは間違いない。家の中は物が落ちまくり、家の外は何かがポロポロ落ちていた。
よそのお宅の屋根に茶色いモノが見えたので、ウチもマズいのではないかと棒にスマホを括り付け、2階の窓から動画を撮った。
よくわからなかったが、瓦が少しズレてる?
いつもお世話になっている大工さんに連絡し屋根に登ってもらった。幸い屋根の状態はそこまで酷くはなく、大工さんがなんとかしてくれたが、そろそろ屋根の葺き替えが必要かもと指摘された。

2023年5月震度6強

前回の地震から11ヶ月後震度6強。一部の地域の被害が酷く倒壊する家もでてきた。我が家も屋根瓦が破壊され、外壁の一部は崩落寸前、家の中も壁に何本もヒビがはいっていた。


家の修理をお願いしたが・・・

なかなか大工さんと連絡が取れない。前回に比べると被害が大きかったため依頼が殺到しているのだろう。電話は諦めてFAXを使ってお願いした。
雨が降る前に屋根にブルーシートだけでもかけてほしかったが間に合わなかった。雨漏り発生。雨漏り箇所が廊下だったのがせめてもの救いだった。


ようやく

数日後、ようやくブルーシートを掛けてもらえた。見積もりも出してもらえた。
だけど修理は順番待ち。いつになるかはわからない。不安でいっぱいだったが、ありがたいことに、ボランティアさんが外壁を応急処置してくれたので、少し気持ちも落ち着いた。
そして、夏が過ぎ、秋が過ぎ、冬と呼ばれる季節になってようやく修理が始まる。地震から7ヶ月が経っていた。


そして、また

2023年12月29日修理が完了した。これで安心してお正月を迎えられる・・・はずだった。
2024年1月1日16時10分までは・・・

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