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医療ソーシャルワーカーの業務日記⑦〜同じ病気を持つ方の交流⭐︎ピアサポート

皆さんこんばんは♪

ソーシャルワーカー21です。

今日は『ピアサポート』について。

『ピアサポート』って?

あまり聞き慣れないですね。

簡単に説明すると「同じ病気、障害を持った方の交流の場」です。


病気になると辛いですね。不安にもなります。

その辛さと不安って私たち病院職員にわかるか?

病気になるとどんな苦労があって、辛いのか、一般論ではわかりますが、実際に経験していません。

実際に病気にかからないとわからないことも多いです。

「あなたに病気の辛さがわかるの?」と言われたら本当にそのとおりです。

経験していないと言われればそれまでです。


そのため「同じ病気、障害を持った方の交流の場」が必要と言われます。

そうは言ってピアサポートの活動を行っている病院は少ないです。

病気(がん、認知症、脳卒中など)によって「◯◯サロン」という名称で行っていることが多いです。

認知症カフェという名称で行っているところもあります(認知症カフェについては一般のカフェがやっているところもあります)。

しかしコロナ流行後、活動を辞めてしまっているところも多いです。

ソーシャルワーカー21の病院でもコロナ禍で辞めていましたが、「ピアサポート」が復活しました。

限られた病気だけですが、再開できたことは大きな一歩です。

参加者は少ないけど(まだまだ定着していないので)、今年度は2回実施。

参加者が「同じ病気を持った人と交流できてよかった」ってすごく喜んでくれていた。

今までそういう機会がなかったし、知らなかった。

「あったらいいな」の考えもなかったみたいです。

まだまだ参加者は少ないけど、年に何回か行いたいですね(毎月やってほしいって声もあるけどごめんなさい)。

それを繰り返すことで参加者が増えて、より参加者同士の交流ができるといいですね。


そういう場が嫌という方もいるので参加は強制ではなく、任意です。


今回ソーシャルワーカー21は、

1️⃣参加者が喜んでいたこと

2️⃣終わった後に参加者同士でお茶をしに行ったこと(院内のカフェで)

3️⃣1回目に来ていた人が2回目に来てくれたこと(1回目がよかったみたいで)

これが嬉しかったですね。

「またやろう」と思いました。


次は6月くらいでしょうか?

コロナ禍も落ち着いてきたし、こういった活動が増えるといいですね。

今日も読んでいただきありがとうございました。

またよろしくお願い致します🙇‍♂️

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