マガジンのカバー画像

風景のメモ

16
地域の魅力、風景の魅力を伝えるためのメモ
運営しているクリエイター

#風景

湖畔の風景

十和田湖を訪れる人には読んでほしい記事です。ちなみに全国的に暑いようですが、十和田湖は30度前後、朝晩は長袖が必要なくらいまで気温が落ちます。標高は400mあり、周囲も豊かな自然に囲まれているからかもしれません。青森県内のまちはしっかり暑いようなので、十和田湖は避暑地なんだと思います。 夏休みに入り、連日のように多くの人が訪れる十和田湖ですが、天気が良い日は上のような夕日を見ることが出来るのに、観光客のみなさんが殆ど見ていないという不思議な状態に直面しています。 観光地と

有料
500

復興のなかの復興事業

この文章は長い年月のかかる事業に向かう人たちに向けて、書いています。話のきっかけは、先日携わっていた堤防の一部が完成したためです。2018年5月に竣工したので、東日本大震災からは7年と2ヶ月ほど経過しています。 この堤防に関して四つの話題です。 ・ まとめ;基本方針は大切にしよう ・ 計画の前提としての堤防方針(基本方針) ・ 新しくつくられた堤防空間(基本計画・実施設計) ・ 土木の時間と建築の時間(雑感) ー 大切なのは基本方針 今回、出来上がった空間は官民

問いをたてる

クリティカルシンキングとデザインについて、色々な人の話を聞くことができたので、建築・土木の計画論として、どういうものか考えてみました。 1.アメリカの教育の1シーン 2.問いをたてる 3.話会うこと 4.ある計画での問い ー アメリカの教育、FACT or OPINION 面白いことを聞きました。アメリカの小学校3年生の授業で、論理的思考を学ぶ一環で、ある文章に対して、FACT or OPINION の FとOを入れる授業があるそうです。すごいなと思いました。一人一人の語

トレイルランの魅力

トレイルランの素人が、なぜトレイルランをやるのか書いていきたいと思います。きっかけは、だいたい参加後に「なにが良いの?」と聞かれるからです。先日参加した両神山麓トレイルランを通して考えていたことを書いていきます。 1.煩悩を捨てる 2.行ったことのない場所を訪れることができる 3.あるコミュニティを感じる 1.煩悩を捨てる この間参加した両神山麓は約40000歩、21kmの距離で高低差が約1500mの大会でした。一緒に参加した友人たちも含めて終わった後は、満身創痍になって

自転車って良いねっ。地域を楽しむツール。

今日は自転車のツーリズムや、自転車による自然、地域との関わり方を書いていきます。文章は、自転車好きはもちろん、ロードバイク・クロスバイクに乗っている人、地域づくりや観光で自転車というツールを考えている人を意識しています。 サイクリング事業を始めたモニターとして参加して感じた記録です。モニターの主催は、そらうみサイクリングさんです。今季から、宮城県石巻市、女川町、牡鹿半島でのサイクリング事業を立ち上げようとしている団体です。メンバーは自転車店を経営されている方や、ツールド東北

風景を見つめる 365days

一日、一枚をイメージして、その写真の背景にあった行為や考えを書いています。風景の循環(日常の持続性)と美しさ、を考える時に必要なことはどういうことなのか、内省的な記述を通してことば探しをしています。365からカウントダウン方式で進んでいきます。 - 目次 - 362.生きている 〜人の手と自然の強さ〜 363.チューリップ 〜ゆらゆら揺れる〜 364.名前もわからない花 〜季節の色〜 365.紅白梅 〜東北に桜はまだこない〜 ------------------------

風景を考える 100の言葉

--------------------------------------------------------------------------- 設計・デザイン、地域づくり、まちづくり、空間づくり、ものづくりなどの風景(持続性のある日常生活)の循環と美、に携わる人と一緒に考えたい大切な言葉探し。 #キーワード探し #見つけること #つくること #そだてること #しくみづくること #変わり続けるなかで変わらないこと #変わり続けること #風景屋 #fuukeiya