半世紀近く生きてしまい、思ったこと。

考えてうまくいく人。
考えても無意味に近い人。

二通りのタイプが居るように思う。
過去の社員を思い返してもそう。
セールス本を読み漁ったり、知識を高めようと頑張っている社員。
片方は、それからヒントを見出したのか？スイスイと成績を上げ、
片方は、どんどん精神的に病んだ様子になって、入社当時の成績より遥かに落ちていく。努力すればするだけ空回りの悪循環。頭はいい。

とか、思い返していて、
あ゛ーー
っと、なった。

自分はどちらかというと、後者のタイプじゃないか？
と。

そう。
考えてうまくいくなら、半世紀も生きて来たんだから、精神もなんもかんもよく、順風満帆なはず・・・

そう昨日、眠れる漢方を飲んで布団に入って、眠れず・・
あれこれ考えたり、思い返したりしてフッと思ったことだった。

どーにもならない事を考えたり、想いを馳せたりしたり、、
精神力みたいな体力みたいな　ゲームにあるようなゲージがあったとして・・・
どーにもならない事、自分ではどうすることも出来ない事を考えて、それがまだ夢のある自分に活力を与えるような事柄ならまだしも。。　
あの時あーだった。この時どーだった。　自分の病気。　妻のこと。　ごめんなこんな親でとか。　これからどうしようか。とか・・・
自分の活力を弱らせるようなことばかり意識を向けて、自分の精神力や気力、体力を自分で削っているんじゃないか？
って、思った。

若い頃は、エネルギーに満ち溢れているから、そんなことは気にしたことないけれど、
今の年齢だから、顕著に表れる。
体調不良とかの一つの原因として、
考えても思い浮かべても、自分ではどうすることも出来ない事を、考えて、ミスミス自分を弱らせていた。
ということだと思う。

そう。
自分が若い頃、会社を立ち上げたりして、資産を作ったとき、何もかんがえてなくて、ただ、目の前にある　自分に対処できること、少し頑張れば出来そうなこと、を　ただやっていたと思う。
自分は、そういうタイプだったんだな。

考えてうまくいくなら、今頃とっくにうまくいっているわけで、
自分にどうにもできない事を考えないようにするのが
今の自分にはいい。
水面に浮かぶように生きて、過ごす。
こんな感覚で、
まずは精神、気力を大切にしようと思った。