15日から高熱の子を寝ずに看病をしてみて

15日に急に39℃~40℃越えの発熱をした子ども。
過去に熱けいれんをした事を思い出して、焦った。
万一のことを考えてしまうと、
急にこの子がこの世に生まれた時、はじめてであったとき・・・
そして今までの、笑顔や遊んだこと、楽しかったこと、甘えて来たことなどが、サーっと走馬灯のように思い出された。
「とにかく助けたい。」助けなきゃ。
それだけが一心だった。
すぐに病院に連れて行くとか、救急車を手配をしたかったけれども、コロナの社会状況を考えると、上の子にも影響が出る。
上の子は学校に行きたがっている。
だから、自分で15日深夜、一睡も寝ずに熱を下げる努力をした。
努力の成果が出たようで、朝は38℃まで下がった。
安心した。
少し眠れるかな・・・そう思ったのも束の間。
しばらくするとぶり返して40℃。
その繰り返しを18日の深夜まで繰り返した。
朝は容赦なく、上の子の朝食、アイロンがけ、学校の登校途中の道のりまで引率・・・家に走って帰って、子どもの熱を下げる。
その間に、洗濯物、食器洗いなど、
ゴミ出しもしなきゃなんない。
結局、自分の勉強とかなんて全くできない。
眠ることすら許されない。

でも、不満も、苦しいという思いも沸かなかった。

とにかく、子どもの元気な顔を顔を見たい。

それだけ。

みんなが笑顔で、笑い声、兄弟げんかの声・・・
我が儘での鳴き声・・・
そういう、日常の生活が幸せというものなんだ。
って、しみじみと思えた。

カネなんていらねー。
地位もなんもいらねー。
勉学もいらねー。
自分自身もいらねー。

とにかく、子を守りたい。
子どもの未来を守りたい。

子どもの笑顔を願って。

やっと、熱も冷め
子どもが「おかわり!」という言う。
安堵感に包まれる。
これが幸せ。

兄弟げんかが勃発する。
これが幸せ。

今まで子どもにイライラしていた出来事、
全部が幸せの一コマだった。

子どもの存在にありがとう。
自分のところに来てくれてありがとう。
ただそれだけ。

一緒に過ごしたい。
ただそれだけ。

生まれた時の天使のような存在、
今一度忘れないようにとどめておこう。

でも、少ししたら
また怒ったり、怒鳴ったりするんだろうなぁ^^;
まっ、それも思い出かぁー^^

やっと、ちゃんと眠れる。
普通がありがたい。

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