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機械・電子工作、アマチュア無線、Linux など楽しんでいます。 過去の記事は次のとお…

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機械・電子工作、アマチュア無線、Linux など楽しんでいます。 過去の記事は次のとおり -> https://jq1qnv.sakura.ne.jp/ https://ham-jq1qnv.blog.ss-blog.jp/

最近の記事

雑に作る

去年の正月に「今年は作ります。」と宣言したのだが。途中から生成AIでの画像づくりの方に興味が行っちゃって、まぁ、これはこれで「作る」なのだが、結局工作は「ポンコツDIY」の1件だけだったなぁ。 で、今年(2024年)そんな私に「正気にもどれ」とゆるく諭してくれた一冊がこれ。 雑に作る 電子工作で好きなものを作る近道集 石川大樹、ギャル電、藤原麻里菜/著 出版社 オライリー・ジャパン ISBN 978-4-8144-0049-2 「雑に作る」こと自体、電子工作ではよくやる

    • 【ポンコツDIY】換気扇周りの壁をアルミシートで覆ってみた

      換気扇周りの壁にアルミのシートを貼ってみた。 もともと換気扇の周りには鉄板のフードが付いていたのだが、汚れと劣化が酷いので、近所の便利屋さんに頼んで取り外してもらった。取り外した後、壁材の石膏ボードの表面がむき出しになったので、「壁紙貼るか!! やったこと無いけど・・・。」と言うことで、夏休みの工作としてやってみた。 当初は適当な壁紙を調達して貼り付けようと思っていたのだが、ガスコンロの周りなので、一応、防火を考慮してアルミのシートにした。 0.2mmの厚さのアルミシートがモ

      • Stable Diffusion で作成したPNGファイルのサブネイルとプロンプト情報を一覧表形式で表示させてみた Ubuntu + exiftool + convert + perl

        絵は描けないけど好きな私。AIで画像を生成して楽しんでいます。最近は流行りの Stable Diffusion を使って夜な夜な画像を生成していますが、作成した画像の数が結構数が溜まってきました。AIを使って画像を生成する際には、様々な条件やプロンプトを指定する必要があります。好みの画像にするには良い結果が得られた画像の条件を参考にして次の条件を決めていくのですが、その条件は生成されたPNGファイルにメタデータとして登録されています。そのため、次の画像生成時にその条件を読み出

        • Ubuntu 22.04 + nanoVNA-saver 0.6.0

          ちょっとだけすんなり行かなかったのでメモる。 インストール方法はソースに添付されているINSTALLATION.mdに書かれている。最初debパッケージを作ってインストールしようとしたが、いろいろ怒られて嫌になったので、ソースからpythonスクリプトを呼び出す形で使うことにした。この方法もINSTALLATION.mdには書いてある。それで下記実行した。 sudo apt install python3 python3-pippython3 -m venv ~/.venv

        雑に作る

        • 【ポンコツDIY】換気扇周りの壁をアルミシートで覆ってみた

        • Stable Diffusion で作成したPNGファイルのサブネイルとプロンプト情報を一覧表形式で表示させてみた Ubuntu + exiftool + convert + perl

        • Ubuntu 22.04 + nanoVNA-saver 0.6.0

          fldigiでPSK31を日本語で使ってみる。

          前回の記事のUbuntuにインストールしたfldigi 4.1.26。 操作マニュアルを眺めていたら、UTF-8に対応しているという記述があった。 ん?これって日本でokってこと? ということで、早速試してみた。 電波は出さず、2台のPCで互いのスピーカとマイクで通信。 1台はUbuntu、もう一台はWindows11。両方にfldigi 4.1.26がインストールしてある。fldigi同士だと日本語が通じてる! MMVARIでもやってみたが、こちらは駄目だった。 C

          fldigiでPSK31を日本語で使ってみる。

          Ubuntu 22.04 + fldigi ver4.1.26

          今度はfldigi ver4.1.26をソースからビルドして Ubuntu 22.04にインストール。これもhamlib経由でIC-7300と繋いで使う。 インストール時の手順を記す。 ライブラリの準備 hamlib、オーディオの設定はWSJT-Xのときに済んでいるので、今回は何もしていない。 次に必要なライブラリ。WSJT-Xのときと同様、今回は以下を手動インストール。 $ sudo apt -y install libfltk1.3 libfltk1.3-dev $

          Ubuntu 22.04 + fldigi ver4.1.26

          Ubuntu 22.04 に WSJT-X v2.6.1 を入れたときに気づいたこと

          WSJT-X と rigctl の仲が悪い。 rigctl でIC7300を操作した後WSJT-Xを起動するとhamlibでエラーが出る。 一旦、IC-7300の電源を切ってやると操作できるようになる。 逆もそう。 WSJT-X を使った後、rigctl を使おうとするとhamlibでエラーで出る。 これも一旦、IC-7300の電源を切ってやると操作できるようになる。 USBケーブル1本で繋ぐってどういうこと? 最初、WSJT-XはPCとIC-7300を1本のUSBケー

          Ubuntu 22.04 に WSJT-X v2.6.1 を入れたときに気づいたこと

          Ubuntu 22.04 + WSJT-X v2.6.1

          WSJT-X v2.6.1をソースからビルドして Ubuntu 22.04 にインストール IC-7300 とUSBケーブル1本で繋いで運用している。 その時の導入手順を記す。 hamlib の準備 hamlib をインストール。私がインストールしたときのhamlibのバージョンは4.3.1だった。 $ sudo apt install libhamlib-dev$ sudo apt install libhamlib-utils$ sudo apt install l

          Ubuntu 22.04 + WSJT-X v2.6.1

          あけましておめでとう。今年は作ります。

          「自分が喜ぶように、働けばいい。二つの本業のすすめ」 楠木 新 著 東洋経済新聞社 ISBN 978-4-492-55813-3 正月休みショッピングセンターの書店で買いました。図書カードで買おうとしたのだけれど財布の中に無い。レジの前でしばらくカバンの中を探して見たのだが、見つからない orz しばらく使うことがなかった図書カード、折角の機会だから使おうと思ったのに。クソッ! ええ、仕方なく現金で買いましたとも。レジのお姉さん待たせてゴメンね。レジがたくさんあるから

          あけましておめでとう。今年は作ります。

          【電子工作】電子工作でラジオを作ることの意味

          ブレッドボードでラジオを組み立てていてふと思った。 「AMラジオって部品が少ない割に実用的だよね。」 片手ほどの数のトランジスタでできた装置で日常生活に使える物ってそんなに無いよ。例えば・・・・パッとは浮かばんな。 考えてみたら、ラジオ受信機ってシステムのごく一部なんだよね。 放送局があって、そこで番組作っている人がいて、電波出している人がいてとか、膨大な規模のシステムが出来上がっていて、受信機はそのほんの一部。だから少ない部品でも実用的なものになるんだな。 昔、ラジオ工

          【電子工作】電子工作でラジオを作ることの意味

          【電子工作】トランジスターラジオを作ってみた(ブレッドボードでスーパーヘテロダイン(中1))

          先日組み立てた周波数変換のみのものから少し拡張して、中間周波数増幅1段のラジオを組み立ててみました。局発1石、混合1石、中間周波増幅1石、オーディオ回路 1ICの構成です。この構成でも地元の局は実用になるくらいはっきり聞こえます。 出典はhttps://電子うさぎ.com/archives/4579です。 出典を参考に、他励式中間周波数増幅1段のラジオにしてみました。音声出力は手抜きのLM386です。 局発のトランジスターQ1は出典では 2SC1923-Yですが、入手でき

          【電子工作】トランジスターラジオを作ってみた(ブレッドボードでスーパーヘテロダイン(中1))

          【電子工作】Qucs と NanoVNA のデータを octave で並べてグラフ表示してみた

          AMラジオに使う中間周波トランスの特性を測ってみた。ブレッドボードで簡単な回路を組みNanoVNAで測定、またそれと同じ回路を Qucs でSパラメータシミュレーションして、それらの結果を octave に読み込んで一つのグラフに表示してみた。その大まかな手順と結果を書く。 Qucs から octave へ Qucs のシミュレーション結果は"*.dat"というテキストファイル。これを読めば良いだけなのだが、複素数の扱いが Qucs と Octave では異なるためデータ

          【電子工作】Qucs と NanoVNA のデータを octave で並べてグラフ表示してみた

          【電子工作】トランジスターラジオを作ってみた(寄生容量問題)

          先日作ったIFTの基板を使ってラジオを組み立ててみた。とりあえず鳴りはしたものの高い周波数が受信できない。原因を調べたら発振回路のOSCコイルとポリバリコンをつないだ電線の寄生容量が悪さしていた。 1石スーパーヘテロダイン今回組み立てたのはスーパーヘテロダイン方式のラジオで一番簡単なもの。 トランジスター1石で局発と周波数変換(と増幅)の機能を持たせた回路です。 (まぁ、感度は悪いです。) 出典は"https://電子うさぎ.com/archives/4579"です。とて

          【電子工作】トランジスターラジオを作ってみた(寄生容量問題)

          【電子工作】初めてプリント基板を発注してみた

          最近は(ずいぶん前から?)アマチュアでもプリント基板を発注する人が多いらしいのですが、私はこれまでプリント基板の発注をしたことが無かったので一度はやってみたいなと思っていました。 一方、最近になって、ブレッドボードでラジオを組み立てたいと思い立ったのですが、 IFT と OSC コイルの足がブレッドボードのピッチと合わないためアダプタが必要になります。 それで、アダプタは簡単な回路だし、必要だしで、基板発注を始めるにはちょうど良いと思って実際にやってみました。 作業の流れは

          【電子工作】初めてプリント基板を発注してみた

          【電子工作】Ubuntu に EAGLE を入れてみた

          Ubuntu 20.04.3 LTS に EAGLE 9.6.2 free を入れてみた。 パッケージの入手AUTODESK 社ホームページの製品体験版(無償)の EAGLE のページから Linux 版をダウンロード。今回取ってきたのは下記。 Autodesk_EAGLE_9.6.2_English_Linux_64bit.tar.gz eagleLibraries5.zip これを適当なディレクトリに入れて解凍。 起動してみるも失敗上記で解凍したファイルに

          【電子工作】Ubuntu に EAGLE を入れてみた

          【obniz】IRModule の送受信は半二重!

          obniz の IRModule は標準のライブラリを使って送受信すると、半二重の状態になります。これは IRModule の発光部と受光部が剥き出しになっていて、自分が発する赤外線を自身が受信してしまうことと、受信時のライブラリにロジックアナライザーを使用していることによります。 延々と送信を繰り返す 失敗談と解決策です。 見出しの写真にある IRModule を手に入れたので、送受信のテストをしようと思って、下記スクリプトを書いて実行してみました。 リモコンからの赤外線

          【obniz】IRModule の送受信は半二重!