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保健室から  vol.53「居酒屋」

3月7日配信の記事です。
この頃は単に「オミクロン株」と言っていましたが、
今ではオミクロン株の「BA.2」やら「BA.5」やら。
これからどうなるんでしょうか?
まさか「シン・オミクロン株」とか?
 
 
 
保健室から  vol.53
「居酒屋」
 
デルタ株が出た頃、従来型のコロナウイルスより感染力が「2倍もある」と言われました。
オミクロン株はデルタ株の3倍、ステルスオミクロンはオミクロンの1.4倍。
つまり、ステルスオミクロン株のコロナウイルスは初期型の8.4倍の感染力を持っていることになります。
だから、第6波がエラいことになっているし、新規感染者数がなかなか下げ止まらない。
 
当初、オミクロン株は症状が軽いだとか、単なる風邪に近づいただとかいうご説もありましたが、さまざまな知見が集められたところ、決して軽視できない症状があらわれることがわかってきました。
 
まず、「上気道狭さく」という症状が増えている。
これは喉の奥の上気道が腫れて、気道がふさがれ、呼吸困難を起こすというもの。
あまりの痛みに水も飲めない、咳が止まらない。でも、分類上は「軽症」です。軽症だから自宅や宿泊所での療養となる。でも、ひどい場合は喉の切開手術が必要になるほど進行することもある。処置が手遅れになれば、最悪は・・・
 
また、後遺症が出る方も増えているそうです。とにかくひどい倦怠感に悩まされるらしい。
たった2週間で筋痛性脳脊髄炎や、慢性疲労症候群に非常に近い状態にまで進行するとか。
30代、40代の体力のある方でも、午前中ちょっと動くと午後には発熱してしまったり、
ブレインフォグといって、意識に霞がかかったような状態が続いたり。
 
ステルスオミクロン株の次は?
「ウイルスは生き残りのために弱毒化するという変異を選ぶ」と、無邪気におっしゃる方がいる。ウイルスは考えません。だいたい生物かどうかも怪しい。弱毒化した株が結果的に生き残っていくだけです。次の株が強毒化したり、恐ろしいほどの感染力を獲得しないとは誰も言えない。
 
家族以外の人との会食や、至近距離での会話はアカン。
ご馳走は家で食べましょう。
最近夕食に居酒屋メニューを取り入れています。
馬刺し、モツ煮、アヒージョ、マグロのヅケ、イカの麹漬け。
そして、揚げ物。フグの唐揚げやマイタケの天ぷら。
それに合わせるのは・・・わかるね?
 
 

 
家族以外の方と会食することは全くなくなりました。
さびしい、といえばさびしいんですが、
慣れた、といえば慣れちゃった。
 
私みたいなのが増えると、飲食業の方はたいへんですね。
だからせいぜい家族とは外食するようにしています。
 
近所の中華料理屋さんにはよく行くし、
和食のお店にもたまに行く。
フウちゃんやミイちゃんとはお昼ご飯を食べに行くことも多い。
外食じゃないけど、テイクアウトすることもよくあります。
 
経済の回しかたって、いろいろあると思います。
 
さて、「保健室から」はあと2回。
こいつを1年間配信しているうちに終息しないかなあ、
と思っていたんですが、
現実は・・・。
 
友よ、教え子よ、
コレを読んだら、
左下のハートマークをチョンとつついてくだされ。

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