見出し画像

スポーツまちづくり最前線の注目地域!栃木県宇都宮市

最近耳にするスポーツまちづくりとは?

昨今、「スポーツ」と「まちづくり」を掛け合わせた言葉を目にする機会が増えてきました。
noteで「スポーツまちづくり」と検索すると、約200件がヒットします。(2024/2/28現在)
また、スポーツ庁でも「スポまち!長官表彰」(正式名:「スポーツ・健康まちづくり」優良自治体表彰)を2021年より実施しています。

スポーツまちづくりは、その名の通り、地域にあるスポーツ資源を活用して、まちの活性化、住民のスポーツ実施率の向上や健康増進・フレイル予防、地域課題などの解決に繋がる施策を表します。

一例では、アリーナやスタジアム、運動公園など新たなスポーツ施設を計画する際に、どのような活用を目指すのか、周辺をどのように活性化させるのかなどの議論と共に検討されることがあります。
施設のようなハード面の活用に限らず、地域のプロスポーツチームやスポーツ団体との連携や協力により、域外からの来訪者による経済効果を求める施策や地域住民向けの活動なども考えられます。

3x3の聖地化と歴史あるサイクルロードレースのまち宇都宮

宇都宮市では、都市魅力創造の一環で大型スポーツイベントの誘致・開催に力を入れています。中心地にある「宇都宮二荒山神社」参道の鳥居が印象的な「FIBA3x3ワールドツアー」や、今年30回目を迎えた歴史ある大会「ジャパンカップサイクルロードレース」は、アジア最高位のワンデイロードレースで、市民の認知も高いスポーツイベントです。

今年5月には、3x3のパリ五輪予選会も宇都宮で開催決定!
「FIBA 3×3 World Tour Utsunomiya Opener」3x3のまち宇都宮推進委員会
古賀志林道の標高差185mを16回にわたって駆け上がるコース
2023 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE
前日には、中心市街地を駆け抜けるクリテリウムも開催
2023 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

更に、Bリーグ「宇都宮ブレックス」、Jリーグ「栃木SC」、サイクルロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」と、3つのプロスポーツチームも有しており、それぞれのチームが地域との連携を図っています。

都市の再開発とともに新たなスポーツ戦略の立ち上げ

そして、2023年8月には、国内の路面電車では75年ぶりの新規開業というLRTが誕生しました。このLRT沿線には、大学や工業団地エリアのほかにスポーツ施設や公園が点在しており、今後、アーバンスポーツパークを含む東部総合公園の新整備も予定されています。

宇都宮ライトレール株式会社WEBサイトより https://www.miyarail.co.jp/
市内それぞれの地域を特色毎に整理、LRT沿線は東部スポーツウェルネスラインとして打ち出す
宇都宮市「スポーツを活用したまちづくり推進ビジョン」より

既存のスポーツ資源(大会・プロチーム)と新規インフラのライトレール、東部総合公園の新設など、どれもスポーツが関わり、まちづくりという同じ文脈ながら、内部では、スポーツ担当と建設やインフラは別分野・部門となります。
そこで、宇都宮市では、各分野が個別に計画していたスポーツ政策を横断的に行うため「スポーツを活用したまちづくり推進ビジョン」を今年2月1日に策定、公開しました。

最新のスポーツまちづくりを現地で体感!

この最新事例を目の当たりにして頂く絶好の機会として、JSTA主催・宇都宮市共催で「第12回スポーツツーリズム・コンベンションin宇都宮」を3月13日・14日の2日間、ライトキューブ宇都宮を会場に開催します!

今回のコンベンションは、実際に現地に来て体感して頂きたいので、オンライン配信はなく、現地参加のみとなります。また、参加者限定のファムトリップや地元グルメ盛りだくさんの懇親会もあります!
豪華な登壇者による最新事例が満載のこの機会をお見逃し無いよう、お誘いあわせの上ご参加ください。

2日間の豪華プログラム 会場でお待ちしています!

PDF版のダウンロードはこちらから

コンベンション概要(1/3)
DAY1:3月13日プログラム(2/3)
DAY2:3月14日プログラム(3/3)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?