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やっぱり、ルパンは面白い

昨日、BSで、
「ルパン三世 ワルサーP38」
が放送されていた。

初回放送は金曜ロードショーで97年8月1日。視聴率は21.8%と今のテレビじゃ信じられない数字。
去年の金曜ロードショー「みんなが選んだルパン三世テレビスペシャル」にも選ばれていた。

ストーリーも好きなんだけど、敵役として登場する駆け出しだった頃のルパンを裏切った元相棒“ ドクター ”の声優の津嘉山正種(つかやま まさね)さんの声が好き。
初めて観た時から聞いたことある声だなと思ってたけど調べたら、有名どこだとケビン・コスナー、マイケル・ダグラス、ハリソン・フォードの吹き替えをやっていたので聞き覚えがあったらしい。
それにこの人、役者としても。というか、役者の方が本業か。ドラマ観ていて、すごい声が似てるなと思ったら本人だった。

同一人物と気付いたのは中学か高校の頃。その頃は俳優と声優は住み分けがされていると思っていたので、俳優と声優をどっちもするなんてと驚いた。

確か津嘉山正種さんだったと思うけど、

「僕が若い頃は食っていくために役者と声優を両方やっていた。今は役者は役者。声優は声優だけで食べていけるようになって良い時代になったよね」

と、いうインタビューが雑誌に掲載されていた。
確かに芸の道で生きている人にとって、それ一本で生計が立てられるって、幸せなことなんだろうなと読んでいて思った。

この作品、津嘉山さんが演じるドクターがすごい印象に残っているので好きだけど、久しぶりに聴いた歌も良かった。

ルパン三世が誕生したのが67年。
この作品はルパン三世誕生30周年記念作品。
そして、55年経った今もルパンは定期的に新作が生み出されている。

観る側だけじゃなくて、作る側の人たちもルパンという作品への愛がないと半世紀以上も続く作品を作れないと思う。じゃないと、
「昔、ルパン三世ってアニメなかったっけ?」
と、昭和世代の思い出話にちょろっと登場して終わってたと思う。

ルパンは皆に愛されている。
と、勝手に確信している。

やっぱり、ルパンは面白い。


ジュースが飲みたいです('ω')ノ