ハーフマラソン走りました

すっかり忘れてたいたのですが、自分がまだ20代の頃、30歳になるまでに達成したいことリストを作っていたようで、たまたまそれを見つけました。

  • 10キロ走破

  • ハーフマラソン走破

  • マラソン走破

  • チャリで80km走破

  • チャリで100km走破

  • チャリで120km走破

  • 1km泳ぐ

  • 2km泳ぐ

  • 4km泳ぐ

  • スプリント・トライアスロン走破

  • トライアスロン走破

  • アイアン・マン走破

なんともまぁ若気の至りだこと!20代で達成したのなんて一番最初の10kmランくらいでしたよw多分そこで達成感を味わいきっちゃったんでしょうね…

すっかりこんなリストなんて忘れてましたが、30代突入しても日常的には10キロくらい走ってはいました。ただ、現状に満足していたので、特段これ以上遠い距離だったり、タイムを上げたりなんて一切せず、ただタラタラと走ってました。いつしか20代の頃にあった何かに挑戦する意識なんてなくなり、とりあえず楽に生きることを優先し始めたような気がしています。毎日が同じことの繰り返しに嘆く割に、自ら率先して現状維持しか頭にありませんでした。これ以外にも仕事でもゲームでも、振り返ると同じだったように感じます。パッションよ、いずこへ…!

といった日々を送っていたのですが、ある日マラソン走りたい欲求が体中をめぐりました。まあ、いうても1〜2日おきに10キロ走ってるんだから、行けるっしょ!という謎の自信と共に(競技ランナーや市民ランナーの皆様、バカで申し訳ございません)、東京マラソンを応募することに。ところがどっこい、見事抽選は失敗に終わります。

でも、このほとばしるパトスをもう誰も止められません。ググったら他にもいっぱい大会あるじゃないか!、ということで別の大会に参加しようと思い立ちます。東京マラソンに落選するまでの時間のおかげか、少し冷静になれて、とりあえずまずは試金石的な意味も含めてハーフマラソンに応募してみます。この大会は基本誰でも出れるので、日程を確保し、当日を待ちます。

本来は大会に向けて準備をすべきなのですが、きついトレーニングとか正直学生時代に散々やってトラウマなので嫌でしたし、最強のカード「仕事に影響してはならない」を駆使し、見事にいつもどおりのタラタラ走りしかしてこないで当日を迎えます。正直土下座したほうがいい。マジで。

レース当日、初めて21kmも走るのに、なぜかいつもの10kmペースで最後まで行けると自信満々な僕。ペースごとにスタートの並びが決まるのですが、バカなので結構前目にいた僕。周りはどう見てもガチ勢しかいないのに、なぜか自分はそこでいいと思えてた僕。スタートのパン!という音に一斉に走り出す。…え、みんな速すぎない?!となり、一気に後方まで落ちる僕。なんなん、自分?w

レースの内容は想像に反して最悪でした。ペースは遅いわ維持できないわで、脇腹痛くなるし、足は片方つったと思ったら両足になるし、坂道で足腰の筋肉が使い物にならなくなるし。せめてもの救いが完走はした、という点でしょうか。目標タイムより30分遅かったけどね。

元々陸上部だったはずなんだけどな…どうも半生も離れると感覚も常識もなくなっちまうもんですね。恥ずかしかったし、残念な結果でしたが、正直参加してよかったと思えています。

いつからでしょうね、挑戦することを完全に忘れていました。そして大会だったりに出て、自分の成長を感じたりする感覚から離れすぎました。今回の経験では、もちろん痛い現実を知れましたし(自分が思っている以上に身体機能が落ちてるとかね)、自分を成長させる喜びを思いだせました。

そして今年からは心機一転、Garmin(ランナー用スマートウォッチ)を買い、シューズもウェアも新調し、あんなに避けていたトレーニングを始めました。まだまだ学生時代の状態からは程遠いですが、少しでもあの頃の自分に近づけれたら、と思って挑戦してみます。

また、この経験を通じてゲームなどの趣味や仕事にも、より意欲を持ってやっていけている感覚があります。人生に充実感が増したというか、そんな感覚です。忘れてた感覚ですが、幸せに必要なのはもしかしたらお金でも地位でも名誉でもなくて、成長なのかもしれませんね。

-JumpE

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