見出し画像

【新作公開目前!】仮面ライダー555全効果音/ライダーズ・ギア徹底解剖!

「仮面ライダー555」は、2003年から2004年にかけて放送された特撮テレビドラマであり、人類の天敵である「オルフェノク」と戦う「仮面ライダーファイズ」の活躍を描いた物語です。木場勇治と乾巧の2人の男の物語を中心に、ベルトを、ひいては人類の未来を巡って、オルフェノクと人類の戦いが幕を開けます。本作品は、オルフェノク側のドラマにもスポットが当てられ、オルフェノクたちの苦悩が描かれている点が、本作品の大きな特色であるとされています。

「仮面ライダー555 パラダイス・リゲインド」は、もともと仮面ライダー史上最もSF色が強く、あの庵野秀明監督が最もお気に入りという平成ライダーの白眉として知られています。 この映画は、昭和のメカニカル・ライダー「仮面ライダーX/(仮タイトル・仮面ライダー555(GO!GO!GO!)」に影響を受けた、平成ライダーの名作「仮面ライダー555」の20周年を記念して制作されたものであり、2024年2月2日から期間限定で上映されます。

変身時の効果音と武器発動時の効果音については、本動画を参考にすることができます。ただし、この動画は非公式のものであり、正確性を保証するものではありません。

以上の情報を参考に、楽しい映画鑑賞をお楽しみください!

本記事は、Wikipediaをはじめとする様々なサイトや資料を参考とさせて頂きました。


仮面ライダー555 戦闘シーン名場面集

仮面ライダーファイズ
諸元
仮面ライダーファイズ
MASKED RIDER FAIZ

身長 186 cm
体重 91 kg
パンチ力 2.5 t
キック力 5 t
ジャンプ力 ひと跳び35 m
走力 100 mを5.8秒

変身に際しては、まずファイズドライバーを腰に装着し、ファイズフォンに「555」+「ENTER」を入力する。次いで「変身!」と発声し、折り畳んだファイズフォンをファイズドライバーに差し込んで、90度横に倒す。

すると装着者の体格に合わせたフォトンフレームが形成され、イーグルサットより電送されてきた電子レベルに分解された強化スーツが実体化して、変身完了となる。

黒いベーススーツ・ソルフォームは、繊維化されたソルメタル315で編み上げられている。銀色の胸部装甲フルメタルラングなどの硬質部はソルメタル228製。全身を走るエネルギー流動経路フォトンストリームには、赤く光るフォトンブラッドが流れる。

右足首の外側には、エネルギー増幅ターミナルマウント機構エナジーホルスターがあり、必殺キックを放つ際にはここにファイズポインターをセットする。

円形にかたどられた黄色の視覚器官アルティメットファインダーは、目視した対象の映像を電気信号に変換して装着者に伝える。頭頂部にある2本のアンテナは人工衛星との交信用で、右のグローバルフィーラーAホークアイに、左のグローバルフィーラーBがイーグルサットに対応している。

主な装着者である乾巧が変身するファイズは手首をスナップする仕草を頻繁に行い、力まずに相手の攻撃をかわしながらパンチやキックを叩き込むラフな戦闘スタイルが特徴である。

ファイズギア


初期から存在したファイズドライバー、ファイズフォン、ファイズポインター、ファイズショットの4種は、専用のツールBOXに入れて携行される。

SB-555B ファイズドライバー


仮面ライダーファイズの変身ベルト。バックル部分の接続デバイス・トランスホルダーにファイズフォンを装填し、左側へ90度倒すことでセットされる。使用者の意志に応じてロックを解除できるシンクロシステムが採用されている。

ベルト内部には超小型次世代高速CPU・スマートPCIVを搭載。また、中央右側には起動プログラムなどのシステム関連データを収めたハードディスクドライブ・SBV-HDD〈PD〉8TB が、左側には戦闘データを記録する SBV-HDD〈PD〉10TB がある。

左右の端と背面にはツールにフォトンブラッドを供給できる台座ファイズギア・クレードルが設けられており、右側サイドバックルにファイズポインター、左側サイドバックルのホルダーにファイズショットをセットしている。

その所有権をめぐって人間とオルフェノクが死闘を繰り広げたファイズドライバーだが、第2話ではそうした戦いとは無関係の窃盗犯によって質屋に売り飛ばされてしまい、質札の腹巻きとして5,000円の売り値が付けられていた。

SB-555P ファイズフォン


携帯電話型マルチデバイス。ファイズへの変身のスタートアップキーの役割を担う。ファイズギア起動用のカードキー・ミッションメモリーが取り付けられており、これを外してしまえば変身用の機能が起動することはない。

携帯電話としての形は折り畳み型で、変身前の乾巧も愛用していた。超高感度のマズルアンテナはスマートブレイン社のターミナルベースに接続可能で、地下などでも通話が途切れることはない。

フォンブラスター


ファイズフォンに「103」または「106」+「ENTER」と入力することで、中央部から60度折れて光線銃となり、トリガーのロックが解放される。
「103」のコードでは精密射撃に適したシングルモードとなり、最大12発のエネルギー弾・フォトンバレットを撃てる。マズルアンテナが銃口となり、内部に刻まれた電磁ライフリングによって、光弾を確実に銃口の延長線上へと撃ち出す。

「106」を入力するとバーストモードとなり、1回の射撃で3発のフォトンバレットを放つ。シングルモードと比較すると破壊力は向上しているが、命中精度は低下する。

「279」はフォトンバレット装填用のコードで、さらに強力なエネルギーを宿す濃縮フォトンバレットを撃てるようになるが、使用時間に制限が生じる。このコードは劇中未使用。

スーツアクターを務めた高岩成二は、ボタンをゆっくり押すことでキャラクターの余裕を表現している。

SB-555L ファイズポインター


デジタルトーチライト型メカ。先端のシリンダーで照射範囲を調整することが可能で、右に回すと細く、左に回すと広範囲を照らすようになる。

右足首のエナジーホルスターに装着してミッションメモリーを装填すると、エクステンションシリンダーが伸長したキックモードが起動して、必殺キック・クリムゾンスマッシュを放つために必要なポインティングマーカーデバイスとなる。先端のソルテックレンズから照射されるレーザーポイントマーカー光は、2,000メートル先までの標的を捉え、自動追尾できる。

なお、フォンブラスターのサイトアタッチレールに装着することも可能であり、射程2,000メートルに及ぶ自動追尾式レーザーサイトとなるうえ、光弾の威力自体もアップさせる。ただし特写スチールやオープニング・新番組予告のイメージカットで使用されているのみで、劇中未使用。

SB-555C ファイズショット


デジタルカメラ型パンチングユニット。

デジタルカメラモード
高性能レンズ・スマートアイは21.3ミリメートルという小径ながらF1.8 - 2.6の明るさを保持できる。最大1,250万画素での撮影が可能なほか、X線撮影やサーモグラフィ、暗視カメラなどの多彩な機能を備えている。

1.5インチの液晶画面デジタルビューファインダーには1億8,000万色を表示可能。また、容量1ギガバイトのメモリーカードが挿入されており、ハイレゾモードの静止画なら200枚、ローレゾモードであれば400枚、動画ならば連続360分記録できる。

ナックルモード
ミッションメモリーを中央部に装填することで変形[29]。展開したブラストナックルを握って保持し、ストロボ部フォトンフラッシャーからフォトンブラッドを光粒子変換した高エネルギーを放出する。
この形態でエクシードチャージを行うことにより、必殺技グランインパクトを放つ。

SB-555H ファイズエッジ


エナジーハンドルブレード。普段はオートバジンの左ハンドルグリップとなっているが、ミッションメモリーを装填することで引き抜くことができるようになる。

ソル・クリスタル製の刀身フォトンブレードに高出力のフォトンブラッドを収束させ、刃で直接斬りつけるのではなく、放出されるエネルギーによって対象を断ち切る。出力調整用のパワークラッチを握ることで、ロー、ミディアム、ハイ、アルティメットの4段階に威力が上がっていく。

SB-555A ファイズサウンダー
CDラジカセ型音波兵器。『てれびくん』で募集した「ファイズ新武器アイデアコンテスト」の最優秀賞に選ばれた物が『ハイパーバトルビデオ』に登場した。
ミッションメモリーを中央のホルダーに装填して構えるとスピーカーが展開して2門の破壊音波砲がスピーカー部分に出現する。

必殺技

各ツールにミッションメモリーを装填し、ファイズフォンの「ENTER」を押すことでツールにフォトンブラッドが注入されて発動する。

クリムゾンスマッシュ

右脚のエナジーホルスターに装着したファイズポインターから円錐状のポインティングマーカーを放って目標を捕捉し、跳び蹴りを叩き込む[32]。破壊力は17トン。

ただし、通常形態での連発は不可能。
パイロット版監督の田﨑は照準器が脚に付いているために一般的な照準器を覗いてロックオンするという描写では格好が付かないとして、円錐状の光をロックオンのイメージとして取り入れた。

グランインパクト
ファイズショットを右手に装着し、パンチを叩き込む。破壊力は5.2トン。

スパークルカット
ファイズエッジで標的を斬り裂く。
上記のほか、秒間30発のパンチを叩き込むマシンガンインパクトという技を記載する資料もあるが、映像作品には反映されていない。

アクセルフォーム

諸元
仮面ライダーファイズ
MASKED RIDER FAIZ
アクセルフォーム
AXEL FORM

身長 186 cm
体重 91 kg
パンチ力 3.75 t
キック力 7.5 t
ジャンプ力 ひと跳び52.5 m
走力 100 mを0.0058秒

仮面ライダーファイズの超加速形態。胸部中央に内蔵されていた強制反応増幅炉ブラッディコアを一時的に開放しているため、スピードとパワーが向上している。

進化変身に際しては、左腕に装着したファイズアクセルからフォームチェンジ用プログラムキーのアクセルメモリーを抜き出し、ファイズドライバーに装填する。すると胸部装甲フルメタルラングが左右に展開し、ブラッディコアが反応を始める。

フォトンブラッドの出力が限界近くまで高まったため、安定色だった赤から危険色の白銀へと変化し、フォトンストリームはシルバーストリームとなる。さらに視覚器官アルティメットファインダーの色も黄色から赤に変わり、変身完了となる。

フォームチェンジ直後は待機状態のアイドリングモードであり、ファイズアクセルのスタータースイッチを押すことで超加速状態のアクセルモードに移行するアクセルモードではファイズスーツに装着者の意識がダイレクトにリンクされているため、意識とスーツの作動にタイムラグがなくなり、あらゆる動作を通常の1,000倍の速さで行うことが可能となる。

さらに、この状態での必殺技の破壊力は通常形態の1.5倍となる。アクセルモード起動より10秒が経過すると「Time Out」の音声と共に通常のファイズへ戻る。

また、耐久度の限界値で運用されているシルバーストリームは35秒を過ぎると自壊してしまい、その場合、装着者は大量のフォトンブラッドを直接浴びて消滅し、さらに周囲3キロメートル四方は空気に触れて劣化したフォトンブラッドによって汚染されることとなる。

そのためアイドリングモードで限界時間を越えた場合も自動的にセーフモードに移行し、通常のファイズへと戻るようになっている。

開閉する胸部など過去のライダーにはなかったハッタリ感を強調している。内部メカが見えるデザインは製作現場でロボコンに似ていると言われ、公式HPでも「別名"ロボコン・フォーム"」と記載されたこともある。

アクセルフォームでの戦闘は毎回違う表現を行うことが心掛けられていた。劇場版では、使用している機材の関係で少し異なった映像処理となっている。

ファイズギア
SB-555W ファイズアクセル


リストウォッチ型コントロールデバイス。アクセルモードのスタータースイッチを備える。ツールBOXには収納されず、変身と同時に左腕に出現する。
付属するアクセルメモリーにはアクセルフォームの起動用プログラムのみが書き込まれており、ミッションメモリーのような汎用性はない。

しかしこのことはアクセルメモリーでフォームチェンジした後もミッションメモリーを自由に使えるということであり、ファイズショット、ファイズエッジ、ファイズポインターといった各種ツールを支障なく運用できることを意味する。

ファイズアクセルは草加雅人が乾巧に手渡したものだが、そもそも草加がどのような経緯でこのデバイスを入手したかは明らかでない。おそらく花形が開発した後に、何らかの手段で送り届けたものと考えられる。

必殺技

強化クリムゾンスマッシュ
ファイズポインターを使用して放つ必殺キック。通常フォーム時と同様の手順で発動するが、威力は25.5トンに上昇している。

強化クリムゾンスマッシュ 多重ポインティングマーカーバージョン
複数のポインティングマーカーを出現させ、一瞬のうちに多数の敵にキックを叩きこむ。
バットオルフェノク戦では、単体の敵相手に使用している。

グランインパクト
ファイズショットを右手に装着し、パンチを叩き込む。フォトンブラッドが高出力化しているため、威力は7.8トンに上昇している。

ブラスターフォーム


諸元
仮面ライダーファイズ
MASKED RIDER FAIZ
ブラスターフォーム
BLASTER FORM

身長 186 cm
体重 94 kg
パンチ力 4 t[
キック力 8 t
ジャンプ力 ひと跳び55 m
走力 100 mを5秒

仮面ライダーファイズが強化ツール・ファイズブラスターを使用して変身した最終形態。

強化変身に際しては、まずファイズフォンをファイズドライバーから取り外し、ファイズブラスターのトランスホルダーに挿入する。次にファイズブラスターのコンソールボードで「555」+「ENTER」を入力すると、人工衛星イーグルサットが変身プログラムを送信し、グローバルフィーラーでそのプログラムを受信したファイズの眉間のサテライトシグナルが緑色に点滅する。

そしてフォトンストリームが金色に輝き、スーツの色が黒から真紅に染まって、変身完了となる。このように通常のファイズから強化変身を行うのが基本の手順だが、アークオルフェノクとの最終決戦では、乾巧の姿からブラスターフォームへの直接変身が行われた。また劇場版では手順が異なり、ファイズブラスターにコードを打ち込んでからファイズフォンを挿入している

ファイズフォンが取り外されたファイズドライバーは空の状態ブランクドライバーとなっているが、ブラスターフォームに移行すると自動的にフォトンブラッドが生成されるようになるため、実質的にドライバーの役割は不要となる。エネルギー供給構造が変化したことによって、それまでフォトンストリーム内を流れていたフォトンブラッドがスーツの繊維内を流れるようになり、ソルフォームを真紅のクリムゾンクロスへと染め上げている。

この状態ではスーツ自体がファイズエッジのミディアムモードに匹敵する高エネルギーを帯びているため、並のオルフェノクは触れただけで灰と化す。スーツの内部は冷却繊維物質クーラントサブスタンスでコーティングされているため、装着者の肉体は保護されているが、それでも強烈な負荷を伴うため、並のオルフェノクでは変身完了と同時に灰化してしまう。一方、フォトンストリームは自己防衛プログラムにより黒いブラックアウトストリームへと変化し、フォトンブラッドの流れを遮ることでスーツの自壊を防いでいる。

胸部装甲はフルメタルラングの3倍の強度を備えたアブソリュートラングへ、黄色に光る視覚器官はアルティメットファインダーver2へとそれぞれ強化されている。また、右足首のファイズポインターをセットする部位も、増大したフォトンブラッドの力を押さえ込むためアブソリュートメタル製のエナジーホルスターver2に変化している。各所に配置された金色のパーツは、フォトンブラッド制御用の装置PBC(フォトンブラッドサーキット)である。

背部にはPFF(フォトンフィールドフローター)が備わっており、4門のジェネレーターからフォトンフィールドを発生させて飛行することが可能となっている。またPFFは、変形させて両肩にマウントすることでブラッディ・キャノンとなり、1発あたりフォンブラスター300発に相当する破壊力の圧縮フォトンブラッド弾を放つ。このとき発生する強烈な反動は、PFBS(フォトンフィールドブレーキシステム)によって相殺される。

基本形態がメカであったにもかかわらず、赤いディテールを多用していたため、色味を反転させたものとなっているデザインは胸部を変化させたアクセルフォームに対し、肩を変化させることで差別化している]。

ファイズギア

SB-555T ファイズブラスター
仮面ライダーファイズ専用の強化ツール兼マルチウェポン。ダイヤモンドの1.5倍の強度を備えたアブソリュートメタル製で、最新CPUのスマートPCVを内蔵するなど、スマートブレイン社の最先端技術がふんだんに組み込まれている。
コンソールボードに特定のコードを打ち込むことで、様々な機能を発揮する。なお、劇場版に登場した物は、コンソールボードにキャンセルボタンがない。

555:本体上部のトランスホルダーにファイズフォンを挿入してからこのコードを打ち込むことで、ブラスターフォームへの強化変身が行われる。
5246:PFFユニットに信号を送り、空中を飛行する。
5214:PFFユニットを変形させ、ブラッディ・キャノンを起動する。
103:ファイズブラスターをフォトンバスターモードに変形させる。
143:ファイズブラスターをフォトンブレイカーモードに変形させる。
上記のほかにオートバジンやジェットスライガー制御用のコードもあり、その総数は25種類以上と言われる。


トランクボックスモード
携行時の可変式フォトンアームズシステムボックス。
ボックスのアンダーパートを上方向へ180°転回し、接合させて完成する拡散

フォトンブラッド砲。
通常形態のクリムゾンスマッシュに匹敵する威力の強力エネルギー弾を20発連続で発射することが可能だが、その後はクーリングモードへと移行し、3分間使用不可となる。

フォトンブレイカーモード
フォトンバスターモードの銃身部分を撫でる動作により、パーツが分子分解されてトランスサーバー内に格納されることで完成する大型ファイズエッジ。
光の刃ヒートポイントの出力はファイズエッジの15倍に達し、最大にすれば航空母艦すらも一刀両断にできる。
なお出力の調整は、持ち手トランスグリップの表面にあるコントロールパネルポイントがファイズギアとリンクしているため、思考だけで行える。

必殺技

超強化クリムゾンスマッシュ
エナジーホルスターver2にファイズポインターを装着し、PFFからフォトンフィールドを噴射して上空へ舞い上がったのち、急降下して放つ必殺キック。威力は30トン。
アークオルフェノクとの最終決戦では、ホースオルフェノクが捨て身で敵を押さえ込んでいたため、ファイズポインターを使用しない変則的な形で放った。

グランインパクト
ファイズショットを右手に装着し、パンチを叩き込む。威力は8トン。

オートバジン



諸元
オートバジン
AUTO VAJIN
形式番号 SB-555 V
ビークルモード


全高 1,260 mm
全長 2,100 mm
全幅 880 mm
重量 207 kg
エンジン ブレインズコンバーター
燃料 ソルグリセリン
最高出力 450 ps
最高時速 380 km/h

諸元
オートバジン
AUTO VAJIN
バトルモード


身長 2,050 mm
体重 207 ㎏
握力 8 t
パンチ力 7.6 t
キック力 9.5 t
飛行高度 30 m
出力 2,500 ps

スマートブレイン・モータースが、仮面ライダーファイズの支援用に開発した、可変型バリアブルビークル。花形によってファイズギアとともに園田真理へと送られたもので、九州では真理が乗車していたが、第4話の最後で乾巧が「欲しい」と訴えたため、以後は巧の愛車となる。

次世代高速CPU・スマートPCIVが搭載されているため自律行動が可能であり、ファイズやプログラムされた対象者の危機には、自力で駆けつける。第8話のスカラベオルフェノク戦では敵への射撃にファイズを巻き込むなど、当初は息の合った連携を取れていなかったが、次第にファイズとのコンビネーションを確立していき、サイドバッシャーのミサイル攻撃から救出するなどの活躍を見せた。

最終話では、アークオルフェノクによって変身解除に追い込まれた巧を支援するために現れ、敵に攻撃を仕掛けながらファイズブラスターを投げ渡したが、直後にアークオルフェノクの放った光弾を受けて大破した。また劇場版では、ファイズと連携してエラスモテリウムオルフェノクに挑むも、反撃を受けて破壊されている。

設定上は後継機種のオートバジン2も開発されていたが、実戦投入はされず劇中には登場しない。

バイクから変形する人型ロボットを登場させる案は『仮面ライダークウガ』のころから存在したもののスーパー戦隊シリーズとの兼ね合いから見送られていたが、本作品で新規性を打ち出すために採用された]。バトルモードのスーツアクターを務めた押川善文は、最初に「人工知能で成長していく」という設定を伝えられていたが、序盤のみでほとんど出番がなくなってしまったことを証言している。

ビークルモード
バイク形態。燃料は一般のガソリンであるが、タンク内のフュールコンバーターによって高純度燃料のソルグリセリンに変換することで、驚異的なパワーを生み出す。

タイヤは化学合成ゴム・ソルラバー製で、強い路面吸着性を備えているほか、内部に組み込まれたアンチバースト機構により、破損しても瞬時に修復する。

左ハンドルグリップは、ミッションメモリーを装填することでファイズエッジとなる。車体後部の方向指示器テールウインカーは、人工衛星ホークアイおよびイーグルサットとの交信アンテナとしても機能している。

ビークルモードは基本的に移動目的で使用されるが、第12話のクロコダイルオルフェノク戦では、ファイズが騎乗した状態で突進を仕掛けて、先手を取ることに成功している。攻撃としては単純だが、最高時速380キロメートルというスピードに対応できるオルフェノクは少ないため、有効性は高かった。

バトルモード
人型ロボット形態。ビークルモードからの変形はわずか数秒で行われ、ファイズギア装着者が胸部のスイッチを押すことで、また元の形態に戻る。

2足歩行でも移動できるが速度に限界があるため、背面にあるビークルモード時の後輪スクランブルローターを後方に倒して回転させ、高速ホバー滑走する。ふくらはぎから伸びるスーパーサイレンサーから噴射する高圧ガスによって滑走時の姿勢制御を行うほか、最高出力にすれば地上30メートルまで上昇できる。

両手のパワーマニュピレーターは鉄球をひと握りで粉砕するほどのパワーを備えているが、テクノフィンガーの働きにより繊細な作業もこなす。

武器はビークルモード時に前輪となるバスターホイールで、16個のマズルから12ミリメートルの弾丸を秒間96発撃ち出すガトリングガンや強靭な盾として機能する。装弾数は480発。劇中では上空に飛び上がってからの掃射が多用された。

「仮面ライダー555」キャスト再結集!! 藤田怜、村上幸平、半田健人、芳賀優里亜。往年の昭和「仮面ライダー」ファン向け


おわりに

「仮面ライダー555」は、2003年から2004年にかけて放送された平成仮面ライダーシリーズ第4弾です。20年経った今でも、その重厚な人間ドラマや、オルフェノクたちの苦悩を描いたストーリーが魅力的です。また、主人公・乾巧を演じた半田健人さんが、20周年新作『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』に出演し、ファンの思いを守るべく、乾巧として果たすべき責務を果たしています。

「仮面ライダー555」は、オルフェノクという怪人たちが登場することで、従来の平成仮面ライダーシリーズとは異なる世界観を描いています。オルフェノクたちが人間との共存を目指す姿勢や、人間として生きようとする苦悩が描かれており、その重厚な人間ドラマが魅力的です。

石ノ森章太郎先生が最も描きたかったと思わる、「善も悪もない戦い」。科学と人間の未来について問いかけるテーマを持った仮面ライダー555は、これからのAIや日進月歩のIT世界で、わたしたちにとっと多くの問題提起を促した名作特撮ドラマとして、今後とも注目されることでしょう。

なお、今回の当時と変わらぬスタッフさんや、半田さんを初めとするキャストの皆様に熱く御礼を申しあげたいと思います。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございます。よかったらスキ、フォロー頂けると幸いです。😉

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?