見出し画像

「日本過去最高額」2023年夏ボーナス平均支給額~大手企業は平均約90万円に到達

オールアバウトマネーより

2023年夏ボーナス平均支給額ランキングをお伝えします。日本経済新聞社の調べによると、大手企業の2023年の夏ボーナスは前年比2.60%増で過去最高額となりました。業種別のボーナス事情、夏のボーナス支給額の多い企業トップ20などをご紹介します。

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

2023年夏ボーナスはどのようになっているのでしょうか? 日本経済新聞社が7月18日に発表した、上場企業の夏ボーナスの平均支給額は89万4285円で前年比2.6%アップとのことでした。この日本経済新聞社の夏のボーナス調査より平均支給額ランキングや業種別のボーナス事情、夏のボーナス支給増加率企業トップ20などをご紹介します。

2023年夏ボーナスは前年比2.60%増、全業種平均支給額89万4285円で過去最高

2023年夏・国家公務員のボーナスは63万7400円、前年比9%増と大幅な増加


非正規社員賞与支給額
【契約社員】 20万円以上40万円未満が19.1%で最も多い(令和元年度)
【パート】 10万円以上20万円未満が26.0%で最も多い(平成28年度)
【派遣労働者】 20万円以上が65.2%で最も多い(平成30年度)



日本経済新聞社がまとめた2023年の夏のボーナス調査(6月30日時点、最終集計)の結果が7月18日に発表されました。上場企業と日本経済新聞社が独自に選んだ有力な非上場企業を対象とし406社の回答から、大企業の2023年夏のボーナス事情をみてみましょう。

2023年夏のボーナス回答。全体の支給額平均は89万4285円で2022年夏比2.6%増。調査対象の企業は、上場企業と日本経済新聞社が選んだ有力な非上場企業で回答635社のうち集計可能な406社のみで算出。(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2023年6月30日現在)

2023年夏ボーナスの全業種平均は89万4285円。2022年夏比2.6%増で、2年連続で過去最高となりました。2021年夏は前年比3.82%減、2020年夏は前年比5.03%減とコロナ禍の影響を受けていましたが、2022年、2023年と2年連続増えました。2022年は前年比11.29%と大幅な伸びでしたが、2023年の伸び率は鈍化した形です。

「製造業」前年比0.82%増、平均支給額91万円「非製造業」前年比9.96%増、平均支給額81万円

製造業は前年比0.82%増とあまり伸びませんでした。というのも、2022年夏の前年夏比11.99%増と大幅にアップしていたため、今年は微増という結果です。とはいっても、平均支給額は91万7084円と全業種平均より上回っています。

一方、非製造業は前年夏比9.96%増と大きく伸ばしました。この増加率は過去最高とのこと。ただ、コロナ禍の影響で低迷していた非製造業のボーナス事情が、2023年夏に戻ったことによるものだと考えられます。

業種別ボーナス支給額トップ3は「不動産・住宅」「情報・ソフト」「通信」すべて非製造業


2023年夏のボーナス業種別回答・妥結状況。調査結果より筆者が支給額順にランキング(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2023年6月30日現在。▲は減)

業種別のボーナス支給額をみると、支給額が一番高額なのが不動産・住宅で172万5720円でした。前年夏比8.93%と大きく伸ばしています。平均年齢も37.5歳と他業種よりは若い傾向ですが、高額なボーナスとなっています。2位は情報・ソフトで141万1753円。前年比はなんと、12.24%増です。3位は通信で140万657円、こちらは前年比10.93%減です。

このトップ3はいずれも、非製造業です。非製造業が前年比9.96%増と大幅にアップしたのは、これらの業種が高支給だったからでしょう。

一方、製造業は前年比マイナスの業種が多くあります。繊維は9.41%減の71万1599円。医薬品も7.27%減の99万246円。いずれも大きく減っていますが、原材料費の高騰などが原因で業績悪化となったところが多いようです。

業種別の増加率トップは「鉄道・バス」の26.81%増

増加率のトップは鉄道・バスで26.81%増の81万2932円でした。コロナ禍で落ち込んでいた売り上げが戻ってきたことにより、大幅アップとなっています。特に、コロナ禍での売り上げ減などで低迷していた非製造業の中でも、この鉄道・バスの伸びは、コロナ前に戻った感があります。

製造業の中でも前年より伸びているのが、その他輸送機器が13.40%増、精密機械が10.01%増と大きく増えています。精密機械の輸出が増え、円安も影響して業績がよかった会社が多かったようです。

企業別ボーナス支給額トップは精密加工装置を製造「ディスコ」約377万円!

2023年夏のボーナス支給額ランキング(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2023年6月30日時点。◆は表記以外の支給あり。―は非公表、▲は減、mはモデル)

企業別でのボーナス支給額をみてみると、トップはディスコで377万3654円、前年増加率3.04%。精密加工装置の製造を行っており、シェアをひろげている会社です。また、独自の個人別採算制度を採用しており、それに連動してボーナスも決まる制度になっています。

また、2位のスター精密は自動旋盤や小型プリンターを作る会社で、欧米向けの輸出が好調で2022年12月期に過去最高の利益を出しました。3位の東京エレクトロンデバイスは、半導体関連の企業。いずれも、精密機械、半導体関連がトップ3となりました。トップ20の中には、MARUWAや立花エレテックなどの半導体関連企業が入っています。

大手企業の積水ハウスやソフトバンクなども入っています。中小企業でも業績が良い会社が多良い業績を残して高額なボーナスを支給しているのがわかります。

2023年の夏ボーナスは、コロナ禍の影響が多くあった非製造業が増加に転じ、全体を押し上げた形になりました。ただ、製造業は、原料高等によって業績を落とした会社も多く、伸びも鈍化しました。インバウンドや国内消費のさらなる上昇が続けば、非製造業は今後もさらに伸びることでしょう。2024年の夏ボーナスランキングが楽しみです。


なぜ、大企業と中小企業ではボーナスの額に差がつくのか??


大企業と中小企業では、ボーナスの額に差が出る理由はいくつかありますが、主なものは以下の通りです。

  • 大企業は業績が安定しており、利益を社員に還元する余裕がある。中小企業は業績が不安定で、コロナ禍などの影響を受けやすい。

  • 大企業は競争力を高めるために、優秀な人材を確保する必要がある。中小企業は人材確保にあまり力を入れていないか、給与水準が低くても応募者が多い。

  • 大企業はボーナスの支給基準が明確で、社員の評価や目標達成度に応じて変動する。中小企業はボーナスの支給基準が曖昧で、経営者の裁量によって決まることが多い。

以上のように、大企業と中小企業では、ボーナスの額に差が出ることがわかります。あなたはボーナスに満足していますか?

ソース
(1) 中小企業のボーナス、平均支給額は? 大企業との差や業種別の .... https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-5695/.
(2) 新入社員ボーナスの平均!手取りでいくら?大企業と中小企業 .... https://the-best-marriage.com/1113/.
(3) 中小企業のボーナスを大手と比較!差額は数十万円?ボーナス .... https://hoken-room.jp/money-life/6285.
(4) 2022年夏のボーナスの平均支給額は?今年も大企業と中小企業 .... https://tenshokuwalk.com/news/news201906_1.html.

賞与だけでなく、給与にも差が出ますか??



はい、給与にも差があります。一般的に、大企業の方が中小企業よりも給与が高い傾向があります。例えば、令和3年の賃金構造基本統計調査によると、従業員1000人以上の企業の平均給与は月額38万円ですが、従業員100人未満の企業の平均給与は月額25万円です。約13万円の差があります。

給与の差は、企業規模だけでなく、学歴や業種や役職などにも影響されます。あなたはどんな職種に興味がありますか?

ソース
(1) 令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省 .... https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/index.html.
(2) 大企業と中小企業、給与の差はいくら? - ITmedia ビジネス .... https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/0804/30/news018.html.
(3) 同じ大卒でもこれほど年収が違うとは…「大企業」と「中小 .... https://gentosha-go.com/articles/-/38520.
(4) 中小企業の平均年収はどのくらい?大企業との差や給料を .... https://www.baitoru.com/contents/shutenshoku/3393.html.
(5) 大手企業と中小企業の年収の差はどれぐらい .... https://financial-field.com/income/entry-131043.

学歴や業種、役職などは給与に影響する理由は何ですか?


学歴や業種、役職が給与に影響する理由は、いくつかあります。
一つは、学歴が努力や能力の指標として認められることです。高学歴者は、一般的に初任給や生涯賃金が高くなります。また、高学歴者は、より高い職業的地位に就く可能性が高くなります。もう一つは、業種や役職が付加価値や責任の度合いを反映することです。付加価値の高い業種や役職は、給与も高くなります。例えば、ITや金融などの業種は、平均的に給与が高い傾向があります。また、部長や課長などの役職は、管理や指導などの責任が大きいため、給与も高くなります。

あなたはどんな学歴や業種や役職を目指していますか?

ソース
(1) 高卒と大卒の生涯賃金の差はいくら?学歴が就職や年収に影響 .... https://hataractive.jp/useful/5604/.
(2) 高学歴化社会における学歴と職業的地位の関連 - J-STAGE. https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/33/2/33_234/_pdf/-char/ja.
(3) TITLE: 階層・学歴・学力が所得にあたえ る影響について - Kyoto U. https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/125620/1/kronso_178_3_302.pdf.
(4) 職種の学歴・性別構成が賃金に与える影響. http://jepa.jpn.org/wp/wp-content/uploads/2020/01/JEPS2019_1_NAKANO.pdf.

大企業に入社するには?


大企業に入社するには、様々な準備や対策が必要です。インターネットで調べてみましたが、以下のようなポイントがあります。

  • 自己分析・企業研究:自分の職業理念や強みを明確にし、志望動機や学生時代の経験を伝えられるようにします。また、大手企業の特徴や求める人材像を把握し、自分とのマッチング度を高めます。

  • 応募書類作成:履歴書やエントリーシートなどの応募書類は、大手企業の採用担当者に自分をアピールする重要なツールです。書類選考を通過するためには、内容が具体的で分かりやすく、自分の魅力や適性が伝わるように書くことが必要です。

  • インターンシップ・会社訪問:大手企業に就職するためには、インターンシップや会社訪問などの就活イベントに積極的に参加することがおすすめです。これらのイベントでは、実際の仕事内容や社風を知ることができるだけでなく、採用担当者や社員とのコミュニケーションを通じて自分の存在感や印象をアップさせることができます。

  • 筆記試験:大手企業の多くは、筆記試験を実施しています。筆記試験では、一般常識や専門知識、論理的思考力などが問われます。筆記試験を突破するためには、事前に模擬試験や過去問などで対策をしておくことが重要です。

  • 面接対策:面接は、大手企業への就職の最終関門です。面接では、自己紹介や志望動機だけでなく、自分の経験や考え方、ビジョンなどを具体的かつ論理的に話すことが求められます。面接対策としては、事前に自己分析や企業研究を徹底することや、友人や家族などと模擬面接を行うことが有効です。

以上のようなポイントを押さえておけば、大手企業への就職に近づくことができるでしょう。また、転職エージェントを活用することも一つの方法です。

あなたはどんな大企業に興味がありますか?😊

ソース
(1) 新卒で大手企業へ就職するために必要な7つのことを大公開 .... https://avalon-consulting.jp/20s-media/big-enterprise/.
(2) 大手企業に就職するには何が必要?大手企業への就職を成功さ .... https://bing.com/search?q=大企業に入社する方法.
(3) 大手企業に就職するには何が必要?大手企業への就職を成功さ .... https://www.rikuraku.net/daikigyo-shushoku/.
(4) 【大企業とは】入社のメリット・デメリットは?新卒入社は .... https://journal.rikunabi.com/p/hint/36838.html.


最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?