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SNSで安易にキツイ言葉を吐いてはいけない〜(漫画)しょせん他人事ですから

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ふと手に取ってみた漫画が結構面白かったのでシェア。

自分が学生だった20年くらい前は、SNSがこんなにも影響力をもつ媒体になるとは思ってもいませんでした。

大学生になったときにFacebookなるサービスが留学生の間で人気ということでアカウントを作ってみたり、身内でmixiに招待してもらって軽く近況報告をしあったり。その程度で、これほどまでにコミュニケーションツールとして活用されるようになるとは驚きです。

全ての物事には良い面も悪い面もある。
今も、SNSを介した誹謗中傷が原因で有名人が自殺をしたりするニュースが後を断ちません。
匿名性があるがゆえに、通常であれば理性でおさえられるような言葉も、オブラートに包むことなく表出される。
死ね、殺す、生きる価値なし。
そんな、面と向かってだととても言えないような言葉も溢れています。

もちろん、一方で人助けに活用されたり、災害時に活用したりで命が救われたりということもあるわけで、ようは使いようということなのだと思います。


界隈?で評判になっている本書。
割引になっていたこともあり1〜5巻を一気に購入し読んでみました。
ストーリーも身近で現実感があり、勉強にもなる漫画でした。
自分も含め、法律とか言われると抵抗感のある方もいるかもしれませんが、こういったわかりやすい媒体を用いて啓発活動をするのも1つの手段だなぁと思った次第です。

適当なことしてると突然家に情報開示の手紙が届き裁判沙汰になるかもよ

直接その人に合っていない、直接自分に紐づくような情報はわからない(だろう)、他の人もやっている。
そういった環境もあってか、ネットでの言葉はキツくなりがち。

自分も時々X(Twitter)をみますが、みてるだけで嫌な思いをするような投稿も散見され、そういった投稿には一言もうしたいと思う気持ちが芽生えることもありいます。基本、見るだけで何かアクションをとることはありませんが・・・・

また、自慢とも取れるようなツイートに対し、調子に乗ってるな〜w思うこともあれば、なぜか個人間の喧嘩をXで公表?しながらやってる方もいて、こんなオープンにしなくとも、と思います。
喧嘩してる2人のうちのどちらかのファンだったりすると、一緒になって喧嘩相手を叩きたくなったり。

そういう衝動に駆られたとき、ささっと文字を打ちツイート(リツイート)。
ものの数秒でメッセージを伝達することができます。

でも、仮にキツイ言葉、相手を傷つける言葉、誹謗中傷の要素が入っているのであれば、ツイートのボタンを押すのをちょっと待った方が良さそうです。

というのも、今は被害者側が本気になると、プロバイダーを経由してツイート者を特定、場合によっては安くない金額で示談というケースもあるのだとか。

他人事とは思わないこと

正直、自分でもXを使っていて一言物申したくなる時があります。

本書では、アイドルグループに対して名誉を毀損するような発言をした大手企業の部長クラスの方が、開示請求をされて転落の人生を歩くというストーリーがあります。

ネットの情報なので信憑性はグレーですが、こういった「キツイ言葉」を吐いてしまうのは、何も精神的に未熟な人、素行不良な人に限らないのだとか。
立派に働いているように見える会社の上司だったり、テレビで見かけるような人格者っぽい人だったり。
自分も含め、人は多かれ少なかれ心の中に闇の部分を持っていて、状況によってはそれが表に出てしまうこともある。

飲酒運転と同じく、「自分は絶対ないから大丈夫」ではなく、仮に自分もそう言う行動(ツイート)を取ってしまいそうなとき、被害の事例を一つでも知っておくことは抑止力になるかも、と思う次第です。

SNSを使う全ての方に!

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