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齋藤潤一 プロフィール

齋藤潤一 (さいとうじゅんいち)

役職
AGRIST株式会社 代表取締役
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 代表理事
慶應義塾大学大学院 非常勤講師

プロフィール
1979年大阪府生まれ。米国シリコンバレーの音楽配信スタートアップでクリエイティブ・ディレクターとして従事。

帰国後、表参道でデザイン会社を創業。上場企業や官公庁など多くの実績をあげる。2011年の東日本大震災を機に「ビジネスで地域課題を解決する」を使命に活動を開始。テレビ東京「ガイアの夜明け出演」。全国で10箇所以上で地方創生プロジェクトに携わる

2017年4月新富町役場が設立した地域商社「こゆ財団」の代表理事に就任。1粒1000円ライチの開発や農産物のブランディングでふるさと納税の寄付金を累計100億円以上集める。「世界一チャレンジしやすい街」というビジョンに起業家らが集まる街になり、2018年12月に総理大臣官邸にて国の地方創生の優良事例に選定される。2021年総務大臣賞を受賞。

2019年10月に農業課題を解決するために収穫ロボットを開発するAGRIST株式会社創業。代表取締役CEO就任。地域金融機関やVC9社から資金調達。2022年農林水産大臣賞、2023年世界最大級のテクロジーの祭典CESでProduct Innovation Awardsを受賞

その活動は国内のみならず、CNNなどでも報道され、Forbes Asia 100にも選出されグローバル企業としての評価を受けている。

メディア掲載
テレビ東京「ガイアの夜明け」、NHK WOLRD、日経MJ(1面全面)、日本農業新聞、CNNほか多数

主な学歴
SBI大学院大学 MBA経営学修士(専門:起業家精神)
スタンフォード大学 Innovation Master Series 修了

論文
一橋ビジネスレビュー

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SNS
facebook: https://www.facebook.com/junsaito
twitter: http://twitter.com/junichisaito
instagram: https://www.instagram.com/junichi.saito.1979/

参考動画
TEDxShitomi の動画


自己紹介スライド


その他の活動
コーチングトレーニング応用コース 修了 (CTI ジャパン)
次世代リーダー育成ISLアソシエイトプログラム 修了 (NPO法人ISL)
日本元気塾「藤巻塾プログラム」 卒塾 (森ビルアカデミーヒルズ主催)
地域経営・リーダーシップ研修プログラム 修了 (松下政経塾主催)
咢堂塾21 修了 (尾崎行雄記念財団主催)
グローバル起業家等育成事業米国派遣プログラム (経済産業省)
地域再生実践塾「ツーリズムによるまちづくり」「まちづくりにおける協働の役割」「文化・芸術によるまちづくり」など9課程を履修・修了 


プロフィール写真


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photo by Waki Hamatsu

ストーリー

私は、1979年に大阪府箕面市に生まれ、奈良県の緑豊かな田舎町で育ちました。幼少期は大自然の中を遊びまわっていました。

小学生のときは、長崎県の小さな漁村で、朝どれ魚をいただく「おすそわけ」文化の中で育ちました。中学校から高校にかけては、再び奈良に戻り、バスケットボール部の主将として青春を過ごしました。

そして卒業後は、地元の大阪府吹田市にある関西大学に入学しました。

大学で人生に悩む

大学に入るという目的を達成してからむの自分は、目標を見失い「人はなぜ生きるのか」深く考えるようになりました。

答えのない禅問答の日々とそんな自分自身に嫌気がさしていました

「人生は一度きり」「いつかは永遠にやってこない」「とにかく変わりたい」

そんな強い思いだけで、アルバイトでためたなけなしお金と、英語も話せないまま、小さい頃からの夢だったアメリカに渡りました。

渡米した先が偶然シリコンバレーだった

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写真:シリコンバレー生誕の地と呼ばれるガレージ

行き先は、偶然にもシリコンバレーでした。代理店の方に紹介していただいたところが、スティーブ・ジョブズも非常勤講師をつとめていた全米2位(当時)のコミュニティ・カレッジでした。

スティーブ・ジョブズがいたこともあって、最新鋭のMac機器や学習プログラムが整っていたことは、とても運が良かったと思います。

卒業後は、インターンで入ったシリコンバレーのITベンチャーにビザサポートしていただき、最終的には全米向けの携帯音楽配信サービスのブランディング、マーケティングを担うマネージャーを務めることになりました。

生まれ育った日本に恩返しがしたい

シリコンバレーの仕事は最高に刺激的でした。一方で、培ってきた知識や経験を日本に還元したいという気持ちが芽生えてきました。ちょうど会社で事業の転換期に差し掛かっていた私は、帰国を決意しました。

そして、2011年の東日本大震災をきっかけに、「ビジネスの地域の課題を解決することで、持続可能な地域づくりを実現する」ことに、人生をかけようと決めました。

今でも、見たことのない震災後の景色、ヘドロのにおいは鮮明に覚えています。

シリコンバレー流地域づくり

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写真:クラウドファンディングを活用した地域づくり(FAAVOスクリーンショット)

私は、持続可能な地域を作るためには、補助金に依存しない地域のビジネスモデルが必要であると考え、地方自治体と連携し起業家育成塾を開講しました。

講座で終わるのではなく地元の起業家らと共にクラウドファンディングを通じたプロジェクトをいくつも立ち上げ、補助金に依存しない持続可能な地域ビジネスのモデルを構築しました。

その活動は、テレビ東京「ガイアの夜明け」や日経新聞で「シリコンバレー流地域づくり」として全国放送などで幅広く紹介されました。

そうした実績を評価していただいたことから、2017年4月に宮崎県新富町役場が設立した地域商社としての機能をもつ「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構」(略称:こゆ財団)の代表理事に指名していただき、就任しました。

1粒1000円のライチを開発。稼いで町に再投資

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こゆ財団は、まず地域の特産品であるライチをブランド化し1粒1000円のライチを開発しました。糖度15度以上50g以上のライチを「新富ライチ」として販売したところ空港、大手百貨店で大ヒット商品となりました。

そして、こゆ財団は自主財源を活かして、地域ビジネスの作り方を教える人材育成塾「宮崎ローカルベンチャースクール」を開講。ローカルベンチャースクールの卒業生らが移住し起業家としてが活躍をしています。

地方創生優良事例に選出される

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*画像は首相官邸ウェブサイトより

2018年11月にはこうした取り組みがきっかけで、内閣官房「まち・ひと・しごと創生本部」から地方創生優良事例に選出していただくこともできました。

まさか人生で、総理大臣と首相官邸でお会いする日が来るとは、思いもしませんでした。現在も、地域づくり、人づくりを軸に全国各地で活動していて、その様子は、テレビや新聞などの各種メディアで幅広く紹介されています。

知恵と経験をシェアする場としてのnote

noteでは、これまでの経験やノウハウを、地域活性化を促進するために、より多くの人にシェアしたいと考え、情報発信をしていきたいと思っています。

1記事ごとにテーマを分けて、ビジネスや日常生活にも役立てる内容をおりまぜ、なるべく費用対効果がとれる内容にしています。興味のある記事からお読みください。どうぞよろしくお願い申し上げます



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