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ハンガリー舞曲第5番(J.ブラームス)
ジャンルのお話。 音楽ジャンルとは音楽売る人たちが売りやすい用に勝手にカテゴライズしているものだと思っている。 ボクの師の師である菅野光亮氏は 「音楽にジャンルなんてありゃしない。あるのは良い音楽と悪い音楽だけだ」 とおっしゃっていた。 ボクは自分が制作に関わった音楽とそうでない音楽、、、だけかなぁ。 バックボーンやスタイルからジャズ寄りであることは否めない事実ではあるが、 ジャズミュージシャンとレッテルはられるのはちょっと抵抗ある。 ここのようなお遊びの音を作ってるところでは全く問題がないが、経済活動上の話となると問題大有り。 仕事はいわゆる劇伴が多いのだが、監督なり演出なりプロデューサーさんが音の発注をする際に潜在意識として働きこいつにはこれ無理だろう!と思ってしまうこともあるからだ。 オーダーがあればシンフォニックなものもやりますし、純邦楽もやるし、J-POPでも東方系でもなんでもやりますよ(と涼しい顔をしながら冷や汗タラタラ帰って勉強、、、という立場が好きなのですw) ここでのお遊びは、イージーリスニングとかスムーズジャズにカテゴライズされるものしか出してないんですけどね。 で、この曲。 細分化されたジャンル分けでは「ロマ」と言われてるんじゃないかと思う。 「ロマ」好きかも、、、 有名な曲では「ツィゴイネル・ワイゼン」とかここでもやった「チャールダーシュ( https://note.mu/junmatsuoka/n/n7521d088b0d7 )」などがあります。 ちょっと深く研究してみようかねぇ。。。
エリーゼのために(L.v.ベートーヴェン)
ブサメンキモオタおっさんが若くて高貴なお嬢さんに恋をしたお話なんだが、、、 このエリーゼは誰なのか?って研究が今も続いているらしい。 エリーゼさん可愛そうだからやめとこうよ。 (個人的には有力視されてる人は違うと思ってますけど・・) 古今東西、皆さんお好きなんですよねぇ。 人の恋路を云々する奴は馬に蹴られて死んじまえ! イケメンでも女性に恋して口説く姿ってとっても不格好なんじゃないでしょうか? ボクとかべーちゃん(親しみ込めてそう呼んでいます)のようなブサメンが 女性を口説く姿ってめっちゃかっこわるいぞ~!見るな!って言いたい。 笛入れる予定でしたが、暑いので断念。 及ばざるは過ぎたるより勝れリ!
カノンより(J.パッフェルベル)
中学までの音楽の授業きちんと聞いていた人(ボクも含めてほとんどいないと思うがw)は記憶していると思われるが、クラシック音楽は大別して「絶対音楽」と「標題音楽」に分けられる。タイトルが番号だったりするのが「絶対音楽」、「ます」とか「トロイメライ」のような言葉によるタイトルが付いたものが「標題音楽」と呼ばれる。 間違いやすいものとしてベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は絶対音楽。ウィルヘルミのG線上のアリアは、バッハの曲の時点では絶対音楽、「G線上の」を冠した時点で標題音楽と解釈される。 さて、このカノンは・・・ これは絶対音楽! この絶対音楽には演奏形態やリズムをタイトルにしたものが多い。 メヌエット、ロンド、フーガ、タランテラ、ファンタジア、、、 このアレンジの大元はカノンですがこのアレンジはカノンではありません。 カノンって名乗っていいのかいつもなんか気持ち悪い。