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リサーチ理論:たまねぎモデル

概要

論文を書いているすべての人に知ってもらいたい、研究するときに用いる手法を体系整理したモデルです。

たまねぎモデルは正式には「Saunders' Research Onion」と呼びます。Saunders (2007) によって発表されました。これは、研究のための効果的な研究方法論を開発するためのガイドラインを研究者に提供する、広く使用されているモデルです。作者が使用しているフィギュアがタマネギによく似ていることから「リサーチオニオンモデル」と名付けられました。下の図は、研究方法論の開発に使用される手法を表しています。

たまねぎモデル図

たまねぎモデルは、研究方法論を作り上げる際の様々な決めごとをシンプルに体系整理しています。タマネギの外側から内側に向​​かって作業を行うことで、哲学的なものから戦術的で実用的なものまで、多種の選択肢によって対応することができます。たまねぎモデルの構造は方法論を説明する章の構造に適用できます。

参考書籍

このような考え方をモデル化したビジネスフレームワークは『フレームワーク使いこなしブック』(日本能率協会マネジメントセンター)で詳しく解説しています。この本は、新人の東むぎ夫がフレームワークを使って課題を解決していくストーリーを追いながら、フレームワークを学べるしかけになっています。「わかる」レベルから「使える」レベルに無理なくステップアップできます。

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